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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:西日の当たる庭に植える常緑の低木を教えてください)

西日に強い常緑の低木を教えてください

このQ&Aのポイント
  • 東側に建物がある西日の当たる場所に植えるローメンテナンスの低木を教えてください。
  • マホニアコンフューサは乾燥に弱いため、躊躇しています。
  • 珍しい植物が好きなので、あまり見かけないものが良いです。

みんなの回答

回答No.1

環境条件が厳しいので候補が限られますね・・・。時々の水やりはどんな木を植えてもどうしても必要になりますが、それさえ怠らないならコニファーの中で日当たりに強く乾燥に強い種類で、突然変異で木が矮化した品種辺りが向くと感じます。高さは低木から高山の山頂に生えるハイマツよりも低いものまであるので、好みの枝葉の生え方・色合いと育った時にお好みの高さに留まるものから選べばよいかと。 コニファーの矮化個体の種類は外国種の物が多いので地域によっては好みの物が入手しにくいかもしれません。それを考えれば日本国内で比較的手に入り易い物、例えば日本原産のイチイの変種のキャラボク(突然変異で全体が矮化し低木の特徴を持つ)の、本来なら赤い実が成るはずが黄色い実が成る「黄実キャラボク」あたりが良いかも。実が成らなくても良いなら1本植えでも良いのですが、確実に実が成るのを植えたいなら雌雄異株なので雌木1本だけ植えても実が成らない事が(ただしわずかながら1本で両性を持つ木があったり、近くにイチイやキャラボクの雄木があれば花粉が運ばれてきて実が成る事も)。熟した柔らかい実は生で食べられ甘く美味しいのですが、真ん中の種子にだけ毒があるので噛まずにすぐ吐き出します。 イチイやキャラボクは北海道の極寒に耐えられるほど冬の寒さには強いですが、南の方の県によっては育たないかもしれないのでご自身が住む所でも問題なく育つかご確認下さい。古い名前ではアララギとも呼ばれ、元々のイチイの名前自体が古代朝廷の身分の位の「一位」から来ていて今も神道には関わりの強い木なので近畿あたりまでは育てられるのでは。 キャラボクの場合実生で育った株だとイチイに戻って育つ事があるので、低木を保ちたいなら出来る限り接ぎ木苗やクローン増殖の苗木を入手し植えて下さい。 コニファーの矮化株も栽培環境によっては一部の枝だけ先祖返りし矮化が失われ放置すれば本来の大きさに戻る事が有るので(我が家の玄関前の、先住者が植えた種類不明の這い性コニファーも途中から上へ伸びてきました)種類や品種に合った軽い剪定や、先祖返りの枝を早いうちに見つけて切り離す必要があります。 あと、ヒバの仲間の外国種ニオイヒバにも変異個体で矮化した低木性品種がいくつもあり、日差しには弱めな性質の斑入り個体さえ避ければ植えられる物もあるのではと思います。 なぜコニファーを強くお勧めするかと言うと、今回植えられる場所の幅が狭いので「根が広げられる範囲が足りない」からです。土の量が限られている場合は根が広く広がる広葉樹の木よりも、根が広がる範囲が元々少ない物の多い針葉樹の方が向きます。 地表が現れている幅が狭いだけで、実際は地中に根が広がれるスペースが多く有ったとしても地表が何か人工物で覆われているのなら広葉樹の根の場合、地表近くに育った根が年月を経て太く長くなるにつれて地表を覆っている物へ悪影響を与え易くなります。庭園に植えるツツジの様な元々かなりの低木性の様な木なら根も細く影響は少ないのですが、広葉樹の種類によっては地表に現れてしまう根(不定芽が出来て木が生えてくる)や地中の浅いところの根が、コンクリートやアスファルト・都市ガスや上下水道の配管などの下を潜ってしまえば将来根が育つにつれて土ごと上に持ち上げてしまいヒビを入れたり突き破ってしまったり、配管のつなぎ目がずれてしまう事もあるからです。特にガスの配管と水の配管が傷むと将来大事故につながる事が・・・。もし植えたい場所の真下や近くに配管が通っているようなら、基本的に木は植えない方が良く宿根草の様な必要になればすぐ除去できるものを植えておいた方が良いです。 我が家では下水道工事の時に敷地の木を一部伐採・伐根し、今後本管迄続く下水道の配管上の両側は最低2メートルづつ(合計4メートル幅)今後木は植えない様に言われ(木の太い根が届かない距離、配管に何かあれば土を掘るミニユンボがすぐ入って作業で回転できる幅確保)、実際に業者が屋根からの落雪対策が無い施工を行っていた為に、冬季1シーズン分の雪の落下と積もった重量の影響で配管の継ぎ目がずれ下水が漏れてしまってるのが翌夏に発覚。