• ベストアンサー

連体詞「あの」の被修飾語

あのぼんやり光っている恐ろしい針の山も(蜘蛛の糸より) を単語に分けると あの/ぼんやり/光っ/て/いる/恐ろしい/針の山/も となりますね? あの(連体詞) ぼんやり(副詞) 光っ(動詞) て(助詞) いる(動詞=補助動詞) 恐ろしい(形容詞) 針の山(名詞=固有名詞) も(助詞) となると思いますが合っていますか? 「あの」が修飾しているのは「針の山」 ということになりますか?

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • Nakay702
  • ベストアンサー率79% (10004/12512)
回答No.3

以下のとおりお答えします。 >あのぼんやり光っている恐ろしい針の山も(蜘蛛の糸より) を単語に分けると あの/ぼんやり/光っ/て/いる/恐ろしい/針の山/も となりますね? あの(連体詞) ぼんやり(副詞) 光っ(動詞) て(助詞) いる(動詞=補助動詞) 恐ろしい(形容詞) 針の山(名詞=固有名詞) も(助詞) となると思いますが合っていますか? ⇒はい、すべて合っていると思います。 >「あの」が修飾しているのは「針の山」 ということになりますか? ⇒はい、ご指摘のとおりです。形容詞型修飾語句(連体詞・形容詞・形容動詞・動詞連体形など)をたくさん連ねる場合、「何にでも付く汎用性の高い語ほど語群の先頭に近く、その名詞に固有の性質・状態を述べる語句ほど被修飾語の直前に置く」傾向がありますね。ただし、これは規則というほど明瞭なものでなく、発話者の自由に任されている部分かも知れませんが、その中でも、いわば「最大公約数的な」傾向と言えるでしょう。

softwind
質問者

お礼

専門的なご回答ありがとうございます。 芥川龍之介が 「ぼんやり光っている恐ろしいあの針の山も」 とは書かないでしょうしね、という思いです。 ありがとうございました。

その他の回答 (3)

  • gesui3
  • ベストアンサー率50% (95/187)
回答No.4

揚げ足を取るようで恐縮ですが、厳密には違います。 「単語」というなら次のように分かれます。 誤:あの/ぼんやり/光っ/て/いる/恐ろしい/針の山/も 正:あの/ぼんやり/光っ/て/いる/恐ろしい/針/の/山/も                      ^^^^^ ゆえに、「あの」→「山」です。 (「あの」が修飾しているのは「山」だけ、ということになります)

softwind
質問者

お礼

おっしゃるとおりに単語分けしようかとも思ったのですが、「針の山」「血の池」など、地獄に存在する(と言われたりする)場所(固有名詞的なもの)だろうと判断しました。「道の駅」(たぶん普通名詞)とか「白河の関」(固有名詞)とかと同じように考えたのです。 ありがとうございました。

  • takochann2
  • ベストアンサー率36% (2420/6677)
回答No.2

 話者からも聞き手からも離れた場所を意味する言葉で、あの(連体詞)、あれ(名詞)、あんな(連体詞)、ああ(副詞)などがありますが、連体詞の「あの」は必ず名詞に付きますので、「ぼんやり光っている恐ろしい針の山」で名詞は「針の山」だけですから、「あの」は「針の山」の場所を示しています。  「あの」が副詞の「ああ」だと文脈で判断する以外には何処にかかるか全く分からなくなります。

softwind
質問者

お礼

ありがとうございました。 ですよね、という気持ちです。

  • f272
  • ベストアンサー率46% (8467/18127)
回答No.1

ご賢察の通りです。

softwind
質問者

お礼

恐縮です。