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あるクイズ番組でジェンダー問題が出題されましたが。

テレビでチラッとみただけなんですが 『ジェンダー問題では日本はアジアの中では上か下か』というのが出ましたが、正解は『上』でした。 気になったので後でスマホで調べたら、ジェンダーランキングでは中国が100位内で日本は125位で全然違ってました。 これってテレビのやらせですか? 改めて日本の番組はくだらないと感じ一切見なくなりました。

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  • moritaroh
  • ベストアンサー率56% (658/1172)
回答No.1

>これってテレビのやらせですか? やらせ…の定義が曖昧なので何とも言い切れませんが、ある側面では正しく、ある側面では誤り、であると思います。 つまりは、全体としてはアジアの中で下位、しかし都合の良い部分だけを見ればアジアの中で上位である、ということです。 おそらく質問者さまが調べたのは「ジェンダーギャップランキング」というものではないでしょうか。 これは、経済・政治・教育・保健(健康や福祉)の4つの観点を数値化したもので、また、あくまでも男女での比較であり、LGBTの浸透や理解度は関係ありません。 日本は、女性の経営者や企業の役員・管理職は多くなく、また女性の政治家が少ないものの、選挙権・被選挙権は男女とも同等です。が、経済や政治では、おそらくアジアにおいてジェンダーギャップが大きく下位となるでしょう。 ただ、日本は貧富の差がアジアの中では小さい方なので、教育の機会や健康に関する問題については、男女にそれほどの差がありません。そのためこれらの項目では上位になると考えられます。 このようなことから、ジェンダーギャップを図る項目のうち、総じてはアジアの中で中〜下位であっても、特定の項目では上位になる、ということです。 ついでに、LGBTに関連したものを加えてみましょう。 LGBTに関連した国連決議への好意的であるのは、アジア10数ヵ国の中で日本・韓国・タイの3ヵ国だけです。その意味で、LGBTに関した理解は比較的進んでいると言えますが、同性婚・パートナーシップなどが「国内全てで完全に認められている」国はアジアにはなく、また、差別を禁止する法案でも、LGBTなどの性的指向への明確な言及はされていない国が多いです。さらに、一部では同性間での性交渉が犯罪とされている国もあります。 よって、アジアの中で日本はLGBTに対して、実際の理解や法整備は不十分あるが『理解しようとしている努力』は進んでいるため上位ではあるでしょう。 ただ、上位とはいえ、アジア全体がLGBTへの理解レベルが低い状態である、という前提があります。

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