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躁鬱病の人とのつきあい方
私は現在、躁鬱病の人とつきあっています。相手は休職してトータルで1年ほどになりますが、未だ、回復の見込みはなく、この8月に躁病も併発し、どうしたものかと考えています。一時は結婚も考えていましたし、今も気持ちが全くなくなったわけではないので、できればきちんと治して、もう一度やり直したいと思っているのですが、最近は、なにかあると「うざい」「しんどい」「考えさせないで」と冷たく言われることばかりでこちらも傷つけられるばかりです。正直に言って、これ以上ついていく自信もなく途方に暮れています。 周りの友人や家族からはもうつきあわない方がいいととがめられ、私自身、別れた方がいいのか迷っています。躁鬱病の方とおつきあいのある方は、どうしていらっしゃるのでしょうか。私は別れた方がいいのでしょうか。 また躁鬱の人とのつきあい方にアドバイスがあれば、教えてください。
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- hhgg
- ベストアンサー率34% (26/75)
心理療法についてご質問を受けましたのでお答えします。 鬱病に効果的と言われる心理療法の中では認知療法という心理療法が一番有名です。鬱病の人には典型的な「認知のゆがみ」(暗いものの見方)があります。その認知のゆがみにネーミングをして、クライエントの方に自分の認知のゆがみに気づいてもらいます。そしてそのゆがんだものの見方ををていねいな練習で変えていきます。 鬱病というのは脳内の伝達物質であるセロトニンと言う物質が欠乏した状態です。で、抗うつ剤というのはその脳内のセロトニンをいろんな経路を使って増やすお薬なのです。おもしろいことに脳内のセロトニンが減少すると人は物事を暗い方へ破滅的な方へ考えていく傾向にあります。そして、お薬で脳内のセロトニンが増えると今まで暗い方向に考えていた人が明るい考え方に変わるのです。 で、手っ取り早く考え方の方を明るい方向に変えちゃおうというのが認知療法です。おもしろいことに認知療法などで考え方が明るい方向に変わると、なんと、脳内のセロトニンが増えるのです。 心と体がいかに一体化ということが分かりますね。卵が先か鶏が先かという問題ともにていると思いませんか? さて、認知療法の元(論理療法)を作ったのはアメリカのアルバート・エリス(認知行動療法の祖)という人。 で、あまり知られていないのですが、エリスはアドレリアン(アドラー心理学を生活でも実践し、もちろん理論上アドラー心理学の枠組みで考えている人)なのです。その証拠に彼は北米アドラー心理学会に所属しています。 私もアドレリアンなのですが、初めて認知療法を知ったときに「あれ、これってアドラー心理学じゃん。」と思ったものでした。 で、何でこんな話をしたかといいますと、アドラー心理学カウンセリング・セラピーも鬱病に非常に効果的だと言うことです。私は認知療法も自分のセラピーの中で使うこともあるのですが、アドラー心理学的アプローチも鬱病の方にとても効果的でした。同じように認知(ものの見方・考え方)を変えるセラピーだからでしょう。 鬱病は再発しやすい病気です。それは薬で一時的に上昇した気分が鬱病になりやすい方が元々持っている体調の変化(季節によって気分が変化したりしますし、ストレスが引き金でうつが再発します)によって、簡単に落ち込むからです。 しかし、認知(ものの見方・考え方)の変え方を知っておくと、その気分の上下に上手に対応できるようになります。 これが、薬物療法と平行してアドラー心理学や認知療法などの心理療法をお勧めする根拠です。 http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=337596にも書いているのですが、アドラー心理学は一風変わった「幸せに生きること」を追求する心理学です。 質問者の方も一度学んでみられませんか?彼とつきあうのに役立つこと請け合いです。
- 参考URL:
- http://www.hgld.co.jp/
- Samurai-Jack
- ベストアンサー率18% (130/697)
