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人民解放軍は米軍に比べて実戦経験が少ないが?
人民解放軍は米軍に比べて圧倒的に実戦経験が少ない。それでも彼らが「我らは台湾で米軍に必ず勝てる」と確信するとすれば、それは人民解放軍に何の要素が加味されたときでしょうか?
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「実戦経験が豊富なら戦争に勝てる」なら、ロシア軍は圧倒的に強いはずです。世界の主要な国の中で、最も実戦経験が豊富なのはロシア軍です。チェチェン、ジョージア、ウクライナ東部など少なくともここ20年くらいはずーっとどこかでは軍事行動即ち実戦はやっているはずですよ。 米軍が他の国の軍隊に比べて不利な点は「人的損害に敏感だ」ということでしょうね。 1993年、米軍は東アフリカのソマリアに治安回復の口実で内戦に介入しました。それには「希望回復作戦」という仰々しい名前がついていました。しかし10月3日、首都モガディシュで米軍と民兵との間で戦闘が発生しました。この戦闘による米軍側の死者は19名で、民兵側は少なくとも500名、実際はもっと多い損害があったといわれています。 戦闘そのものは米軍の勝利といえば勝利でした。しかしある戦死した米兵の遺体が、怒り狂う市民によって車に繋がれて引き回され辱められました。その映像を見たアメリカ国民は「なぜそんなことをされないといけないのか」と派兵への反対意見が圧倒的になり、米軍は撤退することとなりました。 ベトナム戦争でアメリカの政治的敗北が決定的になったテト攻勢も、軍事的には米軍の圧倒的勝利でした。米軍はこのように「軍事的に圧倒的に勝利しつつも政治的に敗北して撤退を強いられる」ということがよくあります。10名死んだら大損害なのです。 もし実際に中台戦争が起きるとしたら、上陸作戦を行うためには制空権と制海権を掌握していないと無理なので、もし人民解放軍が制空権と制海権を得たら、むしろこちら側にも大きな損害が発生する可能性がある上陸軍事作戦はやらないほうがいいと思います。 台湾は島で、日本と同じようにエネルギーと食料が自給できません。だから港湾施設と発電所が破壊されたら国が立ち行かなくなると思います。 台湾にも原子力発電所があるので、原子力発電所への攻撃を示唆するだけで十分でしょうね。台北市のすぐ北側にありますから。台湾の原子力発電所は南北にありますから、その双方が攻撃されると台湾市民はどこにも逃げる場所がなくなります。これは被曝が一時的で終わらないという点では原爆による攻撃よりもエグいですね。
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- dragon-man
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人民解放軍は過去2回しか戦争をした事がありません。朝鮮戦争と中越戦争です。どちらもコテンパンに負かされました。戦争はやって見なければ分かりません。勝つ自信など持ちようがありません。ですから台湾侵攻を始めるのは、習近平政権が行き詰まったときか、自国の経済圏を確立出来たときでしょう。
- DESTROY11
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台湾内部からの蜂起でしょう。 浸透工作員によるサボタージュが行われると苦しくなるでしょうね。 米が参戦しない選択肢は限りなく薄いが0ではない。 台湾が落ちると東南アジア全体の覇権が中共に渡ることになります。 それは太平洋の覇権もかかっています。 米がアジアを見捨てる決断をしたら参戦しないでしょうね。
兵士らに「正義感」を植え付けさせる洗脳っぽい教育かな? 強制的に植え付けさせるのではないやり方です。 台湾を落した後、我々は彼らをどうするか?を「正義感」を煽って戦後の事をしっかりと教育し使命として任務に邁進出来るように環境にも視野に入れる。 ウクライナ侵攻当初、ロシア軍兵士は皆、演習と言われたが、演習後、ウクライナに侵攻したので兵士は混乱を起こし殆どの部隊が乱れ士気も落ち、統制の取れないままウクライナに侵攻したのです。 ロシア軍は侵攻当初から戦える状態の軍隊では無かったのです。
- spock4
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確かに圧倒的に実戦経験は無いですね。軍設立後、実戦は対ベトナム線で陸軍だけですね。 で、お尋ねの米軍に勝利する条件ですが、台湾へ圧倒的多数の(米軍と台湾軍を併せた数より)陸軍の上陸に成功した場合、ですかね。 多分、上陸前に多数が犠牲になってしまうと思うのですが、人口だけは多いですからね。
お礼
大変詳しく教えていただき、みなさん、ありがとうございました!