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WAIS-Ⅳ結果 数値の乖離の解釈について

47歳男性です。 自分の生きづらさの原因として、発達障害やグレーゾーンの可能性を考えるために、心理検査(WAIS-Ⅳ)を受けました。 IQ117 ・言語理解115 ・知覚推理105 ・ワーキングメモリー119 ・処理速度121 知覚推理が他の3項目に比べると低い(一番高い指標と一番低い指標の差は16)という結果でした。 この乖離(ディスクレパンシー)がどのような意味を持つのか、心理士にはまだ未確認なのですが、WAIS-Ⅳの結果の解釈についてお詳しい方がいらっしゃいましたら、お教えいただけると大変助かります。よろしくお願いいたします。

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  • yume358
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回答No.2

臨床心理士です。多くの方が発達障害はWAIS-Ⅳの乖離が大きいと勘違いされています。発達障害が世に出た頃にはそうした見解がありましたし、私もそのように理解していた時期があるのですが、実はそうではありません。4領域に分けられてそれぞれの領域の乖離をチェックすることは重要なのですが、検査を受けられておわかりでしょうが各領域の問題は2~3種あり、患者さんや御家族には4領域で説明しますが、専門家の解釈は実は各問題間の乖離もチェックします。同じ領域でも問題間の乖離が大きい場合がかなりありますので、問題の狙いから患者さんの傾向を推測していきます。 そうして各問題間の乖離まで含むと、実は半数以上の人が乖離が大きい部分があるので、乖離の大きさを発達障害の指標とすることは適当ではないとされるようになりました。私は子どもを中心に臨床をしていますので、WAIS-Ⅳの子ども版のWISC-Ⅴというものを使っているのですが、検査の研修に行くと冒頭で必ず「WISC-Ⅴの乖離が大きくても発達障害とはいえない」と伝えられます。これらの検査はあくまでも知能の傾向を見るためのものであり、発達障害の診断に使うものではありません。そういう意味ではあなたはかなり知的に高い方であるのですが、それで生きづらさを抱えていらっしゃるのであれば、何らかの発達の偏りをお持ちなのかもしれません。まとめると発達の偏りを持つ人の偏りが、検査の偏りとしてでるわけではないということです。 余談ですが知覚推理という領域は、知覚と推理という全く異なる性質の問題が混在した領域です。ですから知覚推理の領域は下位問題をそれぞれチェックしないと、知覚と推理がそれぞれどの程度の能力なのかがわからないという欠点があります。子ども版のWISC-Ⅴではそこが改良され、知覚と推理は「視空間指標」と「流動性推理指標」という別の領域になりました。 さらに申し上げると、発達障害の代表格である自閉スペクトラム症(ASD)と注意欠如多動症(ADHD)とはそれぞれスクリーニング検査があります。質問紙形式(YesNoで答えるもの)ですが、そうしたものを参考にしながら医師が総合的に診断することになっています。そして医師により判断の基準は若干異なりますが、発達障害の特性は有していても就労が継続しているならば、社旗適応はできていると判断され、グレーゾーンと診断されることが多いようです。それを添付の図で示すと、障害でない自閉スペクトラムのゾーンになります。

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その他の回答 (2)

