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基礎鉄筋の錆
現在ベースを打った後の鉄筋を組み終わったのですが4,5日雨続きで仕事が進んでいません。鉄筋部分にはブルーシートを掛けてくれているのですが錆が目立ってきています。このまま型枠を組んで生コンを流して大丈夫なのでしょうか?
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各回答者が述べているように問題は無いと考えてください。 昔、私は鉄筋職人をしていました。 ダムや新幹線や高速道路など多くの鉄筋を施工しましたが、錆が全く出ない鉄筋を使って、コンクリート打設をした場合コンクリートと鉄筋が上手く密着せず計算したような強度が出なかったものです。 逆に強度を充分に引き出すために(現場での判断ですが)雨に当てたりと机上では表れない強度を現場で工夫したものでした。 コンクリートを打設したあとに、たまにですがやり直し工事という職人にとっては最悪の工事をさせられることがありました。するとぶち壊してみて分かるのですが、鉄筋からコンクリートがポロポロと剥がれるのは全て錆の着いていない鉄筋だけで、錆が適当に入っている鉄筋コンクリートはとにかく壊れないんです。2倍も3倍とも言える手間がかかり、鉄筋コンクリートと錆の関係を目の当たりにしたものです。 ウンチクはともかく、あなたへのアドバイスは実際の経験から「錆を上手く利用した工事」になるかと思いますので、安心してください。
その他の回答 (6)
セメントと砂/砂利を混ぜたコンクリートは、圧縮には強いですが、引っ張られたり、曲げたりする事に弱いです。表現は、シャーペンの芯が、ポキンと折れる感じです。 鉄筋の様な鉄の棒は圧縮しますと曲がりますが、引っ張りには、結構強いです。針金を手で引っ張ってもブチギレません。「引っ張ってブチギル方がおられましたら、武道の達人かも。。(>_<)」 コンクリートと鉄筋を合わせて長所/短所を補っていますのが、鉄筋コンクリートです。 ポイントは。鉄筋とコンクリートが密着している事が重要です。。 錆については、何時もいろいろ問題が出てきますが。 現場に搬入された時、赤さびで、鉄筋が腐食しているのでは????? これは不合格です。 工事中、雨で鉄筋に浮き錆程度が発生した。 まーー、普通余程の事情が無い限り。「鉄筋を組み立てて何ヶ月も放置された現場とか」。。。。 過去に、ひどい報告例があります。 鉄筋の搬入時に錆びていたのでは、不合格。。。 と言う事で。何と、スピンドル油を吹き付けられたのです。「鉄筋を保管している材料屋の倉庫で」 錆びません・・鉄筋とコンクリートが密着しません。 鉄筋コンクリートの理論を理解していない。最悪例です。 最近は、鉄筋の製造元とか日付を確認する為、大口手配の場合は、鋼番プレートとか、ミルシートとか、を監督員が原本確認とかする場合も有りますが。 m42ya様の状態でしたら。別段問題ないと思います。 施工中に4.5日間雨。。と言う事多いですし。 細かい事を指示される監督員さんですと。 よく。青い大きいシートを掛けられる場合も有りますが。
お礼
アドバイス有難うございます。鉄筋にはシートを掛けてくれていましたので気を使ってくれる基礎屋さんだと思います。また現場責任者に尋ねたところこれぐらいは全然問題ないということでこのページの皆さんと同じ説明を受け安心しました。
- greenracer
- ベストアンサー率26% (6/23)
基本的に大丈夫だと思います。 下の方のおっしゃる通り、本来さびは取った方がいいと思いますが、対応は難しいでしょう。 本来、鉄筋が納入されてきた段階からさびが発生している事など当たり前で誰も気にしません。 木造建築などの耐用年数を考えるとさびが発生していたとしても、現在の基準で充分な強度が確保されていると思います。 ここに聞くよりもまず、住宅メーカーの担当者もしくは工務店に直接質問した方がいいと思います。 この時期、躯体工事に入ったら、柱、床、壁など雨で濡れる事など当たり前になります、そのとき養生を丁寧にやってもらえるかどうかは、それらの担当者、現場の職人次第です。 100%完璧な建築はありえません。 あまり細かい事をいちいち気にしたり、「高い買い物なんだ!」と威勢を張って要求すると見えない部分でわざと手抜きさせられますので、建築の基礎ぐらいさらっと勉強して、適時要求し、譲歩する姿勢も大事ですよ。
