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生徒にひどいことを言われたことは?
高校の教員をしています。世間ではろくでもない教師の事件が多く、事件になるほどでなくても変な教師ややる気のない教師は多いようで、ここのサイトでも教師批判は多く見られるような気がしますが、まじめにやっている教師たちが励ましあうようなサイトはないのでしょうか。私はまじめにやっているつもりですし、力量もまったくないというわけではないと思うのですが、生徒に暴言を吐かれてとても傷ついています。そんなときの気持ちのやりすごしかたなど、経験談をうかがいたいのですが・・・。
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No.6のmayuri212です。 質問者さんがどのように受け止めるかわかりませんが、「頑張って」という言葉はときに残酷です。頑張って頑張って、頑張り続けて追い詰められている状態の人にこの言葉をかけると「これ以上何をどう頑張ればいいの?」とさらに追い詰めることになります。 私が勤務する学校はここ数年で荒れ始め、現在ではほとんど全ての教員に対する暴言や侮辱的な発言が横行し、暴力(的)行為もあります。そのような中で私は2度の休職経験がありますが、どちらも「頑張りすぎた」結果と思っています。1度目はある日突然学校へ行けなくなりました。出勤の準備はできているのに身体がどうしても動きませんでした。2度目は授業を最後まで踏ん張ることができず「職場放棄」しました。この時は即入院でした。 「頑張る」ことは美徳のように思われているようですし、教員もよく生徒にかける言葉の一つだと思いますが私は慎重に使うようなりました。人生の中では頑張ってはいけない時期、場合もあると思います。この場合では生徒の暴言を正面から受け止めないで、なんとかかわしてあとに引かせずしのぐことです(我慢するという意味ではありませんよ)。仕事は最低限こなせればよしとして(ハードルはできるだけ低く設定)、その間にご飯をたくさん食べて質のよい睡眠をとってエネルギーをためることです。 心に余裕ができたら、暴言を吐く生徒(達?)に1歩近づいてみてください。意外と本音が聞けたりして拍子抜けするかもしれません。私は暴言を吐く生徒から、教師という存在そのものがエリートっぽくて気に入らないなどの話を聞いたことがあります。少し近づくことができると案外気楽に話しかけてくれるようにもなりました。質問者さんはご自分のことを「臆病」と表現されていますが、臆病なら臆病でいいと思います(別の面もあると思います)。等身大の自分で生徒に接することが大切です。 気になったのは学校の体制として生徒の暴言の問題をどう取り組んでいるかということです。担任や他の教科担任との連携、管理職の考えなど。小さな?ことを見過ごしていると崩れるのは早いものです。 2度も休職し同僚や生徒に迷惑をかけて、それでも教員という仕事にしがみついてるのは高校生という人生の中でも微妙な年代の生徒達と触れ合いたいという思いと勉強が好きでそのおもしろさを共有したいからです。 質問者さんの今のおつらい状況が自分のことのようで、胸が痛みます。頑張れないときは頑張らないで、エネルギーがたまったらどーんといきましょう。
お礼
ありがとうございます。 私も今、もう少し頑張れるのか、もうダメなのか、心の声に慎重に耳を傾けるようにしています。でもこれだけは言えるのは、私は「やれることはやっている」ということです。そういう意味では、「等身大の自分で接することが大切」といっていただくと、とても安心します。やれないことはやれないのですから。