自分解釈にはなりますが、損して得取れって言うのは、そう言った打算的なよこしまな感情も含む善です。
確かに汚れ役ばかりさせる人。美味しい部分を掠めとる人もいます。そういう人(例えば上司とかでもいいです)嫌な役ばかりさせられるけど、上司の目を盗んでそこのお嬢さんにちょっかいを出すとします。その人にとったらその「汚れ役」を名目にその好きなお嬢さんにどんどんアプローチができるのです。例えばわざと「あー、さっき打撲してしまって…ごめんちょっとそこの資料を取ってくれないか?」とします。
そしてそのお嬢さんがその人に資料を渡すと「君って優しいね、僕に優しくしてくれるのは君くらいだよ」と甘い言葉をかけます。
つまりは、状況的には最悪だけど、そのなかでもお嬢さんと話ができたり心を通わせられる瞬間があれば得だと言うことです。
世の中にはどんでん返しと言うのがあります。
いつまでも損なことはありません。しかし、損ばかりしてるのは自分でそこで自分自身がどうしたら「美味しいところを掠め取ってやろうか」と言うことを考えない人はいつまでも得をとれないと言うことになります。
頑張ればいつか報いが訪れると、他力本願などではなく幸せは突然訪れることもあるけれど、自分から掴みとっていかなければいけないと言う教訓も含むと思います。
「マシュマロ実験」有名ですよね。
私が帰ってくるまで一個のマシュマロを我慢したらもう一個あげる。のやつです。
マシュマロを待ってもうひとつ貰う。だけどあえて主人の出方を見て自分がどう動くかを考える。
もしかしたら、本当はあげるっていったのに、時間になってもマシュマロをくれないことがあるのかもしれない。
そして考えた結果、前日、前々日のマシュマロが残ってるのに隠して(一日一個)と言われてるけどポッケにでも入れておいて貯め続けられる人。
損して得取れは、損してるフリをして得をしてるとでも言います。つまり、ずる賢いのも賢いうちなんです。
お礼
2回目の回答ありがとうございます。