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肺ガンの治療にインターフェロンを使いますか?
友人のことです。 健康診断で肺に腫瘍が見つかり、このたびレーザー切除をしたようなのですが、その後の治療にインターフェロンの注射をするらしいです。 インターフェロンについて調べたところ、主に肝炎や、ガンの場合は肝臓ガンとか白血病の治療には使われるようですが、肺ガン(それも限局のみで転移は認められずレーザー切除のみ)の場合も治療薬として使うことはあるのでしょうか? 費用もバカにならないと思うのですが、市町村で補助が出たりする場所もあるのでしょうか? よろしくお願いします。
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「限局性、転移なし」というのは、その可能性が大であるということに過ぎません。術前の画像診断で他部位に腫瘍の所見が無さそうだ、術後(あるいは術中)の病理診断で切除面の外に腫瘍細胞が侵出していないであろうと判断されたと言う事でしょう。 その為、癌の治療では、手術後に他の治療が併用される事が多いです。癌の転移には、リンパ行性、血行性、播種性とあり、それぞれの癌、その存在部位によって転移の可能性を考慮します。 癌細胞の種類によって、放射線が効果を示すもの、抗癌剤が有効なものといろいろありますが、一般的に、ある特定の場所が怪しいというときには放射線、全身的に警戒が必要な場合は抗癌剤を使うということになります。ただし、細胞レベルでは、身体のどこへ癌細胞が到達しているなどというのは分かりませんから、放射線療法と化学療法(抗癌剤)を併用することも広く行われています。 インターフェロンという薬はいわゆる抗癌剤とはちょっと違いまして、もっと補助的なものと考えて差し支えないと思います。 腫瘍細胞に作用して、その増殖を抑えたり、免疫を活性化させて、腫瘍を攻撃します。 医療費についてですが、健康保険でカバーされると思いますが、医師等から何か特別な説明がありましたでしょうか?保険外の治療になるとしたら、必ず説明があるはずです。 また、高額医療費の助成制度がありますので、それほど心配される必要はないとは思います。
お礼
早々のご回答ありがとうございました。 私自身子宮ガンの手術を経験していて、術後は放射線、化学療法等一切していませんし、インターフェロンというものについても知識が無かったもので、大変勉強になりました。 医療費については市で補助が出るらしいですが、自治体によっても随分違うのでしょうね。 手厚くカバーしてくれる市町村に住んでいると、何かと安心みたいですね。 ありがとうございました。