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「ても」「が」の違いについて
① 明日寒くても、海に行く(仮説条件) ② 明日寒いけど、海に行く(事実・単純逆接?) ③ 勉強しても、合格しなかった(事実・条件) ④ 勉強したけど、合格しなかった。 「ても」と「が」の違いは何でしょうか。 「ても」は前の文をより強調しているようにも思えるのですが ニュアンスの違いも教えていただけると、ありがたいです。m(__)m
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以下のとおりお答えします。 >「ても」と「が」の違いは何でしょうか。 「ても」は前の文をより強調しているようにも思えるのですが ニュアンスの違いも教えていただけると、ありがたいです。 ⇒以下のとおりお答えします。なお、《 》内にニュアンス(の違い)を説明しますが、これは辞書(広辞苑)の解説からの引用です。 お尋ねの語句(厳密には「辞」という)は、いずれも「逆接」を表す接続助詞ですが、細かく見ると、その意味合いは微妙に異なりますね。 A.「ても」・「でも」(接続助詞+係助詞) 1.《仮定の条件をあげて、後に述べる事がそれに拘束されない意を表す。》 →お書きの例文のうち、① 明日寒くても、海に行く(仮説条件)がこの例に当りますね。 つまり、①「明日は(寒くないと思うが)たとえ寒くても、海に行く」(仮説条件)といった感じですね。 2.《事実をあげて、それから当然予想されることと逆の事柄を述べるのに用いる。》 →お書きの例文のうち、② 明日寒いけど、海に行く(事実・単純逆接)と ③ 勉強しても、合格しなかった(事実・条件)とが この例に当りますね。 つまり、②は、「このごろは寒いので明日も寒いだろうけど、海に行く」(推量・単純逆接)といった感じですね。 ただし、③は、最後の動詞を少し変えると(1) の用法と同じ意味を表わし得ますね。 すなわちこうなります。「(たとえ)勉強しても、合格しなかっただろう」(仮説条件)。 B.「が」・「けれども」(接続助詞) 《前に述べた事柄から続くと考えられる事以外の事が続く意を表す。》 →お書きの例文のうち、④ 勉強したけど、合格しなかった。がこの例に当りますね。 つまり、「勉強はした、けれども、合格しなかった」(事実・結果)といった感じですね。
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- nagata2017
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出題がちょっと 「が」はどこに ? 「明日寒いが、海に行く 」でしょうか ? ても・・・・決定事項 が・・・・・義務的 というか 文法的な回答を求めているのかな。
お礼
ご回答ありがとうございます! 「が」と「けど」どちらもです。 ・寒いけど、海に行く。 ・寒いが、海に行く。 ・寒くても、海に行く。 以上の3つの違いを知りたいのです。m(__)m
お礼
詳しくご説明いただきありがとうございます。 内容をじっくり考えてみて、よくわかりました。 この度はご回答にお時間をいただき、本当にありがとうございました!