私の妻もうつ病で、現在治療中です。私も数ヶ月前までは質問者さんと同じような状況で、私のやることなすことすべて否定的に対応されてしまい、離婚も真剣に考えていました。 私の経験から推測すると、質問者さんの彼氏も本心から言っているのではないと思います。病気が言わせているのだと思います。本人もすまないという気持ちがありながら、イライラを抑えきれずに、質問者さんにあたっているのではないでしょうか? 質問者さんの周りの友人もご家族の方も、うつ病を本当に理解されていないのではないでしょうか?(ひょっとすると質問者さん自身も) うつ病のことをちゃんと理解していない人の助言は、はっきり言ってうつ病を悪化させるだけだと思います。うつ病は「気の持ちよう」では解決しませんから。 はっきり言って、うつ病の人と付き合っていくのは大変です。体力的にも精神的にもです。ただ、質問者さんに、彼氏に対する気持ちがしっかりあるのなら、心を決めてやってみるべきだと思います。 うつ病の周りの人(特に配偶者や彼氏/彼女)は大変ですが、うつ病本人はもっと大変なはずです。自分をコントロールすることができないのですから。 なので、繰り返しになりますが、もし質問者に彼氏に対する気持ちがしっかりあるのなら、一度うつ病の本を何冊かよんでみることをお勧めします。うつ病の人本人の気持ちを外部の人が口だけで変えることはできません。うつ病の周りの人が変わらないと、問題は解決しません。
お礼
ご回答ありがとうございます。 アドバイスのように、少し病気のことを勉強してみました。相手の言動や自分の対処の仕方も(少しは)わかるようになり、随分と穏やかになっています。 ありがとうございました。
- A_Will
- ベストアンサー率25% (16/64)
私は躁鬱病の夫婦の同僚を持ったことがあります。 旦那である同僚の方が躁鬱病でした。 同僚に対しても仕事しにきてるのか、愚痴りにきているのかという状態で「聞いて欲しい」という感じでウンザリされていましたが、何かこっちが言えば否定的な行動をされました。 それでも仕事をちゃんとしてくれればよかったのですが、躁鬱病というとどっちの症状がいつ出るか分かりませんよね。鬱状態の時に何度も勝手に早退されたり欠勤されたりして奥さんだけでなく子供さん(小学低学年)にまで職場に連絡を時々いれていました。出勤しても無断で帰ったり。 なんでこういう話をしたかというと、付き合う以上その内同棲、最終的(?)には結婚ということにもなると思います。その時に夫の収入がないとなると奥さんであるあなたが収入をいれて、なおかつ家事全般、夫の世話までしなければならなくなるという可能性は否定できないことだと思います。 それまでに治ればいいですが、鬱病自体が長期の治療を要しますから、鬱病でなく鬱「状態」の診断を受けている私で「最低半年は治療期間を見積もる事になる」と言われています。つまり時間が随分かかります。 付き合い方ですが、その時本人がどっちの症状を表面に出しているかによるのは確実です。鬱の時は質問にかかれたことを言われると思いますが、躁状態の時には構ってくれないと怒り出す人を多くみかけます。その辺りはよく相手を見てどういう対応に喜怒哀楽を表すか観察なさった方がいいとおもいます。 これは鬱状態にいえることですが、上に書いた通り長期治療の対象なので薬も長期に渡りきちんと医師の指定された服用法に従って飲まないと効果がきちんと得られません。ですから鬱で薬どころではない場合、状態を知っている人が薬を飲まないといけないことを促す必要もあるのでは?と思いました。それを跳ね返す真似をしてその後全く謝ったりすることがないなら本人の人間性にも失礼ですが問題があるのではないかと…(いくら病人とはいえ言って良い事悪い事はありますし、躁鬱病でも気分が落ち着く時間はどこかあるはずだと思います) 個人的には文面からだけだと、少し相手を試してみては?と思いました。 例えば「うざい」といわれたら「じゃあ私はいなくていいんだね?負担になるんだね?」っていう風に。 私の経験からになりますが、付き合っている相手が鬱の時に言われる言葉っていうのが「自分みたいなのと付き合っうより他の人のがいいひとだろうから別れた方がいい」と自己嫌悪から相手の事を考えて別れをきりだす人が男女不問で多かったです。つまり自分より相手を大事にしてるわけです(まぁ別れを言われるだけでもつらいでしょうけど)。 なので、そういう経験を持つ私が質問記事だけ読むと症状の程度によるとはいえ、もう少し大事にしてあげれるんじゃないって思いました。
お礼
