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死別経験者との再婚、遺品はどうされていますか。
約10年前に奥様を病気で亡くされた方(子どもなし)と再婚して3年になります。共に40代、私は初婚で子どもは欲しいですが今はいません。 仕事の都合でしばらく彼の家に週末通うという通い婚だったのですがようやく最近新居に越して同居しています。彼が引っ越すとき確かにいろんな日常品は「処分」してくれました。お仏壇とご遺影はリビングの真ん中にあってずっと「見られている」生活でしたが、引越の時に「写真は飾らない」ということを彼から言い出してくれて、それで十分だと思いましたし、お墓参りとお仏壇位牌のお世話は人として、後妻として大切にしなければと思って、今の新居に持ってきました。 「新居に持って行くのは仏壇と位牌だけ」、彼はそう言ってくれていました。奥様との思い出の写真や奥様愛用品はどうしているのか、というと実家に置いてあります。私の目に触れないところにあればいいと思っているのだと思うし、私もすべて捨てて欲しいと思っているわけではありません。あくまで彼のモノです。私がとやかくいうことではない、そう思っています。 でも、最近、新居に、奥様と使っていたお揃いの箱があることがわかりました。ミカン箱くらいの箱でしかありません。でも、私からすると3年間奥様のモノに囲まれて、奥様の存在に苦悩してきた頃を思い出させる箱で正直ショックでした。持ってこないといったのに・・・と。以前彼の家でその箱の中に奥様との結婚式の写真や奥様の愛用品が入っていたのを一緒に見たことがあったので(彼は平気でそういうのを見せる人です)、たぶんそれをそのまま持ってきていると思います。彼からすれば「俺の思い出ものモノだ、持ってきて何が悪い、すべて捨てろというのか」と怒ると思うと何もいえないし、実際そう言われても間違いではないと思います。でも、私は新しい家にある亡き奥様のモノはお仏壇とご遺影だけ・・・彼が私のためにそうケジメを付けてくれたと思ったからこそ、逆に私は奥様のことを大事に、毎日手を合わせ、我が家の守り神だと思って心から受け入れていたのですが、素直に心が持てなくなりました。私は心が狭いですよね。(もちろん、お仏壇を捨てたいと思っているわけではありません) 彼の実家にはたくさんの思い出の品があります。滅多にいかないご実家であればいいのですが、最近頻繁に行くようになり、視野に入るモノもたくさんあります。実家に保管するのは当然、仕方がないと頭では思うのですが、新居にもあり、実家にもあり・・・。彼は私との結婚にあたり何のケジメをつけてくれたのだろう・・・とモヤモヤしてしまうのです。確かに日用品は捨ててくれました。何度もいうようにもちろん、彼のモノであって私のモノではないし、他人のモノに口を出すのはどうかと思ってはいます。でも、結局、奥様の愛用品類はご実家にあって、一部新居にも持ってくる・・・一体今までと何が違うのか。と思うのです。私の目に触れないのだから口出しすべきではない、頭ではわかりますが、一方で思うのです、遺品が残っていることで私が苦しむことは何とも思わないのかなと。 夫婦といえども他人であり、個人だからプライバシーがあるのは当然です。だから新居での彼のモノを勝手に見たり触ったりはしていません。奥様との思い出の品であれば尚更私が勝手に何かすることは絶対にないし、彼のためというより奥様のためにも絶対にできないと思います。堂々と飾るわけでもなく、私の目に触れないのだから十分配慮している。頭ではわかるのですが。ばれなければいい、見つからなければいい、隠しておけばいい、俺のモノだから何もいわせない、・・・ある意味それもわかるんです。でも、もしそれを私が見たらどう思うか、そこへの配慮はなし、配慮する必要はない。それも当たり前でしょうか。これまで、私は彼のモノたちについて「捨てて欲しい」と言ったことも、実際に捨てたこともありません。尊重してきたつもりです。勝手に捨てたり、触ったりする権利もない。そうすれば彼は嫌に思うだろう、そう思うから、私が我慢すればいいと思って我慢してきました。それが後妻の務めだと。でも、私も人間なので、そんなに奥様との想い出が大事なら、私が不快に思ってもそれでも大事だというのなら、そちらを大事にしてください、といいたい気持ちが日に日に増してきました。彼なりの配慮に満足できなくなってきているのでしょうか。 私の狭い心、醜い精神を棚にあげて申し訳ないのですが、配偶者を亡くされた方、遺品はどうされてますか。どうされるおつもりですか。我が家の場合、実家が無くなったら(ご両親が他界されたら)どうするのか。そのとき彼が考えればいい、そうかもしれません。でも、私達も若くありません。いつどうなるかわからないのです。彼が私より先に死んだ時、彼の遺品を整理するのは私です。彼のモノだから触らない、触れない、というわけにはいかないのです。見つからなければいい、ではなく、残念ながら夫婦だから見つかってしまうのです。その意味で、夫婦は他人であって、やはり他人ではなく「夫婦」なんだと思います。彼が死んで私一人になったとき、「こんなモノもあったのか、残っていたのか」と知らされるのは耐えられないと思ってしまいます。想い出のモノを捨てられない、それは十分よくわかります。でも、それを残していることで大事だと思っている人が苦しむなら自分で処分する(供養する)という発想にはならないのでしょうか。私はそういう考えの男性および女性に出会ってきたことがあるので、それが「正解」とはまでは言い切れないけど、それを求めてしまっています。せめて正直に「ここにある、すてられない。