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No.994701(予後不良)の回答って本当?
馬のその後は馬主に全ての権限がある中で、一概にそうとは言えないと思うのですが…。例えば重賞を勝った馬を馬主がそういう決断をするでしょうか?競馬に詳しい方、どう思いますか?全ての予後不良馬がそういう扱いを受けてる様な回答だったので質問させてもらいました。
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教えて!gooの怖い所ですね。 質問がすぐに締め切られてしまっていて、他の回答がされていないようです。 馬を食用として解体する際には様々な検査があります。 食品衛生上の観点からも、さっきまでレースに出ていた馬をいきなり食肉(人用)にする事はありません。 薬殺をしていればなおさらです。 ただし、サラブレッドの食肉は存在します。 まず競争能力が無いと判断された1歳程度までの若馬の場合は穀物飼育に切り替えられ、半年~1年間かけて食用に改良します。 しかし、それでもサラブレッドは肉質が硬く、味も良くないので非常に安値で取引されます。 実際に熊本でサラブレッドを食べた事がありますが、臭くてまずかったです。 レースに使った2歳以上の馬になると、肉質が硬くなり、色も悪くなって人間の食用には向かなくなります。 各種加工品(ドックフードなどペットのエサ)にするか、動物園で野獣のエサになるでしょう。 競走馬かどうかはわかりませんが、白クマは馬肉が好物だそうです。 http://www.sponichi.com/soci/200307/22/soci124175.html 基本的に市場に出回る馬肉は北海道の生産者が食肉専用に生産している重種馬の肉で、競争専用に改良されたサラブレッドとは別の物です。 インコとニワトリのような物です。 ただ、私はこのようなサラブレッドが特別不幸だとは思いません。 牛も乳が出なくなれば殺されますし、鳥も卵を産まなくなれば肉に用途変更されます。 そして牛や豚、鳥は初めから肉にされる事が決まっています。 どんなに人になついても、頑張っても期日が来れば殺されます。 馬は頑張れば種牡馬や乗馬になる可能性があるだけ幸せかもしれません。 勝てなくても一度はレースという表舞台に立つ事が出来るでしょうし、そうなれば応援してくれる人もいます。 暗い檻の中で誰からも応援されず、肉になるためだけに一生を終える家畜から比べると幸せな気がします。
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- adcha
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私も回答したかったのですが、すぐに締め切られていたもので同じ思いをしていました。 #4の方の回答が的確ですね。 競走中の予後不良判断後は薬殺されるのが普通です。 薬殺されたものは、検査の際に当然薬品が検出されるので食用にはなりません。この場合大型の焼き場(焼却炉みたいなもの)でちゃんと焼いて処分されるか、肥料や飼料に加工されます。 食用の馬は基本的には専門に肥育されており、それらを食用として出荷します。 例外としてサラブレッド(生まれつき競走に適していないものなど)は食用として市場に出荷される場合もありますが、人間の食用なのか、動物の食用(ペットフード)なのかはわかりません。
お礼
回答どうもありがとうございます。今回、この質問してみて良かったです。なんか心の中のモヤモヤが吹っ飛びました。
- aki12
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ほんと書いてるだけで悲しくなる話ですが。 まず、馬は人と違い、足を1本でも失うと、生きてはいけません。(以前の質問にもありました。) これまで骨折した名馬の何頭かは、種牡馬や繁殖馬として期待もあり、奇跡を起こそうと必死の看病を受けた例もありますが、結局、苦しんだ末に亡くなるという結果に終わってます。 最近では、人気、血統、実績ともNo1で、種牡馬としての価値は10億円以上といわれていた、サイレンススズカでさえ、安楽死処分がとられています。 また、普通に引退した馬についてはNo2さんがお答えになっています。 引退馬を引き取るには毎月5~10万円かかります。ハルウララを引き取った安西 美穂子の「おうちへ帰ろう」等、引退馬を大事に育てたいという、クラブ、馬主さん、ファンの方もおりますが、そのような恵まれた子はごくわずかです。検索サイトで「引退馬」などのキーワードを入れると上記のようなサイトはすぐに見つかります。ぜひ訪れてみてください。
お礼
回答ありがとうございます。競馬の世界は厳しいものですね。これからも全馬無事ゴールを祈って競馬を続けます。
- gabuneko
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書いていくだけでもあまり良い感じはしないですが、お困りのようですので知ってる限り書いてみます。 以前、日本TVの深夜のドキュメンタリー(ラムタラが輸入された時期でした)で馬の話をやってました。内容は場産地の不況でした。サンデー産駒ばかりが高値でドンドン売れて、地味な血統の馬は売れない。というよりも、見向きもしてもらえない状況で馬産に関わる農家が苦渋に満ちた決断をしなければならない話です。 生産馬を買ってもらえない→生産に要したお金を回収しなければならない→自分で走らす事が出来ない→悲しい話ですが、結果が全く出ていない馬を食用にしなければ自分達の牧場が破綻する→泣く泣く手放した。 その馬の血統はキンググローリアスでした。別に悪い血統でもないし行き先はありそうな感じでしたが駄目でした。あの時の生産者の方の涙が忘れられないです。ですから、事故で競争中止の馬が肉になるわけでは必ずしもないし(サイレンススズカは土葬、ライスシャワーは火葬にされてお墓に入ったそうです) 新聞や雑誌の墨に書いてある「引退罵」のコーナーはみんなハッピーエンドでは無いです。 種馬でも人気が無くて産駒が走らないと、知らない間に「行方知らず」になったなんて話はゴロゴロしてます。最近ではクラッシク二冠セイウンスカイの父親シェリフズスターが有名です。グリーングラスも肉になりかけて聞きつけたファンの方に引き取られ天寿を全うしたそうです。これはラッキーなケースです。 最近は、有名な馬はファンが引退後も見学に来るので このような「行方不明」は減っています。G(1)勝ち馬は余生が保障されてますし、いろんな制度ができているみたいですよ。詳しくは知らないんで書けないんですが。 参考になれば嬉しいです。では。
お礼
たいへん詳しく回答いただき大変参考になりました。ありがとうございます<(_ _)>。
競走能力が無くて見限られた馬なら回答のような流れもあると思いますが、競争中の故障で救うことができない場合、薬物注射による安楽死処分がとられます。 食品の安全管理上、薬殺された家畜が食肉になることはありえないはずです。 ついでに言えば、怪我のため安楽死処分になる馬より、経済性を見限られて食肉業者へ売られる馬の方が圧倒的に多いでしょうが・・・。
お礼
納得のいく回答ありがとうございます。
お礼
詳しい回答ありがとうございます。”レースに出た馬は人間の食用にはならない”とURLにはっきり書かれてますね。No.994701の回答に疑問を持って正解でした。