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トム・フォードはサンローランへ行きましたが・・・デザイナーとそのブランド製品について

トム・フォードファンだから、という理由で、ここ数年GUCCI製品(主にバッグ)を愛用してきました。彼のコレクションに出している作品が好きでした。が、トム・フォードがGUCCIを離れてしまい、最近、購買意欲が低下しています。 しかし!ちょっと思ったのですが、トム・フォードはGUCCIの服はデザインをしていましたが、その他、バッグや香水などその他の製品については、企画・製作・デザイン等についてどのように関わっていたのでしょうか?GUCCIとトム・フォードについてではなくてもかまいません。以前、シャネルの服をカール・ラガーフェルドがデザインしていました(今も、かな??)が、そのように、高級ブランドの看板デザイナーは、服以外の製品製作にどのように携わるのか、ご存知の方いらっしゃったら教えてください。

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  • ベストアンサー
  • todoroki
  • ベストアンサー率48% (2274/4691)
回答No.1

 サンローランの洋服ではなく化粧品を長く愛用しています。 そこでトム・フォードが来る前と比較しての違いをお話します。  スキンケアシリーズなどには変更はありませんでしたが 何が違うかといったら、まず店舗のイメージががらっと変わりました。 以前は大手町OLご用達と言われたサンローラン定番のピンクのイメージのごてごてした制服だったのが 黒のシンプルな上下に変わりました。 BAさんの髪型も変わりましたよ。 百貨店の中の店舗だったのですが、黒を基調としたシンプルなものに変わったので もう少しで迷ってしまうところでした。 あまりの違いに、どうしたんですかぁ?と聞いたら 「トムの趣味なの」と冗談めかして答えていましたが 本社からの指示であることは疑いありません。 新しく出たフレグランスも、ボトルがシャープなイメージで メイク用品の色やプロモーションもシャープといったイメージに統一されました。  以上のことから推測ですが バッグや靴については当然デザイナーとしてデザイン段階から携わるでしょうが コスメについては素人なので直接は携わらなくても ブランドイメージについてはプロモーションの仕方からケースに至るまで すべてを統一するように指示を出しているのでしょう。 香水については、デザイナーが「こういう雰囲気で作ってほしい」と指示を出して それに基づいて調香師が完成させた香水というのを聞いたことがあります。 そういう形で専門以外のブランドイメージをつくりあげるのではないでしょうか。

noname#33169
質問者

お礼

サンローランの店舗のお話、とても面白く読ませていただきました!ありがとうございました。 最近、百貨店の化粧品コーナーめぐりをする機会がなく、todorokiさんのご意見とても楽しく拝見しました。YSLがシャープなイメージに変わるって、なんだか想像できないですね。ほんとピンクこてこてのイメージしかないです。ということは、まさかあの、口紅の容器(?)のゴールドも変わったんでしょうか?!まさかまさか・・・さっそく、アットコスメで確認しようと思います。 ご意見ごもっともですね。ブランドイメージはデザイナーが作るはずですものね。とっても説得力のあるご意見ありがとうございました。

その他の回答 (4)

noname#155689
noname#155689
回答No.5

>デザイナーもやっているディレクターという理解でよいですか? 私はそこまで詳しいことは知りませんが トム・フォードは、例えばアレキサンダー・マックイーンのように テイラー経験のある人ではありません。 コチラの記事が参考になりそうです。 http://www.tsushin.tv/begin/whats_d.html もし、見つかれば、ですが コチラなんぞを読むと楽しめるかも知れません。 http://www.outlogic.co.jp/modules/xfsection/article.php?articleid=17 あきらかに、全ての商品のデザインが トム以降に変わっているようです。 最後に、個人的にはユニクロあたりがトムを起用すると 面白いのに、とか思っているんですけどね。

noname#33169
質問者

お礼

個人的にはユニクロあたりがトムを起用すると 面白いのに、とか思っているんですけどね。 ↑大うけしました!!でも、ユニクロもセオリーを買収した効果はなにかあったのでしょうかね~。まだコラボ製品とか出てないですよね?野菜を売るとかいっていた企業がセオリー買っちゃうなんて、ほんと仰天としかいいようがないです。 ご紹介いただいたサイトをあとでじっくり見てみようとおもいます!ありがとうございました!

noname#33169
質問者

補足

こちらの補足欄お借りして、みなさまにお礼申し上げます。おばかな私にも理解できるような詳細なご説明本当にありがとうございました。 また、みなさんのご回答とても楽しく拝読いたしました。とても楽しかったので、あまり締め切りたくはなかったのですが、あまり自分の無知を長く晒したくないので(汗)そろそろ締め切ります。 また機会がありましたらよろしくお願いします。

noname#155689
noname#155689
回答No.4

トム・フォードというのは ファッション・デザイナーではなく クリエイティブ・ディレクターなんですね。 さらにいえば、ファッションの世界において初めて クリエイティブ・ディレクターという職種/肩書を 定着させた人なんですね。 そう、つまり「デザイナー」ではなく「ディレクター」なんです。 GUCCIのクリエーションをディレクションしている人なんです。 私は広告の世界の人間なのですが 広告では随分前からクリエイティブ・ディレクターという 肩書が定着しています。 クリエイター(デザイナーやコピーライターなど)を まとめるのがクリエイティブ・ディレクターの役割です。 ファッションと広告は全く同じではないでしょうが トムはグッチの全製品の企画・製作・デザイン等から 発表会~店舗周り~広告まで全ての方向性出しとチェックをしていた と聞きます。 シャネルのカール・ラガーフェルドだって かなりの広範囲に渡って発言権・決定権・責任を持っているでしょうが トム・フォードの場合は瀕死のGUCCIを再生させる というミッションが与えられていましたから デザイナーという範疇を超えていた、あるいは デザイナーという領域にこだわらず 早い話がビジネス面をかなり意識して GUCCIの全活動におけるかなりの部分を 統括的に見ていたのでしょう。 そして、彼とともにGUCCIを去るドメニコ・デ・ソーレが 財務など残りの部分を統括的に見ていたのでしょう。 >高級ブランドの看板デザイナーは >服以外の製品製作にどのように携わるのか ケース・バイ・ケースでしょうね。 トムの成功で、多くのブランドが彼のようなスターデザイナーに 大きな権限を与えるようになりました。 ディオールにおけるエディ・スリマンなんて 最たるものでしょう。 一方で、トム追放の最大の原因になったとも言われる スターデザイナーに大きな権限=責任を与えたことが ギャラの高騰化を招きました。 GUCCIは権限と責任を分散し 各々のギャラを抑えるといった方向に経営をシフトしたわけですよね。

