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質問者が選んだベストアンサー
お望みの様な回答ではなくすみません。 でも、この「徒長しきった状態」では、種類よりも属の方ですら予想は出来ません・・・。 徒長と言うのは本来好む光量よりも暗い(人の目で感じる明るさではなく植物の感じる明るさです)くてモヤシ状態に育っている事です。 全てが徒長してしまい茎が伸びすぎて葉の幅も本来よりも細長く成って居る様で、これでは特徴がほぼ失われていて予想も出来なくなっています。 無理くり(合ってるとは限りませんが)候補を上げれば葉が白っぽい緑色でマットな質感から、セダムの葉が大きめな種類か、グラプトペタルムっぽいと感じますが・・・。 元々この状態に近い見た目で入手したのならかなり難しいのですが、もし入手時はもっと葉が詰まって育っていたのなら、ご自分で「多肉植物データベース」というサイトでセダムなどで検索し画像で見られるページを丹念に探せば良く似た物が見つかるかもしれません。ただ、多肉植物の場合は品種名はラベル無しで入手するともう名乗れませんので「〇〇という種類らしい」「〇〇と言う品種に似ている」というくらいまでしか探せ出せません・・・。 一番分かり易いのは、これから葉挿しして芽を出させもっと明るいところで健全に成長させて2年くらいししっかり詰まった姿に仕立ててから探せば属くらいまでは大体判明します。この画像のタイプだと多肉植物専用土に下の方の葉を茎から外して置いて霧吹きを時々与える程度で葉の付け根から子芽が生えてくると思います。 個人的には徒長したときの茎の伸び方の暴れ様から、グラプトペタルム・パラグアイエンセという学名の種類の中の品種の中の中に似ているようにも感じます。 これには日本では古くから栽培されてきて一番普及している「朧月」と、食用の「グラパラリーフ」が良く出回っていて、朧月からエグミが無い様に改良されたのがグラパラリーフで、この2つは外見がそっくりで見ただけでは区別ができません。葉をちょっと噛んで味わってみてエグミが強いなら朧月、少し酸っぱい「甘さの無い青りんご」を思わせ後口にほんの微かにエグミが残るのがグラパラリーフです。 どちらも苗がホームセンターなどで売られています。 あとグラプトペタルムには特徴の少し違う種類や品種があり、正常に育った成熟した株の状態で見ないと区別が付きません・・・。 もし誰かにいただいたのなら、正常な時の株の姿がまるで剣咲き花弁のバラの花の形に似ていて、これが付いていた古い茎が(これは徒長ではなく長い年月で伸びるもの)長くくねってたりすると、朧月の可能性が高いかも。
お礼
私の望んだ回答よりも、はるかに豊かな示唆に富んだお返事をいただきまして、大変感激いたしております。 徒長してしまっているものを、なるべく詳しく名前を教えてくれなどと、無茶振り申しまして大変失礼いたしました。 多肉は購入時記載された名前が重要なのだなと身に染みてわかりました。 その上で、詳細にご推察くださり、まことに感謝いたします。ご紹介いただいた多肉データベースなどを駆使してできる限りの特定を進めたく存じます。 その前に、株を明るい場所で健康な状態に戻してやらねば、ですね。 ありがとうございます。