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並列回路に加わる電圧と流れる電流について
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細かいことを言えば電源装置の内部には内部抵抗分があります。 電源装置の真の電圧から内部抵抗分による電圧降下分を差し引いた 電圧が豆電球と抵抗器に加わります。 なお、電圧降下分は流れ出る電流の大きさにより変動します。 接続図から電源装置の電圧は豆電球と抵抗器に加わっていますので 電源装置からの流れ出る電流は「豆電球に流れる電流」と「抵抗器 に流れる電流」の合計した電流となります。 ここで豆電球を外しますと、抵抗器に流れる電流のみとなります ので、前記の合計した電流より小さくなります。 流れ出る電流が小さくなったことから電源装置の内部抵抗分の電圧 降下分も小さくなります。 結果的に抵抗器に加わる電圧が高くなります。 また、抵抗器に加わる電圧が高くなったことから、抵抗器に流れる 電流が大きくなります。 示された接続図ですと電流計は抵抗器に流れる電流のみを測定して いますので、電流値が大きくなります。 どの程度大きくなるかは電源装置の内部抵抗の値により異なります ので、正確には電源装置のメーカーに内部抵抗の値を確認する必要 があります。
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