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二重天井
マンションで二重天井の造りは、あまりないものですか? 二重床とセットになっていますか? どちらかだけということはありますか? また二重天井の中はただの空洞なのでしょうか? ご存知の方よろしくお願いいたします。
専門家の回答 ( 1 )
- 専門家佐藤 直子(@n-space) 建築士
回答No.2
二重天井はいろいろです。年代の古いものでも、水廻りや玄関など、天井裏に配線やダクト配管が必要な部分はスラブ下にフトコロ(天井裏)があります。 新しいものでも、リビングは天井を高くとるため二重天井になっていない物件は多く、スラブに埋込配線されているためシーリング位置は動かせません。 二重床は、古い物件ですと給排水配管のため水廻りのみとなっていて、直に防音フローリングなどが貼ってあることが多いです。スラブ自体に段差をつけ、バリアフリーになっている場合もありますが、大抵は二重床部分のみ上がっています。築20年~15年くらいであれば二重床になっていてバリアフリーです。(いろいろではあります) 音問題を考えれば、二重床(防音フロア下地)の方がいいと思います。また二重天井だと音の他、配線を自由に変えられるのでダウンライトにしたり自由度は増します。 直の天井でも、リノベなどで二重天井につくりかえることはできますが、工賃がかかるのと天井が10cm下がるというデメリットがあります。
佐藤 直子(@n-space) プロフィール
一級建築設計事務所を開設しています。住まいに関しては、安全で安心、居心地の良さのほか、動線・収納計画や美しいインテリア、コスパの良さなど、様々なご提案をいたしております。店舗や賃貸物件などでは事業計画...
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お礼
とても詳しく教えていただきありがとうございます。 二重天井になっていないものもあるのですね。 直の天井は空間ができてその方が良いような気もしますが、ダウンライトは 場所をとりませんね。 回答ありがとうございました。