ご回答ありがとうございます。 アドバイスにもあったように、もう少し大事にできる部分もあるかもしれないと思い、最近はあまり相手の言動にいちいち一喜一憂するのをやめました。 そうすると、意外とやさしくもなれるものですね。 ありがとうございます。
- camera_oyaji
- ベストアンサー率25% (109/436)
鬱病治療中のもの(男性)です。 私が発病したのは妻と結婚し子どもが1歳を過ぎてからです。 鬱病治療中に躁状態になったこともあります。 医師の診断では双極性感情障害(躁鬱病)とのことです。 5年ほどの通院で感じてたことは、本人が「病気は治ると信しを病気を直すんだ」という気持ちを持ち続けること大切だといことです。 治療中は鬱状態や躁状態を繰り返すかもしれませんが、適切な治療を続ければ、症状は改善されると思います。 鬱状態の場合は、本人に自覚症状があります。とってもつらい状態です。自分の不安や苦しみで精一杯になり、嫁さんや子どもが「うざい」と思ってまうこともあります。 この精神的生き地獄状態は経験した人ではないと理解に苦しむと思います。 嫁さんには本当に苦労をかけたな(かけている)と思います。子どもにも十分と愛情を注げなくすまないと思います。 嫁さんも慣れてきたのか、私が鬱状態の時は私がしたいようにほっとくようになりました。(これが鬱状態の私には一番なのです。) 躁状態の時は私の場合は自覚症状がありませんでした。 あとから振り返ると、あの時期は躁状態だったのだなと思える程度です。 (本人は鬱病が治ったと喜んでいたのですが...) 他の方が書かれているように、鬱状態の人に励ましを与えると心の負担になります。同意したり、共感したりし、精神的な受け皿になるのが一番です。 (結構しんどいかもしれません。) 正直言って、結婚生活を送るのは大変だと思います。 治療を受ける前は、不眠・精神不安・思考力低下・食欲不振・妻とのコミュニケーション低下が数ヶ月続き、離婚の危機に教われました。 今は治療の成果か鬱の症状も軽く、期間も短くなっています。 躁状態も通常よりもちょと元気が良い程度になりました。 相手が根気良く治療をつづけられるか? あなたが、相手の精神的なよりどころになれるか? その辺がポイントにになると思います。 以上、個人的な経験からでした。
お礼
そうですね。ご回答ありがとうございます。私も実は軽欝で、今は良くなってきているのですが、その際にはかなり強く、本当に治したい、という気持ちを持ち続けなくてはなりませんでした。 彼にはそんな気があるのか、といったところが私の一番の疑問です。病気で、がんばりたくてもがんばれないときってあると思うんです。 でもそううつの人は実際どうなんでしょうか、強く治そうと心に鞭打つことは治療上良くないのでしょうか。またそれを求めるのは酷な事なのでしょうか。そんな風に疑問に思っている私が彼を支えていくことができるのか・・・。 毎日自問自答している状態です。 ポイントはとても参考になりました。ありがとうございました。
- juzube
- ベストアンサー率43% (149/341)
私のパートナーの親族が躁鬱病で、親友がうつ病です。ご心痛お察しいたします。 うつ病の場合、良く世間でいわれていますように、対処の方法が多いようです。心理的な支えというのはとても大きいでしょう。 しかしそう病の場合、本人はいたって快調、その状態から抜け出したくないと思っているわけで、なかなかその時期に周りの人が対応するのは骨が折れるようです。 なので、躁状態がひどく被害が甚だしい場合には、専門医にかかるしかないと思われますが、以上のような次第で、本人は病院にいきたがらないのが普通です。 そこでうちでは、秘かに食事や飲み物に薬混ぜて飲ませたりしています。騙してるわけですが、仕方がないです。 そうしますと、いくぶんか和らぐようですが、しかし苦労は多いです。 躁病とうつ病、躁うつ病は、一概にひとまとめにはできません。方向性が違うのです。 とにかくやっかいなのは、躁病の方なのです。休職しており、また、聞く耳を持たなくなってきている、ということですと、かなりいけない状態になっていると思います。 うつ病は、適切な治療を行えばいつか必ず治る病気です、というのはほぼ正確でしょう。 躁病の場合、適切な治療を行い、周りのサポートが十分ならば、まず問題ないところまで治すことができる可能性が高い、というのが、適切な表現かと思います。 