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人生について
「人生」と言うと壮大な感じがします。 私たちは最初は皆赤ん坊だったはずです。 そして老いていき死にます。 僕は現在33歳です。別に歳を取りたくないとか思っているわけではありませんが、現在は超高齢社会でしょう? 一体どのように身を処していけば良いのかなと時々考えます。 父親も現在69歳ですが、糖尿病とか腰部脊柱管狭窄症など患っています。歳を取ると色々な所が悪くなっていきます。母は肺炎で他界しました。 こうやって書いていて思うのは釈迦が云う「諸行無常」とか「生老病死」などです。 どうでしょうか?誰だって歳は取るんですよ!他人事じゃないんです。 いくら名誉ある職に就いたり、高学歴、高収入、イチャイチャしている若者だって、平等に歳を取ります。 長くなると回答が付きにくくなるので、ここまでにしておきますね。 皆さんは「人生」とかについて、どう思いますか? 回答宜しくお願いします。
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質問者が選んだベストアンサー
「人生」・・・ 少し悩んでしまいますね(汗 50代になりました(気持ちは30代のままです)が、孔子のいう通りのような気もしています。 “『子の曰く、吾れ 十有五にして学に志す。 三十にして立つ。 四十にして惑わず。 五十にして天命を知る。 六十にして耳順がう。 七十にして心の欲する所に従って、 矩を踰えず。』 (為政編) 意味は、 わたしは十五歳で学問に志し、 三十になって独立した立場を持ち、 四十になってあれこれと迷わず、 五十になって天命(人間の力を超えた運命)をわきまえ、 六十になって人の言葉がすなおに聞かれ、 七十になると思うままにふるまって、 それで道をはずれないようになった。“ https://matsutanijuku.com/4924 科学的に見て、私たちを構成する物質の最小単位はわかっている範囲において、「動きを見ようとすると位置がわからなくなり、位置を知ろうとすると動きがわからなくなる」のだそうです。簡単に言ってしまうと、「物質は人が見ようとする行為や意思に反応してその姿を変えうる」と言っても過言ではなく、平たくいうと、周りは人の見たいようになる(かもしれない)。 物質の云々ではなく、心理学的にもそうかもです。 アルベール・カミューの「シューシポスの神話」は不条理について書かれたものです。シューシポスが岩を坂の上まで上げると神々がその岩を転がして、地上に戻してしまう。それをなん度も繰り返す罰です。側から見ていて不条理で無意味なこと、なんと哀れな姿なのだろうと思うものですが、シューシポスは時々笑っている。どうやら、シューシポス本人は、その工程を楽しんでいるかのようなのです。 https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%9D%E3%82%B9%E3%81%AE%E7%A5%9E%E8%A9%B1 ヴィクトール・フランクリンの「夜と霧」には、ホロコーストで、ユダヤの人々がシャワー部屋と偽ったガス室に送られてしまう状況下において、人々の葛藤が医師である筆者の目から語られます。絶望に暮れた人は、疑心暗鬼や恐怖に駆られ体の免疫力が落ちて、ガス室に入る前に死んでしまう。ガス室に入る直前まで、この収容所を出たら、こんなことをするんだ! と夢を持っている人たちで、ガス室に入れられなかった人々が生き残ったというような見立てです。 https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%9C%E3%81%A8%E9%9C%A7_(%E6%96%87%E5%AD%A6) 周りの人から見てどんな絶望的な状態でも、本人の意思の持ち方次第で、どんな優良な状態にもなり得る。これらの逸話はそんなことを言おうとしているのではないかと思っています。 個人的にアドラー心理学大好きです。 https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%BC%E5%BF%83%E7%90%86%E5%AD%A6 現実の見え方は、それをみる人々の視点と考え方によって大きく変わるのではないでしょうか。 質問者さんのいう通り、私たち人間の誰もが到達せざるを得ない共通の終着点は死です。(それさえも乗り越えようとしている危篤な大金持ちたちも大勢いますが、それはそれで頑張ってもらうとして・・・) 所詮、そこから先には、現世の富も名誉も持ち込むことができない(と言われている)。裸で生まれ落ちて、2、3才までの完全介護の結果この世に順応して、色々と体験しながら、最後は何も持たずに現世を離れると考えると、人生を評価するためには、この世をどうみるかによるのではないかとも思います。 私が「人生」の見方に一票入れたいのは、この世は巨大なテーマパークで、ジェットコースターやお化け屋敷など、ドキドキ、ワクワク、たまには、くだらないイベントやアトラクションがいっぱいあって、それを大いに楽しみましょうという考え方です。 せっかくもらった「人生」というアトラクションの入場券なのですから、十分に使って、味わいきって、現世にさよならしたいものだと考えます。 良い方向に進みますように! 参考になれば幸いです。
お礼