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異次元の少子化対策について
異次元の少子化対策について、 マスコミやネットなどでは 皆「高次元の方の異次元」を期待しているのは何故ですか? 低次元の少子化対策も「異次元」ですよね、今の政府は後者の方をやろうとしていますよね。
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政治家や報道機関が「異次元」という場合は、以下の辞書(デジタル大辞泉)の解説のうち1ではなく2の意味だから、別にご指摘のような話ではないでしょう。 1 異なる次元。また、次元の異なる世界。「異次元空間」 2 (比喩的に)通常とは全く異なる考え方、また、それに基づく大胆な施策。「―の金融緩和」 ただし、実際に「異次元の少子化対策が可能か」、というより、そもそも「異次元の少子化対策など存在するのか」という疑問はいずれにしろ残ります。少子化が進行中の日本では子どもを生む年齢の女性の数が先細りになっていますので、出生率が多少回復しても、これから何十年も少子化が進むことは変わらないからです。 別の言い方をすれば、現在から相当長い間(21世紀中?)の少子化対策は、大敗している野球チームの敗戦処理のようなものです。逆転勝ちは無理ですが、なんとか失点を抑えなければ、次の試合(22世紀以降?)も状況が好転しません。百年単位くらいの長い目で見る必要があります。 少子化問題に関する限り、スポーツや武道以上に「負けに不思議の負けなし」です。「異次元」などという枕詞はともかく、「若い世代が結婚して子どもを生んで育てやすくなる政策」を予算を増やして着実に進めていくほかありません。
補足
あり方はそうであっても、実際の政策はベクトルが違いますね。