国債発行による収入は、国家・国民のために広く使われたとしか言いようがないと思います。
財務省のサイトで大体の見当はつきます。
「令和2年度決算の説明」の中の「第2 一般会計」ですが、この章だけで215ページもあります。
https://www.mof.go.jp/policy/budget/budger_workflow/account/fy2020/kessan_02_ippann.pdf
(一部抜粋します)
令和2年度における歳入歳出の決算総額は
収納済歳入額 184,578,838,246千円
支出済歳出額 147,597,358,991千円であって、
差引き 36,981,479,254千円 の剰余を生ずる。
この「支出済歳出額 147,597,358,991千円」の内、108兆円が国債による収入が占めていることになります。
4/225ページに分かりやすいグラフ「支出済歳出額の主要経費別内訳」があります。
社会保障関係費の占める割合が29.1%です。
このグラフの国債費22兆3255億円は、国債の償還費用、国債利払い費用です。(67/215ページ)
国債108兆円(内、建設国債22.6兆円)はどこに使われたのか、については特定できるものではなく、国家・国民のために広範囲であるとしか、言いようがないと思います。
国民一人当たり10万ずつ配った「定額給付金」やコロナ対策の「休業補償金」などは、国債で賄ったのでしょう。
お礼
どうもありがとうございました。