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本のタイトルがたいそう気にいったが・・・
その本の装丁とかタイトルがたいそう気に入って買ったのは好いのですが、結局、積ん読になってしまったような経験はありますでしょうか? 今後の読書の参考にしたいと思いますのでそのような本がありましたら教えていただければうれしいです。 わたしの場合、たくさんあるのですが(汗)、そんな本の中でも特にT・E・ロレンスの「知恵の七柱」という本は、「七柱」というタイトルに妙に惹かれて買ったのですが、恥ずかしながら十数年後の今もって「七柱」が何なのか分かりません。(笑) よろしくお願いいたします。
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趣味で読書をしています。おっそろしく遅い読み手です。(笑) まず、ご同情申し上げます。同病相憐れみ合いましょう。 「ロートレアモン全集」全一巻、栗田勇訳 人文書院 いずれ読まねばならぬものだし、一冊買っておけばおしまいか、と安易きわまる買いかた。 キリスト教的徳目を愚弄し悪を礼賛する散文詩マルドロールの歌。しかし、大いなるわだつみに阻まれ、わが猪牙船は一向に進捗しない。 訳が合わないのかと後日ほかの訳者のものにも手を出したけど、結果は同じ。いまだ同じ。 はたち前後のことだったので金銭的にも痛かったー。 「ゲーデル、エッシャー、バッハ」ホフスタッター、柳瀬尚紀ほか訳 白揚社 三人いずれ劣らぬ興味そそる名前。不完全性定理とトロンプルイユとポリフォニーが円環してゆく壮麗なバロック? 第一、どこでそれらが結びつくというのだろう。 『百年に一度の超話題作』のオビにも釣られ、衝動買い。数ページ読んでおしまい。 分厚すぎるよ。文字が小さすぎるよ。このせわしない世の中に、一体誰が得々としてこんなもの読むと思ってんだい。と切れちゃって十五年。(汗) 人工知能の研究が一頓挫している現在、完全に旬を逸していると思います。 今回はこれくらいにしときます。だんだん気が滅入ってきた。
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- alchera
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ポイントは「積ん読」ではありませんよね?つまり読んでみて……(以下自主規制)。 わたしにとって「積ん読」というのは文字通り「積んでおく」で、読まない限り本棚に入れることはないので、いつかは読みます。それが1年後2年後というのがざらですが。 優先順位が 図書館本>積読本なので、積読本は風邪をひいて寝込んだ時くらいしかハケません。目下30冊くらい買って来た順番に積んどいてます(^o^)。(で、買って来た順番に読む) 購入した本のおよそ8割はこの道を通ります。新鮮さという点で非常にオチますが、「今すぐに読みたい!」という熱を持てる本も少なくなってしまった昨今、溜め込んでおくことで「読む本がなくなることはない」という安心感を得られる、こういうシステムになりました。 ……いや、こんなことは質問者さまにとってどうでもいいことなんですが、ここを断っとかないと、どうも >積ん読になってしまったような経験はありますでしょうか? この部分にひっかかって先に進めなかったものですから(^_^;)。 以下(ようやく)回答です。 「魔都上海・オリエンタルトパーズ」(山崎洋子) 及び 森博嗣作品です。 前者はしょーがないのです。わたしは小説の好みが非常に狭く、ミステリ・歴史・ファンタジー以外はなかなか気に入るものが出ない方なので。 しかし山崎洋子さんの作品は、ほんとに題名がわたし好みで、仕方なく?挑戦して買いました。……で、やっぱりダメでした。残念だったけど、仕方ないなあと思いました。 後者は5冊努力して読みましたが、本当にタイトルは名作だと思います。あ、5冊のうち1冊は面白かったです。面白かったのは「すべてがFになる」です。 以上のようなところで失礼します。
お礼
