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やむおえない!?
「やむおえない」 「せざるおえない」 過去にも同じネタは何度か出てますが、相変わらずこの表記をたびたび見かけます。一体どういう発想でどこで分離すればこのような表記になるのでしょうか。まさか「やむおえない」という一続きの6文字の単語とでも思ってるのでしょうか。発音ならまだしも、普通に日本語の教育を受けていればこの表記がおかしいのは一目瞭然です。 頭の悪いテレビ番組ならまだしも、割と真面目な場面でも頻繁に目にするのでやたらと気になります。
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本来ならこれらの表現は、「止むを得ない」「せざるを得ない」ですよね。 ところが、例えば前者なら、「止むを・得ない」のように、しばしば「止むを」のあとに小さくポーズを入れてしまう場合があります。するとそれが、「止むを(を)得ない」のようにと聞こえることがあります。 そこでこのカッコ内の小さな「を」を、「お~」と取って、これを「負えない」とか「終えない」、「追えない」などの冒頭部分と勘違いしてしまう人がいるのではないかと思います。そして、その結果、その人は、「止むを負えない/終えない/追えない」とか「せざるを負えない/終えない/追えない」のような字面を意識しながらしゃべってしまうのではないでしょうか。 以上が、「やむおえない」とか「せざるおえない」の聞かれるカラクリ、発想(の誤り)かな、と考える次第です。
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- 濡れ猫のミコ(@nurenekonomiko)
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a) 正しくは、「やむを得ない」ですよね。
- takochann2
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個人的にはほとんどの日常会話場面で助詞「を」を「お」と「を」の中間くらいの音で発音しているように思います。ただしをの発音は地域差もあるようです。言語の趨勢で「を」は退化して「お」になるのではないでしょうか。例えば「をみな」や「をんな」は文語でも「おみな」や「おんな」が正しい表記になっています。
お礼
語頭にくる「を」は「お」に置き換えても良さそうですね。ただ目的語の後に来る「を」は、続く語の頭に「お」が来ると読みにくくなります。「を」は発音とは別に文節を区切る役目もあると思います。「やむをおえない」ならまだ違和感は少ないかも知れません。
- takochann2
- ベストアンサー率36% (2420/6678)
考えてみたら私自身は会話では、「やもえない」と発音しています。
- takochann2
- ベストアンサー率36% (2420/6678)
やむをえない(止むを得ない)、せざるを得ない、だと思います。それを表音表記すると「を」が「お」になるのでしょう
お礼
普通の会話で「お」と「を」の発音を使い分けている人などいないでしょうね。そもそも「を」を「wo」と発音することを知らない人も多そうです。だとしたら全ての場面で「を」が「お」になりそうなのですが、他では見ないんですよね。
- 4500rpm
- ベストアンサー率51% (3211/6286)
言葉で聞くことは多いが、文章で読むことが少なく、きちんとした言葉を知らないからだと思います。 「「やむおえない」は語構成を「やむ」+「おえない」からなる語だと勝手に解釈して、「おえない」を「終えない」「負えない」「追えない」などと書かれることもあるようだ。」との見解もあります。 https://japanknowledge.com/articles/blognihongo/entry.html?entryid=301
お礼
そのように説明されても、いかんともしがたい気持ち悪さは残りますね。「やむ」+「おえない」なら普通は「やむをおえない」や「やむはおえない」となるはずです。口語では「学校行く」とも言いますが、書き言葉では「学校に行く」「学校へ行く」となるのと同じです。
- Nakay702
- ベストアンサー率79% (10005/12514)
お礼を拝見しました。 確かに「やむをえない」を「やむおえない」と書れるのは「気持ち悪い」ですね。 ところで、以下は、前便の「一文字多く聞こえた」説とは別の見方です。 無意識かも知れませんが、「同音異議の2音の一方を削除し、一方に集約する」行為の始まり、という解釈もあり得ますね。意識的にせよ無意識にせよ、多くの人がそう書くようになれば、好むと好まざるとに関わらず、そのように変化してしまう可能性はゼロではないでしょうね。 かつて用いられていた「わゐうゑを」の「ゐ、ゑ」を、それぞれ「い、え」に集約する動きは、鎌倉時代頃から始まったらしいですが、今ではほぼ完全に「ゐ、ゑ」は意識から消えましたね。そんなわけですから、もしかしたら、いつの日か「を」が忘れられて、「お」だけになってしまう時がくるのでしょうか?
お礼
なるほど、「を」が「お」に同化されていくということですか。そのうち「私わ学校え行く」などと表記する時代が来るのでしょうか。表記と言っても今時は手書きはほぼないですから、IMEに変換を任せれば書き間違いなど起こりようもないはずですが、わざと間違えて歪んだ自己アピールでもしてるのかと勘繰りたくもなります。 ちなみに「ゐ、ゑ」は私も使い方を知りません。昔はそんな文字もあったくらいの認識です。
- tetsumyi
- ベストアンサー率25% (1946/7535)
日本語って難しいから間違っている人がいっぱいです。 総理でさえちょくちょく間違って話してます。 偉くなると人の言う事は良く聞いてないし、注意する人も居なくなります。 恥ずかしいです。
お礼
本当に難しい言葉ならまあ恥ずかしいながらも笑い話に変えられるんですけどね。まあ「みぞゆう」はさすがに引きますけど、票田はあっても学のない政治家風情ならあり得なくもないかなと。それと比べても「やむおえない」は腑に落ちません。怒りも失笑も覚えずただただ不思議なのです。
- f272
- ベストアンサー率46% (8469/18132)
> まさか「やむおえない」という一続きの6文字の単語とでも思ってるのでしょうか。 それよりも「やむ」「おえない」の2語だと思っているのでしょう。 「やむ終えない」「やむ負えない」「やむ追えない」などの例もあります。
お礼
「やむ終えない」「やむ負えない」「やむ追えない」 どれも意味が分かりませんね。 その場合だと「やむ」とは何でしょう? 病む?止む? どれにしても日本語として不自然です。もしかして表記だけでなく意味も分からず使ってるんでしょうかね。
- maskoto
- ベストアンサー率53% (539/1011)
やむおえない これが正しい表記だと勘違いしている人が増えているのかもしれませんね… 現在ではこの表記は誤りですが、言葉は生き物と言われますから、この表記がおかしいと思わない人が増えてくれば、 やむおえない これも、正しい日本語だとされる日が来るのかもしれませんね
お礼
まあそれを言ってしまえば、確かにことわざや慣用句もしばしば間違った解釈がまかり通っていたりもしますが。「役不足」は誤解した使い方でも素直に受け入れられるのに「やむおえない」が受け入れにくいのは、なぜそのような間違いをするのか理解できないからだと思います。
お礼
なるほど、「お」が一文字多く聞こえたということですか。だとしたら「やむをおえない」と書きそうな気がするのですが。 しかしそういう意味なら「やむ終えない」のように書かないと意味が伝わりませんよね。ところが漢字表記は未だ見たことがありません。 「やむおえない」というひらがな表記があまりに謎で不気味で奇々怪々で、あほなYouTuberの発するジャンキーワードなら論外としても、まともな文章でこれ以上気持ち悪い日本語表現を他に知りません。