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日本の医療用麻薬について
学校の卒業研究で医療用麻薬について調べることになりました。 しかし、サイトを渡り歩いてもなかなか有益な情報に出会えず困っています。医療用麻薬に関する日本の偏見や専門家の意見などの情報を 欲しています。ご回答宜しくお願い致します。 (リンクへの誘導以外でお願い致します。)
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日本の医療界というのは、とても保守的な業界です。ピルの解禁には30年もかかり、しかもそれはバイアグラと同じタイミングでした。男性の勃起不全薬がアメリカの承認からわずか半年(!)というスピード承認だったことに比べると、女性のピルが30年がかりと、色々と考えさせられる話でありますよね。男の勃起を改善させるのを認めるのに記録的な速さで認めるのに、女性の妊娠に関して女性の権利を認めさせないのはさすがにバツが悪かったのでしょう。 さて日本における医療用大麻ですが、ご存知の通り日本においては大麻は「麻薬の一種」と認識されています。 そして幸いなことにほとんどの日本人は一生麻薬を使うことはもちろん、見ることも使っている人を目の当たりにすることもないまま終わります。なので多くの人が「麻薬というのは一度使ってしまったらその虜になってそのまま依存症になる」と思っていますし、そのことを疑ってもいません。 これがハードルとなっていて、日本においては医療用大麻は「麻薬を公けに認める、とんでもないことだ」と思っている人が多く、医療界の保守性も相まって、現状では「議論することさえ難しい」という状況なのではないかなと思います。 反対論は、簡単ですよね。「麻薬を認めるなんて、けしからん」というと割と誰でも理解しやすいです。それに加えて賛成論者に対して「お前は麻薬中毒者だから、解禁して欲しいのだろう?」と批判するのもやりやすいです。そういわれたくないから、反対以外の意見をいうのは非常にまだ勇気が必要であるでしょうね。 私もこういう匿名の場所だからこのようなコメントができますが、もし自分の名前と顔を出す場所でコメントを求められたら「専門家ではないのでコメントは差し控える」というと思います。