おはようございます お礼の返事が遅くなりまして申し訳ありませんでした。 わたしの質問のしかたがどうも悪かったようで、回答者さんに余計な心配までかけまして申し訳なく思います。 はい特別に深い意味はなく文字通り積ん読でよかったのですが・・ いやそれにしても常時30冊ほどの新刊を積んどき、それを1-2年後に読み始めるというのは、かなりの意思の強い方ですね。たしかに読みたい雰囲気のときにその本が手元にあるのは一種の幸せ感がありますね。ちょうど子供が宝物の箱から、大事にしているものをそっと取り出してくる楽しみのような。 わたしなんかは意志が弱いものですから、ややもすれば 所有してしまったら、読んでしまったものとバカな錯覚をしてとても真似は出来ないです。(笑) 山崎洋子さんの「魔都上海・オリエンタルトパーズ」も未読なのですがタイトルの「上海」と「オリエンタル」になぜか惹かれてしまいますね。北京ではなく上海のところが。「上海」には異国の独特のイメージが湧いてきます。「オリエンタル」もそうですが、この本全体の雰囲気がでているのでしょうか、衝動買いの要因になりますね(笑) 森さんの本はNo1さんにも紹介していただいたのですが なぜなんでしょうね。「すべてがFになる」じゃなくて、タイトルから装丁まで 「すべてがパーフェクトになる」からなんでしょうか。 ご回答ありがとうございました。
- kopachicco
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私の場合は森博嗣さんと浦賀和宏さんの本がそれです。 「冷たい密室と博士たち」「詩的私的ジャック」、「記号を喰う魔女」「頭蓋骨の中の楽園」など、とても気になるタイトルな上にノベルスの表紙がとても綺麗で揃えたんですが・・やはり未だに手を出していません。 設定も自分好みなんですが。何故でしょう。 作者様ご本人のHPもとても心惹かれるものなので是非参考にしてみて下さい。 森博嗣さん→http://www001.upp.so-net.ne.jp/mori/ 浦賀和宏さん→http://offland.pos.to/uraga/
お礼
おはようございます。 お礼の返事が遅れまして申し訳ありませんでした。 ご紹介いただいたお二人のHP拝見させていただきました。浦賀さんは黒で統一されてなにやら神秘的な感じがあり、森さんのほうは、まるでデコレーションケーキのような楽しさがありますね。さてどこから食べようかなって。 じつはお二人の作品は未読なんです。特に浦賀さんにいたってはご回答いただいてはじめて名前を知りました。しかし森さんの本は書店で何度も手にとってみたことがあります。仰るようにタイトルがどの本も気になりますよね。そして装丁とかタイトルの活字体が他の本にはあまり見かけない独特の雰囲気がありますね。 これはHPをみてわかったのですが、浦賀さんの本にも同じような雰囲気があるように思いました。お二人とも出身は理工系の方かなって余計なことまで連想させたりしました。 >設定も自分好みなんですが。何故でしょう 子供って大好物は最後に食べますよね。大事にとっておいて後からゆっくり食べようと思いながら、そのうちお腹がいっぱいになってしまうのでしょうかねぇ。 わたしたちのような不埒な者がいる限り、出版社は有難いでしょうが、作家にとってはいい迷惑でしょうね(笑) ご回答有り難うございました。
お礼
こんばんは お礼の返事が遅くなり申し訳ありませんでした。 ロートレアモン全集についてはなつかしい思い出があります。 高校生の頃、国語担当の先生と他四名ほどで、俳句のクラブをやってまして、ある日加藤郁也氏の「落丁一騎対岸の草の葉」と言う句が話題となり喧々諤々の末、これはロートレアモンのマルドロールの歌のなかで書かれている、ミシンとこうもり傘の関係にあるという結論に達し、いらい書店で何回も手にとって立ち読みした記憶があります。 当時思潮社とか人文書院の本など価格が高くて、高校生などにはとても買えるものではなかったのですが、そうかといって図書館にも出向かなかったのが不思議でなりません。 そうこうするうちにそんな情熱も冷めていって、後に残ったのは、ロートレアモンの名前と翻訳者の栗田勇さんの名前、それと全集といいながら一冊本であるのがなぜか不思議であったことぐらいです。 あれからそうとう年月を費やしてきたのに、ミシンとこうもり傘がどのあたりに描写されているのか分からない始末です。(涙) 「ゲーテル、エッシャー、バッハ」という本もなんどか書店で手に取ったことがあります。かなり分厚い本でしたよね。値段も高かったような気がします。 エッシャーの画は何回見ても、居心地の良い迷宮に招待してくれるので当時から好きでしたが、なぜそのエッシャーが、ゲーテル、バッハと結びつくのか、回答者さん同様不思議におもった思い出があります。 当時お金にもう少し余裕があったなら、おそらく速攻で購入していただろうと思いますが、積 ん読になっている可能性は目に見えるようです。 ながながとくだらない事をお書きして、失礼しました。 ご回答有り難うございました。