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ジェット機の量産化に失敗した日本はやはり三流国家?

ジェット機の量産化に失敗した日本は、所詮三流国家ということですか? MRJも日本の政官財による身の程知らずの背伸び、見栄っ張りだったということですか?

みんなの回答

  • kzr260v2
  • ベストアンサー率47% (852/1776)
回答No.6

規模が違いますが、HondaJetとの違いを見ると分かってくるかもしれません。 HondaJetは、 ・大きな設計変更はしませんでした。 ・設計開発の責任者を変えたりしませんでした。 これは大きいのではないでしょうか。 旅客機には認証を得られないと飛んではいけない決まりがありますが、大きな変更は、認証の手続きもやり直しになりかねません。しかし、設計変更を推し進めたのは「旅客機業界の流行に合わせて売れる旅客機にしたかった」ためのようです。大きな変更を選び、認証もやり直しとなり、開発期間は伸びるいっぽうでした。さらには開発責任者を何人か交代させています。 まあ、本当に一切売れない旅客機ならその判断も仕方ないですが、私の印象はそこまでではないと思いました。設計変更ではなく、「多少売れなくとも認証を得る」として、そのまま開発をすすめて、認証を得られた後に売れるような設計変更が望ましい結果につながったと思います。いっそのこと海外展開すら後回しにして、基礎技術習得のため国内向けの認証だけにする選択肢もあったと思います。 では、この「すぐ売れる旅客機にするために設計変更」を指示したのは誰でしょうか。私は政治家や官僚で間違いないと考えます。今の日本は30年くらい国家予算を増やしていません。店舗や企業、メニュー項目やサービス項目、楽曲や小説や漫画などなど、様々なものたちが増え続けているのにお金を増やさないと、お金の価値が異常に上がってしまいます。そんなケチケチで失策している日本政府が、クチを出さないことはありえないです。開発責任者の交代にもからんでいるでしょう。 なぜ政治家や官僚がこんなことをしたかというと、日本人にありがちな「真面目で効率化するのが大好き」だからです。この特性は技術者や職人や研究者やアーティストならば良い結果につながりやすいですが、政治家なら「少ない獲得票数で効率的に当選することを真面目に考える」となり、官僚なら「所属省庁や関連業界からの好評を効率的に得られるよう真面目に考える」となります。 >>ジェット機の量産化に失敗した日本は、所詮三流国家ということですか? 政治家や官僚は間違いなく二流以下です。三流でしょうね。ただ技術者や職人や研究者やアーティストなどには一流の人はいると思います。そんな人が世界から尊敬されているため、政治家や官僚は「我々も一流」と勘違いしている気がします。 >>MRJも日本の政官財による身の程知らずの背伸び、見栄っ張りだったということですか? MRJが少なくとも飛行し、購入の予約が付いたことから、それなりのものは作れたと考えます。獲得票数や評価を得たいがため、設計変更のクチ出しをしていることから、見栄っ張りというより、【自分の欲望に忠実だった】とか【自分は的確に指示できると勘違い】のほうが近いかもしれません。 見栄っ張り要素は確実にあります。MRJ計画を中止した理由として「現場の技術者が指示に従わなかったから」などを、おかかえ記者に記事にさせているからです。政治家も官僚も「自分のせいではない」としていますから、ここに関しては見栄っ張りで良さそうです。 日本は米国との太平洋戦争で敗戦して【戦争はいけないこと】の認識をするようにはなりましたが、太平洋戦争開戦前に負けると試算されたのに「やってみなければわからない」と開戦したり、体当たり攻撃や降伏させない指示が勝利につながると信じていたり、軍人軍属の戦死者230万人の内、半数は餓死者という凄まじい失策をしていたり、このようなやらかした部分については改善されていません。 その結果が現在の「行き過ぎた好景気を抑制できる消費税を、不景気が30年続いても継続」や、「MRJの失策」につながっているようです。日本のやらかし体質は変わっていないのです。 改善にはおおらかさが必要かもしれません。「日本全体を豊かに」とか「日本国民全員を幸せに」という考え方です。これは政官財だけでなく、我々国民全員レベルで考え方を変える必要があると思います。 以上、参考にならなかったらごめんなさい。

  • eroero4649
  • ベストアンサー率32% (11074/34518)
回答No.5

https://c-astec.sakura.ne.jp/merumaga2/AerospaceInfo2011_04912/ishihara_2011_049.pdf 2011年に書かれた古い記事ですが、なかなか面白いものでした。 この記事によると「いうたところで民間機の技術は軍事技術のおさがりだよね」ということです。たぶんそれは第一次世界大戦の頃から今もあんまり変わっていないのではないかなと思います。戦間期(第一次大戦と第二次大戦の間)の飛行機は、軽飛行機は戦闘機に転用するためのものでしたし、旅客機(輸送機)は爆撃機前提のデザインでした。 そういうノウハウがないのに民需期待で民間技術だけでやっていたら迷走してしまうのもむべなるかなって感じではないかなと思います。 身の程知らずだったというのであるなら、そういう基礎となる技術がなかったのにMRJを開発しようとしたことだったかもしれませんね。でもどんな技術もチャレンジがないと先がないですからね。

回答No.4

量産化に失敗と言うより、FAAでの型式認証に関するノウハウが全く無かったのが原因です。 世界を市場にするにはFAAの型式認可が必要です。しかし旅客機の開発はYS-11以降ありませんでしたので、認可の取得方法がよく解っていない。 例えば「エンジンが1つ停止した場合でも1時間以上飛行可能にする」なんて条件が具体的に定めてあれば証明できても、単に「安全に飛行できるようにすること」なんて書かれていると何を以て安全と言えるかを証明することが難しい。 多くの航空機を製造してるボーイングなどは慣れているためFAAが何を要求してるか分かってますが、日本は国土交通省自体も型式認可に関する知識がありませんでした。 これが一番の原因です。 https://toyokeizai.net/articles/-/70085 また、開発の継続も新型コロナの影響で航空機需要が落ち込んだこともタイミング的に悪かったですね。 航空機の製造技術は川崎重工が輸送機C-2や4発機の対潜哨戒機P-1も飛行し既に自衛隊で運用してるため、日本の技術が劣ってるとは思いません。

noname#262292
noname#262292
回答No.3

はい。それでよろしいかと思います。

  • mekiyan
  • ベストアンサー率21% (865/4003)
回答No.2

ヒコー機の最重要国はアメリカ。アメリカで売れる機種を作らなければ、いくら日本の要望に適した技術的に優秀なヒコー機を作っても、自己満足満足なだけで世界の空では飛べずで、撤退せざるえなくなります。いい物は作れば世界中どこでも売れると考えるアホがいたからです。 MRJも技術的には、世界に冠する優秀機なので身の程知らずの背伸びじゃないです。親方、世間氏ら図の見栄っ張りだっただけです。

  • p-p
  • ベストアンサー率35% (1978/5636)
回答No.1

国産といえるかどうかハテナですがホンダは量産化に成功していますけどね https://www.honda.co.jp/jet/ 他にも自衛隊のT2練習機、F1支援戦闘機、T4練習機は国産ジェット機です。 MRJの失敗は、飛行機の設計経験のあるベテラン技術者の言う事を あんな年寄りの意見なんか聞けないと飛行機設計の経験のない若い技術者が言う事聞かなかったのが原因とMRJの責任者が言われてますね。 さっさと使えない若い技術者を切れば海外からでも呼べば良かったと思います。 背伸び、見栄っ張りというのは当たってますね 若い技術者が謙虚にベテラン技術者の言う事聞いてればもっとうまくいったと思います。

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