以下のとおりお答えします。
小学校高学年といえば、第2反抗期の始まりのころですね。反抗期は、成長の証しと言われます。《自分は自分》という「個」に目覚めるのが最大の特徴です。その最たる現れの例が、人に言われてやることを極度に嫌うことです。そこに持ってきて、親の側は子どもを自分の分身か悪くすると所有物のように考え、「しつけ」と称して一方的な押し付けをやってしまいがちです。第2反抗期以降は、もう子どもというより対等な人間同士と考えましょう。少なくとも、「宿題をしなさい」というのは、むしろ親の思惑とは反対の、逆効果を生んでしまう元凶だと思います。そこで、私のお勧めは次のとおりです。
失礼と存じますが、単刀直入に申し上げます。親は子どもに宿題をせき立てるより前に、《勉強の楽しさ》を伝える、共感するのがよいと思います。(私は毎月発行の「子どもチャレンジ」という学習総合雑誌を使いましたが)今はPCを活用したいろんな教材がありますね。勉強の楽しさを経験すれば、せき立てなくても、どんどん自発的に学ぶようになります。その意味で、僭越ながら、doki-dokinさんは親として推奨されることの逆をやっていた、ということになるかもしれません。
実は、わが家にも、同じ年ごろ(6年生)の孫がいまして、3,4年生のころまでは険悪な状況でした。母親(私の娘)が怒鳴ってばかりいたからです。あるとき、「自分が子供のころのことを思い出して、同じようにやる」ことを勧めました。すると、孫も徐々に自発的学習をするようになり、今では嬉々として学校に通っています。(こっそり成績を見たら、3年時に比べかなり上昇していました。)
おっと、自慢してすみません。楽しくやることの効用の例を示したかったので、つい我田引水をしてしまいました。とにかく、子どもに「勉強って楽しい」と感じるようにさせてあげること、これが親としてできる最高の「道しるべ」だと思います。子どもの「やる気なさやぐずり」を嘆く前に、親として何をすべきかを熟考なさることをお勧めします。「育児は育自」とも言いますね。《子供学》をよく研究なさって、しかるべき手ほどきをなされば、必ずや子どもさんの方も応えてくれるはずです。
ということで、doki-dokin様、どうぞお子様と明るく楽しく!
ご好運をお祈りします。 ^o^🚩
お礼
御丁寧な回答ありがとうございます。 第二次反抗期の入り口ですね。私が何か言うとすぐイライラします。立派に成長しているんですね。 1人の人間として対等にみなければいけませんね。勉強の楽しさ・・なかなか教えるのが難しいです。