noname#33169
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます! 広告のクリエイティブディレクターと対比しながらのご説明、とてもわかりやすかったです。 >さらにいえば、ファッションの世界において初めて クリエイティブ・ディレクターという職種/肩書を 定着させた人なんですね。 ↑面白いですね。マネージメントの才能もあったということでしょうか? それにしても、いまでも、ショーの最後にちらっとカーテンの陰から出てくるトムの姿が忘れられません(涙)

noname#33169
質問者

補足

すみません、細かいことですが、ひとつお聞きしてもよろしいですか? >つまり「デザイナー」ではなく「ディレクター」なんです。 GUCCIのクリエーションをディレクションしている人なんです。 ということですが、デザイナーもやっているディレクターという理解でよいですか?

  • cprn
  • ベストアンサー率32% (45/138)
回答No.3

こんにちわ、もともとトムはクリエイティブディレクターとして働いていたのでブランドの方向性自体を決めるべく全ての事に携わっていたのでしょう。服にしてもそうですが、それ以外のものは特に#1、#2さんのいうように方向性を決めそれをスタッフにまかせ最終決定を判断するというような流れだと思います。現実に本人がデザインするのは、そんなに多くはないかと思います。トム以前のグッチは格こそ高いブランドでしたが経営的にはひどいもので(この時代のブランドはどこもそうですが)完全なイメージチェンジが必要だったのです。その仕事を完璧にこなしたのがトムですね。通常であればもっと有名なデザイナーをもってきてマイナーチェンジぐらいでおさえるのですがグッチの場合は同じブランドとは思えないような変身ぶりでした。カールラガーフェルドのようにシャネルというイメージを崩さず新しいデザインをする事も多いですよね。ほとんどこのパターンですが、この場合は服関係だけのデザインだと思います。雇われデザイナーで全てに関係したのはトムが最初かもしれませんね。企業力の強いブランドは、どうしてもブランドイメージを守りたいのでしょうね。

noname#33169
質問者

お礼

cprmさんありがとうございます! トム以前のグッチを実はあまり知らないのです・・・。自分の親がグッチ製品はあまり持っていなかったもので、グッチというブランドそのものに興味を持てなかったのかもしれません。でも、あの、緑と赤のリボンのイメージはずっとありますね。ある日、ファッション通信をまだテレ東で放送していたころ、コレクションでトム・フォードの服が出てきて、それで、きゃあ~~(目がはぁと)になってしまいました。 グッチグループはトムさまさま、だったわけですね、勉強になりました!

  • chiychiy
  • ベストアンサー率60% (18621/31020)
回答No.2

こんばんは すみません。もしかして、お話が前後していたら、申し訳ないのですが、トム・フォードはサンローランから昨年離れてますよね? また戻ったということでしょうか? やめた理由にサンローランの件が大きく関わっていたことをご存知ですよね? サンローランはパリの老舗です。やはりアメリカ人のトムにはデザイナーをやらせたくなかったと言うのが本音のようです。 でも、トムはサンローランのデザインを手がけたかった。 結局決裂してグッチグループから撤退したと言うのが真相だと思うので、サンローランに戻ったらなら驚きです。 さて、ご質問の小物などですが、GUCCIの場合(byトムフォード)と書かれているアクセなどは 彼がじきじきにデザインしたものです。 その他、バッグなどはコレクションラインのものから、 それに付随したものなどは、多分デザイナー以外の人がある程度立ち上げ最終判断は本人が下すものと思います。 この位置にいた確か3名が現在のGUCCIのデザイナーになっています。 忠実にトムのデザインを引き継げるということでしたが、中々難しいものがあるようです。

noname#33169
質問者

お礼

詳しいご説明ありがとうございました。 イブサンローラン自身はおととし引退したんですねー。chiychiyさんが書いてくださったことをもとに、ウェブで検索してみました。いろいろと勉強になりました! グッチのアクセサリーは買ったことがないので、by Tom Fordと書いてあるものがあるとは知りませんでした。 それにしてもトムは今度はどこに行ったんでしょう??

noname#33169
質問者

補足

す、すみません、きちんとした事実を確かめもせずに・・・。私の完全な勘違いです。去年だったかGQにトムフォードのロングインタビューが載っていて、それに「ボクはもう若くないからYSLのデザインを担当するようになったんだ。」みたいなことが書いてあったと思うんです。(これもうろ覚えです(汗))で、その記事を読んだことと、トムフォードの退任の発表(これは去年11月でいいんですよね?)がオーバーラップして、グッチを去り、サンローランに行ったものだと思っちゃってたんですよね。PPRがYSLを買収していたのも知りませんでした。 ごめんなさい、ちゃんと確認しますね。回答者さんではなく、この記事をその他の読んだ方にリンクを念のため貼り付けておきます。 http://www.vogue.co.uk/whos_who/Tom_Ford/default.html

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