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『マルサの女』のラスト
お世話になっています。 『マルサの女』のラストについてなのですが。 権藤が板倉に 「良かったら一緒に組まないか」という感じの言葉を言って、板倉が首を振る場面がありますよね。 私はずっと 「結婚しよう」というプロポーズだと思っていたのですが、最近ネットで見たあらすじ紹介では 「自分の下で働かないか」という解釈になっていました。 「権藤は板倉に惚れたんだ~」と思っていた私は結構びっくりしました^^;) みなさんはどういう風に解釈しましたか?やはり「仕事の誘い」と見るのが正解なのでしょうか? よろしくお願いします。
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こんばんは 懐かしい題名にひかれ来てしまいました。 私の解釈ですが、権藤さんは板倉さんに魅かれていました。権藤さんの周りにいるのは部下も内縁の妻も愛人も皆権藤さんが「お金」で引き付けている人ばかりなんです。板倉さんだけがお金ではどうにもならない人だと知って魅かれたんです。お金で動かない=マルサだからというだけではなく。性格的なもの、正反対な仕事ですが自分の仕事に情熱を持っているところとか孤独感とか2人は似ていると私は思います。それで惹かれたんだと。 板倉さんも権藤さんに好意を持っているようでした。ただがめついだけの人じゃないことを知ってたんでしょうね。 最後のシーンは私はまぎれもなくプロポーズだと思います。板倉さんがそばにいてくれれば脱税なんてセコイこと考えない男になれるんじゃないか、息子に胸をはれる男になれるんじゃないか、って思っていたと。「オレんとこに来ないか?」というセリフは仕事もそうだけど一緒になってくれないか、と言う遠まわしのプロポーズです。 板倉さんもそのこと解ってて断ってます。その後ハンカチに血で隠し金庫のナンバーを書くのは最高のラブレター(ただし別れの)だったと思います。 DVDの発売が待たれますね。
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私は「仕事で組む」お誘いだと思っていました。 途中のビアホールで、権藤がお金の細工の相談を始め、板倉があわてて席をはずす場面がありましたよね。 愛人を何人もかかえて、お金の細工にも利用しているような、愛にドライな権藤なので、「結婚」と解釈すると、なんだかしらじらしいというか。 逆に、愛人よりも妻よりも、「仕事でのパートナー」のほうが相手への信頼感、尊敬があり、近い感じがします。
お礼
回答ありがとうございます。 >愛人を何人もかかえて、お金の細工にも利用しているような、愛にドライな権藤なので、「結婚」と解釈すると、なんだかしらじらしいというか。 うーん、確かにそうなんですが、板倉と出逢ったことで権藤は初めて本気で人を好きになったのかな、と思ってました。 ただ、 >逆に、愛人よりも妻よりも、「仕事でのパートナー」のほうが相手への信頼感、尊敬があり、近い感じがします。 これは納得です。権藤にとって「女」よりも「仕事の相棒」のほうが特別な存在のような気がするので。 ありがとうございました。
- ozisan
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「脱税の指南役」の事だと思っていました。 >権藤は板倉に惚れたんだ~ =子供を通じて、何らかの感情はあったと思います。
お礼
回答ありがとうございます。 やはり仕事上のパートナーと考えたほうが妥当なんでしょうね。 ありがとうございました。
お礼
回答ありがとうございます。 「仕事でも、プライベートでもパートナーになって欲しい」というのが一番しっくりするような気がしてきました。 板倉も権藤に好意を持っていたんでしょうかね。私はそのことは気づかなかったので、もう一度見直してみたくなりました。 >その後ハンカチに血で隠し金庫のナンバーを書くのは最高のラブレター(ただし別れの)だったと思います。 なるほど…そう考えるとちょっと切ない場面ですね。私はその後の夕陽と音楽の場面の決まり具合に見惚れてそこまで頭回りませんでした^^;) ありがとうございました。