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動物の毛色
三毛猫やシマウマのように違う色の毛が同時に生える動物と、柴犬や猿のように単色の毛しか生えない動物の違いは何ですか?
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生きていくことに有益かどうかの、自然な選択の結果、遺伝子がそういう色になるように指示しているのでしょうね。 どこが違うのか、という質問なら「遺伝子が違う」とお答えすべきだろうと思います。 シマウマは、あのシマシマのせいで皮膚の上で対流が起きて涼しいのだとか、アブなどの害虫が寄りつき難くなる効果がある、と言われています。 猫の三毛の効果については仮説さえ見たことがなく、どう役立っているかは分かりませんが、柴犬や猿も色が違った方が生活に良いと解れば徐々に変わっていくかもしれません。 例えば、狐・・・ 野生の狐(イヌ科)はご存じのように、ほぼ茶色一色ですが、人間が何代も飼って交配を続けると、様々な体色になります。 ロシアのノボシビルスクという町の「細胞学遺伝学研究所」という所で、ドミトリー・ベリャーエフ氏が、狐を飼って、穏やかな狐を順次選んでは掛け合わせるという実験をしたんです。 最初は凶暴だった野生の狐が、6代目には人間に甘える仕草を見せ始め、16代目には耳が垂れるなどイヌ的姿になり、56代目には伏せなど、人の命令に従うようになり、色も一般の犬のように白や黒など様々な体色を持つものに分化したそうです。 一口で言うと、遺伝子は変わらず「子供の特徴を残したまま、成熟している」(ネオテニー:幼形成熟:代表はウーパールーパー)と言えるらしいです。 人間が自然の交配を支配して、分化(幼形成熟)を促進したわけですが、柴犬や猿もそうやって交配し続ければ、何十世代後かには色違いの柴犬や猿が出現するかもしれません。
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- AsarKingChang
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事実上「三毛猫」が常にメスであることも、 面白い研究テーマかもしれませんよ! http://ww3.tiki.ne.jp/~nsasax/pet/know/mike.html という感じで、性別もこの問題のキーにはなっているようです。 で、三毛猫が発生する条件が、この問題のヒントになると 思います。 おまけ、オスの三毛猫が生まれたら、 恐ろしい値段で売れますよ。 確立として0ではないので、出るか出ないかで言えば、 出るんですよ。