- ベストアンサー
酸と塩基の違いを簡単解説
- 酸と塩基の違いについて疑問を持つ質問者が、特に水素イオンと水酸化物イオンの意味に困惑している。
- 水素イオンH+が酸として扱われる理由や、水酸化物イオンとの違いがなぜ重要なのかを理解したいと考えている。
- 難しい化学用語が多いため、10歳でも理解できるような回答を求めている。
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
①について、 酸塩基の定義には古典的な定義から、新しいものまで三種類あります。 1.アレニウスの酸塩基 2.ブレンステッド・ローリーの酸塩基 3.ルイスの酸塩基 1、2は古い定義でH+のやり取りのあるものを酸塩基としています。 しかし3は電子のやり取りで酸塩基を定義しています。つまり電子を貰う物質が酸で、電子を与えるものを塩基としています。 1、2も3で説明できます。3の定義にすると塩化アルミニウムはHを持たないけれでも酸という事になりますも。 ②について、 したがって、1,2の定義では「水素を持っていない物質は塩基にも酸にも分類できない」となってしまいますが、実際には塩化アルミニウム水溶液は酸性ですからHを持たなくても酸なのです。そういう矛盾を解決する統一的な考え方がルイスの定義なのです。 ③について 「化学の世界においても同様に水溶液のph濃度が人間社会の天気のように重要」 言い得て妙です。なかなか面白くて要領を得たたとえです。 同じように考えると、子供は触媒ですね。子は鎹と言いますから。
その他の回答 (3)
- takochann2
- ベストアンサー率36% (2420/6677)
10歳レベルで答えろと言っているが、質問が10歳レベルでないので要求通りの回答は不可能です。 ①命名法の問題で、陰イオンは「~化物イオン」と呼び陽イオンは「~イオン」いうように決まっています。「H-」は水素化物イオンといいます。 ②水溶液中のイオンは溶液の水素イオン濃度(pH)によって大きく状態や反応が変わりますので、化学の世界では極めて重要です。
- sknbsknb2
- ベストアンサー率38% (1158/3030)
①についてだけです。 H-はHydrideと呼ばれますが、単体では非常に不安定で、他の陽イオンとともにしか安定して存在できません。 単体として考える場合は陽イオンしか考える必要がないので、イオン同士の反応の場合は陽イオンを前提とすることになるのだと思います。
- ji1ij
- ベストアンサー率26% (466/1738)
補足
返信ありがとうございます! 付随して気になったことがあったのでお聞きしたいです。 ①物質を酸と塩基に分類する基準は、水素イオンか水酸化物イオンのどちらを生じさせるかですが、ということは 多くの物質は水素を持っているということなのでしょうか、、、? ②そもそも水素を持っていない物質は塩基にも酸にも分類できないという解釈は正しいでしょうか? ③人間社会のおいてはその日が晴れなのか雨なのかが それなりに重要だと思いますが 化学の世界においても同様に水溶液のph濃度が 人間社会の天気のように重要だという 解釈は、大雑把な解釈としては正しいでしょうか? ※質問者は前述の通り化学の知識が全くない為 このような質問をしています。 生物の勉強を趣味で始めたのですが 化学の素養も必要になったので勉強している感じです、、