はじめまして♪
国産ウイスキーは、海外での評価高くなってから、高額になっていきました。
特に、熟成年数が長いものほど、国内での消費量に合わせた分しか仕込んでいませんでしたので、売れるから売る利切ってしまう、、と、その後の長期熟成酒が全くなくなる。というこのになっては困るため、販売数を限定したり、ここ十年ほどで製造保管管理に関わる経費が高騰したことなどから、何度も価格改定なども行われたんです。
ウイスキーの熟成には、良質な素材を用いた樽が必須で、実はこの木材の入手が非常に難しくなってきている。というのも製造コストを圧迫していたりします。
(この意味では、高級ハムや高級ベーコン、高級ソーセージ(ウインナー)なども、良質な燻製用のチップ材の高騰などから、どんどん高額になってきていますねぇ。まぁ、私が手にするハムやベーコンやウインナーは比較的安価な量産品ですが、、じわりじわりと高価になってきています、、、。)
「響」や「山崎」が登場した頃は、八年、十二年、とかで、1万未満と1万チョイくらいでしたでしょうか?その後、15年、18年とかが登場した頃には2万円前後というのも見かけたような気がします。
この当時に仕込んでいて、より良い状態のものをさらに熟成させて行ったのが、今の25年物とかにちかくなるでしょう。(絶対数が少ないのは間違いありません。)
『夜のお店でこんなボトルを開けたらどうなるのでしょうか笑』
まぁ、それぞれのお店によっても違ってきますが、一般的には「市販小売価格の2倍」というのが相場ですねぇ。
小売店の標準価格が16万であれば、少々高級なお店で、32万というお会計になる。と考えて良いでしょう。
これに対して、消費税が導入される前の国産ウイスキー、昭和の時代では定番だったと言われる「サントリーオールド」(俗称:ダルマ)が、当時は小売価格が5千円程度で、お店では1万程度。。法改正(酒税と消費税)で同じウイスキーが今じゃ2千円、お店でも4千円でしょうかねぇ。
個人的には、ビール党なのですが、お付き合い程度ではウイスキーを楽し時もあります。近年では高価なウイスキーを頂けるような機会がないので。。
でも、「響」も「山崎」もまだ熟成年数が特別長いものがなかった時代に、味わった経験があります。 嫌味がなく、爽やかでいながらゆったりとしたような香りと、程よい喉越し。。という印象だったと記憶しています。
ただ、当時の同業者の先輩が見つけ出してきた、古い時代のメルシャンブランドで販売していた、ザ ウイスキー という物、生産量がとても少なくて先輩もアレこれ色々手を尽くして、やっと1本購入できた。という、小売価格6万と言っていました。
これを一緒にいただいた時、本当に深みがあって、それでいてすぅ〜っと、心地よい余韻が残る、、本当に感づした記憶があったりします。
ロックですが、チェーサー不要。って言うか、美味しい氷の入ったのがゆっくり溶けてきた水だけでも、楽しめるウイスキーでしたねぇ。
2杯目はウイスキー側には氷を入れず、氷だけのグラスよ組み合わせて、さらにじっくりと長い時間、楽しめたなぁ。
(常温ストレートとアイスのグラスという感じですか? このようなウイスキーの飲み方があるのかどうかすら、知りませんが。。汗)