ゼレンスキー大統領がG7サミットに出席したからといって、ロシアが「核を使用しないことの保証」にはならないと思います。「核のボタンを押すか、否か」の判断は、プーチン大統領が握っているのですから。それよりも、是連スキー大統領の目的は、「戦闘機の供与」だと想像しています。戦後処理と、特に日本に対しては、復興のための協力も念頭にあるかもと想像しています。
プーチンが「核を使用するかどうか」、それが分からないから、「核の使用」が懸念されているのだと思います。ということは、「使用することもありうる」と世界のトップは考えているのだと思います。それがまさに「脅威」ということだと思います。
「核兵器」に限りませんが、たとえば、すべての戦闘機や爆撃機、戦艦や駆逐艦、戦車や鉄砲、戦争のための機械や道具、科学薬品などなど、当初は戦争のためではない、便利な機械や道具だったとしても、「使うため」に作られたものであり、すべて使われているのです。「核」にしても、すでに広島と長崎で使われています。プーチンにしてみれば、「アメリカだってやったじゃないか」と考えるのじゃないかと、私は思います。
それに、意図的に使われなくても、偶発的に使われるということは、あるいは誤って使われるということがないとは言い切れません。それが「核戦争の怖さ」じゃないかと思います。むしろ「錯誤」なんて、人間の持つ特徴そのものじゃないですか。それに、戦略核というのは「脅し」には使えても、実際には使いづらいということで、「使いやすい??」ということで、わざわざ戦術核と称して、新たな核兵器を開発しているわけですから。
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