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WAIS-3の結果と解釈について

よろしくお願い致します。 先日心療内科にてWAIS-3を受け、その結果が以下の通りです。 私は38歳女性で現在専業主婦。将来家計のために就職を考えているのと、普段の生活での困りごと対策・向いていることに対するアドバイスをいただけたらと思っています。 言語性IQ 98 動作性IQ 132 全検査IQ 114   言語理解 104 知覚統合 119 作動記憶 96 処理速度 140   単語 11 類似 9 知識 12 理解 9   算数 10 数唱 7 語音 11    配列 17 絵画 15 積木 14 行列 10 符号 17 記号 17 組合せ 11 普段の困りごととしては「聞いたことが抜けやすい」「ガールズトークが苦手」「長期的な予定をイメージできない」「頭ではわかっているのに口でうまく説明できない」があります。 あと言語性IQと動作性IQの差が凄く離れているのが気になります。 他の方の結果を見ると、言語性IQが高い方が多いので… よろしくお願い致します。

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  • vzb04330
  • ベストアンサー率74% (577/778)
回答No.2

心理士です。 現在、WAIS-3のマニュアルが手元にありませんので、概略についてご説明しますが、No.1の方がおっしゃるように、検査を実施していただいた心療内科で、検査を担当した心理士の方に詳しい説明や、具体的な相談をしていただくのがベストです。 と申しますのも、数値的な結果だけですと必ずしも適切な解釈ができないからです。 1.全検査IQによる知能の水準 全検査IQは、質問者様の全体的な知能の高さを示します。 同じ年齢グループの中で平均的な成績を取ると、100になるという相対的な数値で、90~109の範囲に理論的には50%の方が含まれるようつくられています。 質問者様の114という数値は、これより高く「平均の上」といえます。 ただし、気にしていらっしゃるように言語性IQと動作性IQの間にも、また、4つの群指数の間にも大きな差がありますので、この114という数値は一つの参考としてご理解ください。 詳しくは、4つの群指数を見ます。 言語性IQと動作性IQは、最近の理論的、実証的な研究の結果、以前考えられていたほど根拠のある指標ではないことがわかってきました野で、こちらは気になさらず、群指数の結果を重視してください。 2.群指数の結果の特徴と支援、工夫 言語理解、知覚統合、作動記憶、処理速度の4つを群指数といい、IQよりも細かい視点から認知能力を評価するものです。 数値の意味は、IQと同じです。 もっとも低い作動記憶でも96ですので、4つとも平均以上の高さがあります。 しかしながら、4つの群指数の間には、8~44という差が見られます。 本来でしたら、統計学から見て意味のある差(有意差)が認められるかどうかを検討しなければなりませんが、私の手元にマニュアルがありませんので、「推測」で書かせていただきます。 処理速度(140)>知覚統合>言語理解≒作動記憶という有意差が認められるであろうと思います(不等号は有意差がある、≒はないという意味)。 言語理解と作動記憶は、数値としては平均的ではあるのですが、質問者様ご自身の得手・不得手という点では苦手とお考えになった方がよいでしょう。 言語理解は、ことばでの説明を理解したり、ことばで説明する能力、ことばで考える力、語彙力、学校で習うような知識の量を意味します。 また、作動記憶は、ことばで聞いたことをそのまま短時間記憶し、その記憶した内容を元に情報処理をするための記憶力です。 話を聞いたり、文章を読んだりしてその内容を理解することや、暗算をするなどのときに働く記憶力です。 「聞いたことが抜けやすい」「ガールズトークが苦手」「長期的な予定をイメージできない」「頭ではわかっているのに口でうまく説明できない」というお困り毎は、この2つの苦手さと関わっていると考えられます。 知覚統合は、視覚的な情報を理解したり、空間認知をしたり(地図や図形を読む)、視覚的な情報を元に考える力を意味します。 ただし、下位検査の結果を拝見しますと、理解、空間認知は得意でいらっしゃいますが、視覚的な情報を元に考えることはそれらほど得意ではないと思われます。 処理速度は心理的な作業をこなすスピードや、視覚的な短期記憶、筆記の流暢性、単純な課題でもやる気をなくさずに取り組める力などを調べています。 普段の生活や仕事を考える上では、特異な能力をうまく活用して、苦手なところをうまくカバーする工夫をなさることが大切です。 質問者様の場合、視覚的な情報をうまく使うことで注意が向きやすく、また、記憶にも残りやすいでしょう。 必要な情報は、メモ書きしておく、イラスト、図、写真などで理解したり、話題を選んだりする補助にすることが有効と思います。 長期的な予定も、たとえば大きめのカレンダーに書いて、一覧できるようにするなど、視覚化(見える化)すると把握しやすいと思います。 そして、処理速度が高いので、一度身についたことは素早く、確実にこなせるようになると思います。 そこに至るまではご苦労が多いとは思いますが、ご自身にとってわかりやすいやり方を工夫していただければ(単純に何度もトレーニングして、頑張ればよいということではありません。わかりやすいやり方をみつけてください)、習熟することができます。 おそらくADHDなど発達障害の診断がつくと思われますが、大人の発達障害の方に向けた図書が市販されていますので、そういうものをご覧になって、ご自身に撮ってわかりやすいやり方をそれらを参考に見つけていただいて、日常生活や仕事がスムーズにやれるよう応用してご覧になることをお勧めします。 その際、最初にも書きましたように、WAIS-3を実施していただいた心理士さんに具体的なお困りごと、内容をもってご相談になってください。 以上、簡単ではありますが、参考になれば幸いです。

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  • pipipi911
  • ベストアンサー率22% (1029/4602)
回答No.1

その心療内科のドクターか、担当者に 訊くのがベストです。 例えば、 《聞いたことが抜けやすい》の対策としては、 ヴォイスレコーダーに録音しておいて、後に、 文章に起こしておくようにする。 [その場合は、内容に依っては、 「理解とは、要約できること。 (山田ズーニー)」 ということで、要約して文章化することも考慮しませんか] 《うまく説明できない》…これは、訓練で 改善します。大丈夫です。 長期的な予定は、例えば、ガント・チャート等で 視覚化して、進捗状況を管理するようにすれば、 大丈夫です。 《話し方》に関しては、NHKのラジオ第2放送の 「言葉力UP!」を聴いたり、第1放送の「明日への言葉」を 継続して聴いていれば進化する筈です。 テレビ朝日の「徹子の部屋」なども参考になります。 [《ガールズトーク》って、ムカ~シの 井戸端会議のようなものなのでしょ] 印象的には、普通のオバさんです。 普通に暮らせばOKではないでしょうか。 [お仕事に参加する際には、 記憶力に難が有ったり、説明下手では 活躍の場の選択肢が限定されてしまいますので 継続的な「訓練」で克服しておきましょう] 「私の取り扱い説明書」を書いてみて、 それを他の人に読んで頂いて、 必要かつ十分に書けているかどうかの 10段階の数値評価をして頂きませんか。 Good Luck!

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