夫の父と、実の父との性格の違いのギャップに苦しむ
私達夫婦は、今までアパートで10年以上親と別居してきましたが、子供が生まれ手狭になり、
夫の両親の実家の敷地内に別棟の家を建てて1年になります。
夫は農家(米・野菜)の長男なので、いずれ蔵や機械倉庫など継ぐことになるため、譲歩して敷地内に家を建てました。
ちなみに夫は心優しい人です。夫の親,兄弟との仲裁に入り、私の強い味方になってくれます。
でも夫がいない時に限って嫌なことがあるのです。
姑は優しい人ですが、舅に服従していて自分の意見を言わない人です。
割り切らないと夫の親と同じ敷地内で住むなんてやってられないのでしょうけれど、
今晩は夫も仕事でいないし、今日の舅の言動に傷ついて、スルーできず溜め込んでしまって、眠れないのです。
今朝、家の中に居たら、ゴンッと大きな音がしたため、
家の外に出るとグレーの野鳥が強く衝突したため血を流して死んでいました。
とってもかわいそうで土に埋めてやりたいと思いました。
私は生き物を飼ったことがなく、観ることはするのですが、触れることはとても苦手です。
あいにく夫は仕事でいなかったため、その時たまたまそばに居た舅に、
「土に埋めてやりたいのですが、私は手で掴む事が苦手で出来ない
(例え手袋をしても掴めない)ので掴んでいただけませんか」と頼みました。
すると、「何を言うとる、早よ手袋持ってきて自分で始末せよ」と突っぱねられました。
驚きましたし、こういうことを頼むと、この人はこういう言い方をする人なんだ・・と悲しくなりました。
同じ敷地内で生活し始めて、完全別居している時には見えなかった相手の嫌な部分がたくさん見えだしてきました。
(自分でするしかないんだ・・こわごわだけどスコップでしようか・・)と考えていたら、
舅が血を流して死んでいる鳥を邪険にして足で蹴ったのです。
「蹴ったらかわいそう」と言うと、「しゃあないやないか、殺したんと違うで。勝手に死んだんやで」と、
的外れで冷たいことを言うのです。
そして鳥の尾だけを、さも汚いものを持つかのように素手で持ち、ぶらぶらさせました。
「土に埋めましょう」と私が言うと、舅は「川に流しといてやる、どっかへ流れていくわ」と笑って言いました。
私が鳥を掴むことができなかったから舅が掴み、舅が「しといてやる」と言うことを、
さすがに川は嫌ですとは言えなくて、私は「お願いします」と言うしかありませんでした。
私が幼い頃、実の父は同じような遭遇の時、血を流して死んでいる鳥をそっと手で包み、
優しくなでて慈しみ、「痛かったなー」声を掛け、一緒に土に埋めたのを覚えています。今でもそうすると思います。
舅の行動が悲しくてしかたありません。
私の父はサラリーマンでしたが舅は農業です。
自然を相手にする農業をしていると、生き物の死に対してこんなに冷めて割り切った感情で接するようになってしまうのでしょうか?
農業のせいかと考えてしまって失礼ですよね、ごめんなさい。
しかし今まで舅の取り巻いてきた環境が、舅の性格を作り上げたとでも思わないと、舅を許せないのです。
舅に対して面と向かって自分の意見を述べようものなら、ものすごく臍を曲げる頑固な人です。
これから長い人生ここで暮らして行かなければならないのに、
同じ敷地内に住みだして、舅の性格を知れば知るほど嫌いになってしまいます。
相手の性格は変えられないので、私がこれからどう割り切っていけばよいのでしょうか。