関心が薄れた総裁選、ダメな派閥と議員
安倍退陣~自民党総裁選が始まり、どんな様相になるのか興味を持って見ていたのですが、福田氏に決まりそうで、関心が薄れました。
おそらく、麻生、福田、山崎、額賀、谷垣氏あたりが団子になってレースをすると思っていましたが、党内の各派閥は殆ど、福田支持です。
もう少し、麻生さんを支持する派閥があると思ったのですが、意外でした。
酷いのは津島派です。自派の額賀さんが立候補しようとしているのに何で派閥全体が一つになって後押ししてあげないのでしょうか?元々、田中~竹下派の流れを汲む派閥ですが、領袖の津島さんは、派内を掌握できていないのでしょうか?親分の号令で昔は派閥は団結していました。グループから仲間が出ようとしているのに、何でよその派閥の立候補者を応援するのか?所属している議員の心理が分かりません。だったら、津島派を出て行けばいいのにと思います。
福田さんに各派閥の支持が集中したのは
1.勝ち馬に乗りたい
2.主流派になりたい
3.恩を売って入閣したい
4.選挙で福田さんなら勝てると思っている
5.麻生さんが嫌いだ、妬みがある
6.吉田 茂の孫というのが気に食わない
7.麻生なら選挙で勝てない のどれかだと思っていますが、あまりにも数では勝負にならないので、興味が失せました。
もう少し、麻生さんを支持する派閥があってもいいのに、何でこうも偏るのでしょうか?
総裁選は昔の四十日抗争のように拮抗した勢力同士が投票してみないと分からない、水面下での支持獲得競争、草刈場、合従連衡、二三位連合での逆転など、派閥同士のギリギリの抗争を期待していただけに、出来レースで面白くなくなりました。
やはり、小選挙区になったから、派閥のパワー衰退したのでしょうか?
お礼
丁寧な回答ありがとうございました。分かりやすかったです。