お礼
アドバイス有難うございました。
#2さんが回答しているようにあまり問題はないと思います。 表面の錆は不動態膜というものを形成し、鉄筋内部の錆を防止してくれます。そのため鉄筋は一般に特別防錆処理はしません。 またコンクリートはアルカリ性です。アルカリ性は鉄の錆(酸化)を防止します。 よって、コンクリート中に配筋された鉄筋は錆びないようになっています。 但しコンクリートのアルカリ性が失われたり、ひびなどにより鉄筋位置まで水分・空気・塩分が浸入すると不動態膜が破られ、鉄筋が腐食することがあります。 そのために必要なのは、鉄筋の錆おとし・防錆処理などでなくコンクリートの施工を正しく行うことが重要です。 そのためには以下のようなことをする必要なあります。 1)かぶり厚さ(外側の鉄筋から表面までのコンクリートの厚さ)をスペーサ(プラスチックまたはコンクリート製の部品で型枠と鉄筋の間に入れるもの)を正しく用いて確保する。 2)コンクリート打設時によく締め固めて(型枠をたたいたり、バイブレータをかける)、空隙のない密実なコンクリートにする。 3)塩分量の少ない骨材を用いる(今は特に問題にしなくても基準があるのでそれほど心配はしなくてよいと思います) 4)コンクリート打設前に型枠内の清掃をする 5)コンクリートの打設手順を検討し、スムーズに打設する。 6)雨天の打設はやめる。 などなど なお、#1さんが錆おとし・さび止めといっていますが、以下の理由により私はお勧めしません。 1)錆おとしをすることにより不動膜を破壊し、なおかつ鉄筋の断面現象を生じる。 2)さび止めの種類によっては鉄筋の表面の摩擦係数が変わって、鉄筋とコンクリートとの付着に悪影響を与える可能性がある。 なお、鉄骨建物の鉄骨は鉄筋コンクリートの鉄筋と違い防錆処理は必要です。
お礼
専門的なアドバイス有難うございました。建物は在来の木造なので大丈夫みたいですね、安心しました。
- j2000jp
- ベストアンサー率42% (874/2047)
単なる赤錆であれば問題ありません。 http://www.ads-network.co.jp/tipotto/Q&A/b1-01.htm >基礎>●鉄筋の錆について
お礼
すごく参考になるサイトを教えていただき有難うございました。闇雲な心配するよりもっと勉強が必要ですね。
- kkkhhh
- ベストアンサー率28% (51/180)
その位なら特に問題はないと思います。 それよりも、設計通りに配筋されているか、かぶり厚さは適当かという点に注意を払ったほうが良いかと思います。 その昔、海砂を使っている場合に洗浄が不十分でその塩分から内部で錆が進行して、鉄筋が膨張し、コンクリートが剥離することがありました。 地域によって骨材の種類は違いますが現在は問題ないでしょう。 そもそもコンクリートは圧縮には非常に強い性質なのですが、引っ張り強度がありませんので鉄筋を入れている訳です。
お礼
アドバイス有難うございます。安心しました。
- shadowman
- ベストアンサー率27% (89/323)
本来なら錆を落としてもらった後、錆止め等の処理をしてもらった方が家の強度はいいです。 ただし、今の世の中では、なかなかそこまで対処してくれる工務店や大工さんはいないのが現実だと思います。 私も数年前に家を建てましたが、やはり鉄筋に錆が発生してしまい、無理を言って錆取り&処理をしてもらいました。 一生に一度の大きな買い物なんですから、多少の注文はつけてもいいと思います。
お礼
アドバイス有難うございます。また宜しくお願いします。
お礼
へえー、へえー、18個ぐらい!なるほどねーとても参考になりました。職人技ってやつですね。なんか嬉しくなってきました。