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日本の電気料金が極めて高い理由知りたいです。
特に産業用電力料金は世界一高いとの国際比較があると言うことです。ドイツとの比較では3倍ほどとの事です。この三倍という数値には電力料金のコスト(原価)に由来するものではないと考えるのが自然ぜしょう。要は政府の産業政策が反映していると思います。電源構成も大きな要因であると思いますがあまりにも大きな差異です。日本の事故停電な極めてまれでその信頼性は高いものと理解しております。小生はアフリカなどの生活経験から劣悪な電力事情や妻の母国アメリカの事故停電の多さには驚いております。どうしてもその高料金の理由が知りたいです。専門家のご回答をお伺いしたい次第です。
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既に御質問者さんも海外生活の経験から御気付きのように日本の Infrastructure (社会基盤) 設備は極めて質が高く、信じられないほど事故率が低いものです。 家庭用電源の電線設備にしても電線は必ず絶縁皮膜で覆われており、鳥糞被害の Claim を受ければ直ぐに鳥除けが取り付けられ、 電柱 1 本に車が突っ込んでも電線が切れたり電柱が倒れ込んだりしないよう電柱と電柱の間には張り線が張られて互いの電柱が支え合うようになっています。 その電柱は木柱から Concrete 柱に、更に最近では軽量防錆鋼材 (Alumi' 系?) の柱に取り替えられつつあり、都心では電柱をなくして地下 Tunnel に Cable が通されるようになっています。 電柱には家庭用低高圧線 (100V と 230V) の他に電話や Internet 及び CATV 用の光 Cable や、一番上には 6000V の三相高圧線まで張られていますので、それらを受ける支柱や金輪は錆びる前に必ず取り替えられます。……3 本の高圧線は 1 本が切れても落ちてこないように数m おきに白い支線が取り付けられていますね。 私は米国 New York 郊外在住時代に車庫脇に伸びてきた樹木の枝が電線に触れ、電線が火花を散らして歩道に落ちて停電になった事故を目の当たりにした事があるのですが、電気会社に連絡して直して貰った工事を見ていたら、枝を切って再た「裸電線」を繋ぎ、非電導防護管も付けずに工事終了してしまったため、翌年に再た断線しました(笑)。 日本では樹木が引っかかりそうなところは必ず非電導防護管が付いていますし、電柱を支える支線にも黄色い Plastics の衝突防護管が付けられ、支線が錆びて衝突防護管が汚れる前に新しいものに取り替えられていますし、電線そのものの交換工事も頻繁に行われていますね。 電気だけではなく Gas や水道、電話線 (通信線) といった社会基盤設備はその殆どが嘗ては国が管理する公社だった会社が管理しており、天下りを大量に受け入れて半官半民にたいな会社になっている事から、事故を起こさない事が第一であり、安全管理には湯水のように金を使う、天下りの高給取りに給料や退職金を支払い、下請け工事業者にも天下り階層を作って湯水のように金を流す体制ができあがっているのです。 Gas 管も今や鋼管ではなく地震で揺らされても曲がって耐える黄色の Plastics 管が普及している筈ですし、電気 Meter や都市 Gas Meter は電柱に集合 Meter が取り付けられて Internet 経由で集計され、Smart Phone の通信 Service 会社が一括して割引料金で自動料金引き落としをするようになっています。 工場などに電力を供給する電力線は事故でも起きようものならば損害賠償に信用問題等々、大変な事になりますし、料金徴収が複雑ではどれほど Claim を受けるか判ったものではないでしょうから、安全性には念を入れ、自動化も進んでいる筈です。 昔 LA (Los Angeles) 大地震の時、LA 市は復旧工事の入札で少しでも早く仕上げた業者に Bonus を支給すると発表しましたが、Bonus を得た業者の 10m 当たりの高速道路復旧費は日本の高速道路建設費の 1/10 以下でビックリした事があります(笑)。……当時、日本の高速道路は進入路を 1m 伸ばすだけで建設費増額 10 億円でしたからねぇ(^^;)。 日本は水だけは豊富にありますが、上下水道設備の維持費は安くないでしょうね。……NY 時代は 2 度断水して庭下の水道管を直しました(^^;)。 その代わり米国では一度作ったものは壊れるまで使い続けるので地下鉄はボロボロ、橋も錆びて落ちる(笑)、雨が降れば通信回線に異常を来す等々「ここは東南亜細亜か?」ってくらいの酷さでしたが、日本以外は結構それが普通だったりするみたいだし(^^;)……。
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専門家じゃないけど。 https://selectra.jp/energy/guides/ryokin/denkidai-ichibantakai-kuni ①番はやはり燃料費でしょうね。 リンク先に電気料金が比較されてるけど収入の何%を電気代が 占めるかはわかんないですね。 後は電柱、電線とかのメンテナンス等、ランニングコストも 関係あるかと。 地面に電線を埋め込む国もあるし、そこら辺は国がコスト負担を してる国もあるんじゃなかろうか。 電力会社が暴利を貪ってる可能性もありますが、電気代が 高いのはコストがその分かかるからだと思ってます。
お礼
比較資料はいろいろ沢山ありますね。計算根拠も多方面にわたって数値が異なってきていると思います。大変ありがとうございました。
- sutorama
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>特に産業用電力料金は世界一高いとの国際比較があると言うことです。ドイツとの比較では3倍ほどとの事です そもそも、データが違いますので、回答も変わってくるかと思います https://selectra.jp/energy/guides/ryokin/denkidai-ichibantakai-kuni
お礼
丁寧且つ詳細な事柄についての説明有難うございました。