>来年の国民保険と住民税はいくらかかるのでしょうか?
いろいろな条件によって変わってきますが、東京都にお住まいで、収入は全額純然たる給与で、今年の国保や年金の支払いが合計20万、生命保険は加入なし、ほかの所得控除もなし、という条件で組み立てるとします。
600万(給与収入)-174万(給与所得控除)=426万円(所得)
http://www.taxanser.nta.go.jp/1410.htm
所得税
所得控除の合計
38万(基礎控除)+20万(社会保険料控除)=58万円
課税される所得
426万(所得)-58万=368万円
所得税額
368万円×20%-33万円=40.6万円
定率控除(<25万円)
40.6万×20%=8.12万円
所得税額
40.6万-8.12万円=324,800円
地方住民税
所得は同じ 426万円
所得控除合計
33万+20万(社会保険料控除)=53万
課税される所得額
426万-53万=373万円
都民税所得割(2%)
373万×2%=74,600万円
上記定率控除後の金額 63,410円
都民税均等割 1,000円 都民税合計 64,410円
特別区民税
373万円×8%-10万円=198,400円
上記定率控除の金額 169,590円
(定率控除による控除額限界は都区併せて4万円)
特別区民税均等割 3,000円 特別区民税合計172,590円
地方住民税合計 237,000円
http://www.city.shinjuku.tokyo.jp/division/260500zeimu/kazei.html
国保(20代で渋谷区在住と仮定)
237,000×2.04+29,400×1=512,880
http://www.city.shibuya.tokyo.jp/todoke/kokuho/hokenryo.html
つまり
所得税 324,800円3/15まで(延納可/ただし延滞税あり)
地方住民税 237,000円普通徴収の場合6,8,10,12月(または翌1月)
国民健康保険料 512,880円(毎月/額は5,6月で翌年と調整)
国民年金保険料 160,800円(毎月)
勝手に条件を設定しましたので、結果については一例とお考えください。大御所の方と住民税の数字が違いますし、責任は持ちません。ご自分のお住まいの都道府県、市区町村の条件に当てはめて再度計算することをおすすめします。端数処理も考慮していません。
>それで税金でたくさん取られ・・・なんの為に生きてるのか憂鬱になります。
諸税と社会保険料あわせても約124万円です。476万円は残ることになります。居住費+1人分の生計費を大目にみて年間340万としても、130万円以上は残る計算になります。(ちなみに私の生計費は居住費込みで年額100万円以下です)
3年で400万円貯まるなら十分生き甲斐となる数字かと思います。今の時代は、医者とか弁護士とか893屋さんとかの特権的職業でなければ過酷に働いて多めに稼ぐか、適当に働いて少ない収入に甘んじるか、極端にそのどちらかでしょう。
もし大きな借金を返しているとかでなければ、低収入でも楽しく働ける職場に転職をお考えになるか、自分自身に価値を付加するために資格をとるなどその労働力をランクアップさせる努力をおはじめになるのはどうでしょうか。
実際にこのような生活を続けてらしてお金が残らないなら、税金が高いとかの問題ではなく、消費生活に問題があると考えなくてはいけませんが、そのあたりもよくご考慮ください。
補足
アルバイトです。 経費とは通勤費とかのことでしょうか?