そして躁うつ病の場合、一生付き合っていく慢性病であることが普通であり、適切な治療を続けるならば、十分問題なく日常を過ごせるだろう、という表現になるでしょうか。 躁状態でない時に、彼氏と「しっかり治そう」という風に相談して、普段の状態から、適切な治療を「続ける」のならば、お相手の方もしっかりしており、お心次第で十分お付き合いして大丈夫だと想像します。 しかし、鬱だから、普通で問題ないから、といったことを言い、躁鬱病対策の薬を飲み続けない、医師の指示やカウンセリングを受けない、といったことですと、これはその方の性格の問題でして、あまりよくないと思われるのです。 といったことを試してみて、ご判断されると、傷は少ないと思います。 しかしなににしろ、躁鬱病の発症の形だけでも千差万別、さらに性格や個性といったものが加わるのですから、一概にいうことはできません。 ご自身の気持ちとして、どうしても離れがたいのならば、以上のような悪い可能性もあることを覚悟の上で、やはりお付き合いしていくということも、当然選択肢の一つです。その結果がどうなろうと、それは仕方のないことです。今、ベストと思う選択をして、そのように努力するしか、やれることはないのですから。 うつ病のことは、ネット上にもたくさん情報が載っています。そう病についても載っています。いろいろとそう病、うつ病の実態をお調べ下さい。それで、ご自身の気持ちと理性を秤にかけて、ご決断されるといいと思います。まずは、正確な知識、です。 そして決断したならば、後悔を絶対にしないことです。 経験上からもかなり適切なことを書いていると思われるページをご紹介します。ご参考までに。 http://www.fuanclinic.com/byouki/a_02.htm http://www.fuanclinic.com/byouki/a_05.htm
お礼
丁寧で冷静なご回答、ありがとうございます。 草ですね、やはりきれい事だけではすまされない現実があることは確かですよね。 HPさっそく調べてみます。 本当にありがとうございました。
- hhgg
- ベストアンサー率34% (26/75)
躁鬱病を患っていらっしゃる方にも千差万別あって、それこそ個性なのですが、躁鬱病は治る病気です。 もしあなたにその人への愛情があるのならば、「あなたと一緒に人生を歩もうと思っているから、病気をしっかり治そうよ。」と言ってあげて下さい。 適切な治療とできれば平行して心理療法とあなたの愛情と支えがあれば早く治るはずです。
お礼
ご回答ありがとうございます。治る病気といわれ、本当にほっとしています。今は「しっかり治そう」ということすら、負担になるのか、聞き入れてもらえない状況なのですが、そういった場合、そっと見守るだけにしといたほうがいいのでしょうか? また、心理療法とは具体的にどのようなもので、どのような効果があるのですか? お時間がありましたら教えてください。
- UNITOM
- ベストアンサー率22% (5/22)
私の父親は以前躁うつ病でした。しかし現在では回復し、普通に生活しています。躁うつ病は決して治らない病気ではなく、治る病気なのだということを身を持って感じました。ですから、私はその方にまだお気持ちがあるのであれば、心の支えになるつもりでお付き合いを続けていってほしいと思います。 躁うつ病の方との付き合い方ですが、基本的なことは、「頑張って」というようなことは言わないことです。「仕事したら気分転換になるんじゃない?」みたいなことも言わないほうがいいと思います。 躁うつ病は病気ですので、医療機関における適切な治療が必要です。一緒に良い医療機関をお探しになって、一日も早い回復をめざしてほしいと思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。 つきあい方、参考にさせていただきます。 あまりに冷たい態度をとられると、自分の気持ちや、支えられているのかと言ったことにまで疑問を持ってしまい、追いつめられた気持ちになっています。 治る病気だと言うことを信じて、もう少し様子を見てみます。(でも治るまで、やはり相当の時間が必要なんですよね?) ありがとうございました。
お礼
ご回答ありがとうございます。 私自身、不安症で、割と鬱になりやすいたちでもあるので、認知療法のこと、少し調べてみます。 参考になりました。 ありがとうございました。