だから俺が死んだ後は処分してくれ」と言われれば、夫婦として認められている気持ちがして「わかりました。私に任せてください」となるのですが、私の考えはおかしいでしょうか。 天国で奥様は彼を待っているであろうし、彼も奥様に会いに行くでしょう。この世で続かなかった本当の幸せな結婚の続きを始めるのです。それを私はこの世から送り出す立場ですし、彼がいい形で天国に行けるようにこの世では私が彼を支えていこうと覚悟を決めているつもりなのですが、私が彼の過去をも受け入れて二人で今からを作っていくという意味がわからなくなります。 引越前、彼の家にはかわいいあるキャラクターのぬいぐるみがいくつかあって、私はそれが奥様との思い出の品だと思うと複雑で一度もめたことがあります。彼は自分が好きで集めたキャラクターで、奥様が好きだったものではない、俺のモノだといいます。でも、一方で、奥様はそのぬいぐるみを棺の中に入れて欲しいという遺言を残していたそうで、実際に棺に入れたそうです。二人にとって大切なぬいぐるみ、キャラクターだったと思うのは私が間違っていますか?だからこそそのぬいぐるみを大切にしてください、私はそういう度量はありませんでした。私はそのぬいぐるみを見るのがとても苦しくてそれを伝えたことがありましたが、「捨てるのはちょっと・・・」と言われました。そのとき「私が嫌がっているのに捨ててくれないんだ」と思ってしまったことを覚えています。私がうぬぼれていたということですね。恥ずかしいです。引越の際、どうするのかと思ったら、大きな鞄に入れて実家に持っていきました。「大事なものだから捨てたくないから実家に置いておく」そう言われたらまだ納得いったかもしれません。でも彼は「ここに置いておいたら母親が捨ててくれるだろう、自分で捨てるのはできない」と言ったのです。私が抱いている感情とは別次元で彼はそのぬいぐるみに深い思い入れがあるのかもしれません。そこを理解してあげるべきだったのでしょう。でも、どうしてもできなかったし、今も実家には捨てられることなく置いてあるのをみると、確かに私が嫌がるから新居には持って行かない、という配慮はしたとは思えず、この人は私との新しい生活のために自分でケジメを付けきれないひと、付けようとはしてくれない人だと思ってしまいます。ぬいぐるみ=奥様への思いで、そのぬいぐるみを捨てること=私への確かな愛情、奥様<私という証、と私が考えてしまっていて、その自己中心的な考えがあるからダメなのでしょうね。 新居には仏壇お位牌だけ、そう言ってくれた彼の言葉を信じたし、実際箱が見つかってショックではありましたが、それでも、もっとたくさんあったであろう想い出の品を処分したのを引越で見てきたので、箱一つにとやかくいうのは後妻としてあまりに度量がない、と思うのですが、箱一つですが彼が拘って捨てなかったモノの大きさに押し潰されそうになります。彼なりにケジメをつけてくれている、でもそれはなかなか難しいこと、特にお見合いだったので急に奥様と同じ次元で夫婦関係になれるとは思ってはダメ、だから時間が必要、私との時間が楽しいと思える努力をしてきたつもりです。引越は二人の仲を一歩深める大きなきっかけだったはずなのですが、私が過大に期待しすぎたのでしょう。 後妻としての配慮って何なのか。彼の過去をすべて受け入れるということはどういうことでしょうか。小さな箱にさえ敏感になって、これまでの積み重ねが崩れていく気持ちです。 最近、お仏壇の前で涙が止まらなくなります。病気になるのが奥様ではなくて私だったらよかったのにと思う日々です。引越の時日用品を限りなく日用品を捨てれた彼、写真は飾らない、そう言ってくれた彼。それで十分だと思う、そう思いたいのですが・・・。 配偶者と死別された方、遺品はどうされていますか。そういう方と結婚された方、どのように対応されていますか。 よろしくお願いします。
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- karawane
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「Good friends are always together in spirit. (『Anne of Green Gables - The Sequel』)」 という言葉があるように、アナタ様が Spirits(=霊)を、どのように受け止め、 どのように考えているか……でしょうな。 アナタ様には、 自身の主観が大事なので しょうけれど。 All the Best. Adieu.
- mekiyan
- ベストアンサー率21% (908/4151)
亡くなれた奥様が、旦那をよろしくお願いしますと、あの世から出会いを作ったんですよ。 競争するようなことをする必要は何もなし。写真があっても、「おおきに~」と貨車の気持ちを持つことですがな。 私、8年前に妻に先に逝かれたヤモメの一人暮らしで、再婚どころか同棲する気もまったくなし。でも、一人寝が続くと人肌が恋しくなるので、「かあちゃん、誰か送って着てや~」ってお願い。そしたら、わたし好みの女性と出会いがあり、満足させてもらっています。添えらの女性も、アンタの奥さんが出会えるようにしてくれたんやと。
- zabusakura
- ベストアンサー率14% (2427/16190)
ここに書かれているように御主人に話せばいいのでは? 「新居に持って行くのは仏壇と位牌だけ」、彼はそう言ってくれていました。そう言ってくれたじゃない?って 亡くなった奥様との思い出に浸っていたいなら、なぜ再婚したの?って私の存在は何なの?って聞いてみればいいと思いますよ。