すぐ横にあった我が家の小さい畑のほとんどが汚水で汚染されてしまい何年も野菜栽培に使えず、もしも徐々に地中の土がえぐられ流出すれば下手の他所の土地まで陥没してしまう恐れもあったので急きょ掘り直し適切な工法で配管も取り換えて貰えました。もちろんやり直しの費用は業者持ちでしたが台所のすぐ外なので音がうるさくミニユンボが通った場所の花は踏みつけられてしまったりと工事中はかなりのストレスに・・・。 あと、結構前の話ですが私が住んでいる所から遠くない大きな街で冬に住宅街の都市ガス配管からガスが漏れてしまい、雪が積もり土も凍っていたのでガスが地中に逃げられず土と配管の周りに出来た隙間を伝ってガスが数軒の屋内まで入り込んでいき数人の死者と、急性中毒で入院した人が幾人も出たという事故があり、あまり広くない庭に埋まる配管の上に庭木が植えてあって大きく育っていた為に掘るのに手間取り都市ガスが原因とわかる迄原因を探るのに時間がかかって、植木の地中の太い根が老朽化していた配管へ更に悪影響を及ぼした可能性もあるそうです。 排水管のつなぎ目が外れたところから木の細根が入り込み中で伸びてびっしり詰まってしまい下水が逆流してきたという話もあります・・・。配管の位置がわかる図面があれば確認、無い場合は道路脇などにある本管と家の中にある場所から敷地内に配管が埋まっている経路を予想し、もし何らかの配管に近そうであれば(下水道の配管の交換などが将来有った場合小型重機が入ってくる経路の方も考慮し、その場所にも木は出来るだけ植えず、移動可能な大きい鉢などに植えてその場所に置く)念のために木は直接植えず移動できる大きな鉢に植えたり、花を植えたプランターなどをいくつか高低差をつけて並べるなどすると良いです。 もし広葉樹の種類をどうしても植えたい・西からの日差しには強いけれど土の乾燥には弱めの物を植えたい場合は、その幅の脇に高さが50cm以上はある頑丈な壁を四方に設け土を入れ、一種の花壇や植栽ますの様な土がたくさん入って根が簡単には周囲へ伸びていけないようなスペースを作ってから植えれば元々が小型の木なら土の量も問題なく充分な水やりさえ怠らなければ乾燥も軽減されて植えられると思います。ただ頑丈な物でないと経年劣化や根の力でヒビが入ってきたりも考えられるので施工は専門業者に頼むのが一番ですし、もちろん近くに邪魔なものや配管が有れば施工自体できませんが・・・。 この場合、壁の材質によってはコンクリートやモルタル性だと土に成分が染み出しアルカリ性が強く成り過ぎて中性や酸性気味を好む木だと育ちにくい事がありますのでご注意を・・・。 個人的には今回の様な条件だともしかするとローズマリーが合うかもと感じます。元々ヨーロッパの地中海沿いの暑い気候に自生し暑さや乾燥に強く元々がそんなに大きく育つ木ではありません。水やりの程度も頻繁でなくて良く、割と痩せた土を好み肥料などもあまり必要とせず、もし与えてしまえば香りが悪くなる事も。冬に雪が積もる様な寒冷地には向きませんが関東あたりなら屋外でも越冬できます。 手入れと言えば土の中まで乾燥しすぎてる様なら(常緑だと葉の変化が乏しいので弱っているのに気が付きにくい)土を掘ってみて中の土の湿り具合をみて乾きすぎてる様ならたっぷり水を与えるのと、好みの高さや樹形がもし有れば、ある程度の高さで幹の先端を切って高さを制限し枝の軽い剪定を時々しておくくらい。自然樹形で良いなら必要ありません。 元々ある土の種類やpHが調べてみてローズマリーに合わない様なら、客土し日向土の様な軽石や礫の様な種類の土が多めの土に土壌改良するか、ローズマリー向きの土へ深さ50cmくらいで全て土を入れ替えると良いです。 ローズマリーはハーブとして利用頻度が多く、特に小枝が料理に使えるので1本あると便利な木です。一見地味な木ですが香りが良い木で条件が良ければ花も咲きます。植える時期は春なら八重桜が咲き終わってから梅雨に入る前に。 ただし、苗木を選ぶ時にはある程度大きいサイズの(30cm近くあるもの)でないと、ハーブ用に売られている小苗だと移植後の今回の環境には耐えられず徐々に弱って枯れてしまう可能性があります。また、実物を見て買わないとネット通販などで買えば誤って匍匐性の系統の品種を入手してしまう可能性があるので、必ず「立ち性の、葉が料理に使える方」かをご確認のうえご購入下さい。

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