回答No.3

そんなものに意味はありません。 30数年前の日本が神経発達症途上国だったころの 誤った考え方で、今の精神科の学会では完全に否定 されていることです。 人間なのにバラつきが出るのは当然です。 それにあなたの結果はバラツキの範疇であり乖離とは 言いません。 乖離の意味が分かって使っていますか? 普通は大きくかけ離れていることを指す言葉です。 ディスクレパンシーなどと言い換えるだけ無駄ですよ。 そもそもWAISでは知能しか分かりません。 そこから障害の特性を見ようとするのは、完全な邪推で あり、医学的見地には立っていません。 通常、WAISを使うのは自閉症と診断されさらに追及する 場合に参考指標の1つとして使う程度のものです。 通常、イキナリ知能テストを使うことはしません。 そういう病院って、インチキなんですよ。 心理士が出てくる辺りも、かなりインチキ臭いです。 また生き辛さの本当の原因を追究していることにはなり ませんし、障害であるという理由が欲しいだけなのでは ないですか? インチキ学説の知能障害で発達障害を判断出来る!という 考えに則って見ても、あなたの示した結果は正常値です。 人間なので得意・不得意ってあるんですよ。 それを結果に開きがあるから発達障害....と決めつけていた のは暗黒時代です。 当時は大人の発達障害などあり得ない!!と完全否定され 手帳すら認められない時代でした。 WISCをよく知っている人なら、逆にこんなもので発達障害 を判断しようとしている原始人がまだ居るのか?!とさえ 言います。 行かれている病院はマトモではないですが、それでも、 あなたの希望は打ち砕かれ、ハッキリ違うと否定され ます。これは断言できます。 乖離が出る場合、50以上の開きが出たりします。 自閉は推理することが出来ないため、そこで大きく結果 に開きが生じます。 あなたは発達障害と言っていますが、実際にはADHDで すか?それとも自閉だったら良いのに...と思っているの ですか? 今の世の中、発達障害などと言うものはありません。 正しくは神経発達症群と言いまして、知能障害もこの中 に含まれます。 こんなものに頼るよりも、自分の傾向をもっと深く掘り下 げ、生き辛さの原因が何なのかを明らかにした方がよっぽ ど有意義です。 ADHDの私が言うのもなんですが、障害だと認められたと ころで、そこを自分の力で覆さない限り、誰からも相手に されなくなりますよ。 障害だと分かることがゴールではなく、障害を克服し、自 分の意識下でコントロールすることがゴールです。 つまりこれが出来ない限り、一生生き地獄から抜け出せま せん。 障害年金を貰ってみたいな甘い将来を考えていたりしませ んか? 実際はそんなもの無いです。 私の場合、収入制限を2倍ほど超えているからです。 生き辛さも考え方で、どこに主眼を置き、どこを諦めるのか でも大きく変わります。 障害だと診断が出ても、そこで急にすべてが変わったりはし ません。 これまで通りの生き辛い人生がリスタートするだけです。 診断が付くことを考える人は、その先を全く考えていない ので、さらに苦しむのです。 私は独学ですべて予習し、エビデンスも全て揃え90%間違い ないという確証まで得た上で受診しました。 最初は訝しまれましたが、あなたの言う通り.....という結果に なりました。 ま、それは解決でもなんでもなく対策の矛先が決まったに 過ぎませんがね。 たかだか知能テストの結果で一喜一憂するのは馬鹿々々しい ことですよ。 もっと他にすることがあるのに、しないから生き辛いんです。 今の結果を招いてしまった自分をもっと深く知ることをしない 限り、他責思考に傾いているのではないでしょうか。 生き辛さの原因は神経発達症だった!という結果が欲しいんで すよね? でも、それは結果でもなんでもないということは忠告させて頂 きます。病院の医師はあなたを助けてくれるわけではありませ ん。あくまでも生き辛さを解消するのはあなた自身しか居ない からなんです。 そこが理解できない人は、多くが闇落ちしています。 だってそれ以上変えられないからです。 Change or Die!なんです。 勤め先の社長が好きでよく言っていましたが、自閉やADHD はこれを実践しないと、闇落ちフラグ決定です。

mindwandering
質問者

お礼

詳細にお教えいただき、ありがとうございます。バラツキの範疇であり乖離ではないこと、発達障害ではないことがよくわかりました。ありがとうございます。後日検査結果のフィードバックを受けるので、その時に不明点を確認したいと思います。

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  • aeromakki
  • ベストアンサー率36% (870/2378)
回答No.1

差が16というのは、発達障害グレーゾーンに入る可能性もあります。 https://www.kaien-lab.com/faq/2-faq-diagnosis/wais-iv/ 私の場合は差が40超えです。質問者さんに比べれば、かなり重いですよね。 ADHD有りの広汎性発達障害という診断でした。最近は、自閉症スペクトラム障害という診断名に統一されるのかな。 このIQの高低差が大きければ大きいほど、物事がこなしにくくなり、ストレスが大きくなります。 全人口の90%以上が、IQ高低差が確か7以下ではなかったかと思います(うろ覚えで済みません)。 差が少ない人々を定型発達と呼ぶのですが、90%以上の定型発達の人々から、発達障害当事者はIQ高低差がないはずとして対応を要求されるため、そのストレスで神経が参って行きます。 そのため、発達障害の人々にはストレス病患者や鬱病患者がぐっと多くなるわけです。 IQ高低差が10くらいから発達障害グレーゾーンらしく、15超える場合は他の条件などでAQテスト等を考慮して発達障害かグレーゾーンか判断力するらしいです。 稀に、発達障害を知的障害の言換と勘違いしている人がいますが、このIQの高低差が異常に大きいということが発達障害の定義なので、質問者さんはおそらく高機能自閉症もしくはアスペルガー症候群と言われるタイプだと思います。 私のように40超えたらグレーゾーンの可能性は全くないですが、質問者さんの16は、かなり判断が難しいです。 グレーゾーンと判断されると支援が受けにくいのですが、IQがそもそも高いので、知的障害を持つ自閉症スペクトラムの人に比べれば、格段に楽とも言えます。 ワーキングメモリが高いので、ADHDの可能性はほとんどありません。 知覚推理は、単純に論理的思考力が低いわけではないそうです。 地図を読んだり、楽譜を読んだりするのがあまり得意ではないかと思います。 https://www.seisekiup.net/column/develop/643/ https://soctama.jp/column/73630 ↑ 子ども向けの話ですが、対策のヒントにはなると思います。 素人なんで適当ですが、ADHD有りの私はワーキングメモリが低く、暗算が苦手で言い間違いが多いです。 そして、知覚推理は比較して高いので、地図・楽譜を読むのが得意です。数独も得意かな。 一人一人、数値が違いますし、これまで積んできた経験・訓練・修行の内容も違います。 時間をかけて、ご自分の特性、得意不得意を理解し、自分なりの弱点補強を頑張りましょう。 それには、認知行動療法がお勧めです。 https://www.cocoro.chiba-u.jp/chibacbt/patient/disease.html https://snabi.jp/article/42

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