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習近平以後の中国の政策はどう変わるのか
- 習近平以後の中国は、習近平の権力が大きいため、政策の変化の幅が大きいと言われています。
- 共産党政権は維持されるでしょうが、習近平以後は各派閥の影響が強まり、半端な人物が選ばれる可能性があります。
- 具体的な変化について予想することは難しいですが、中国の政策は個人の思想や派閥の力関係によって大きく変わる可能性があります。
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質問の答えになるかどうか分かりませんが…、 現状は混沌の始まりのようにも見えてます。 共産党の裏で最も力を持っていた長老会議が、習政権による党内実力者の利権摘発で力を削がれ初めています。 今後は共産党の独裁的頂点に君臨して毛沢東を越える存在となり、中華思想の下で核心的利益である世界支配を目指す事になると思われます。 共産主義の独裁的地位に立った者が、その頂点から降りるのは本人が死ぬ時です。 中共の混沌となるのか、 世界の混沌が始まるのか、 習近平の政策は弱まる事なく、習近平が生きてる限り強硬姿勢を強めるばかりだろうと見てます。 中国と同様に潜在的な世界支配の傾向が有るロシアは対立を避けながらも警戒を強めていて、 民族や国家の独立を求めるアジア中東や欧米諸国との将来的な対立も見えてきてます。 習近平の政策は習近平の死によって終わります。 その後の事は空席となる指導者の跡を継ぐ者に委ねられます。 共産主義独裁者の死後は、 ・中共創始者の「毛沢東」 ・北朝鮮の「金日成」 ・北ベトナムの「ホーチミン」 ・キューバの「カストロ」 …「歴史は繰り返す」と言われてます。 彼らの死後が参考になるかと思いますが、 習近平が違うのは、一旦は自由化された筈の(外国籍も含めて)国内での企業活動に対して、その利益を今になって狩り取り始めてる事です。 この動きは中国国内の経済自由化を終焉に向かわせると思われます。 それが中国国内で反習近平勢力との対立を激化させる事になる可能性もあります。 党の国内政策に揺らぎが見えてくるのか、 あるいは国民にも更に強固な要求が出てくるのか、 …その辺りが今後の変化を読み取る目安になるだろうと思ってます。 以上、少々支離滅裂になりましたが参考まで。
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- SPS700
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#2です。補足です。 >>どこまで「自由」が浸透するか、ということには興味あります。中国に「自由」が入り込むことは「アヘン」が流行するのと同じこと、と中国の支配層は考えているような気がします。日本を含めた欧米諸国を警戒するのはそのためで、逆に今は共産党の国でなくなったロシアに親近感を抱いているのもそのせいですね。ロシアは「自由」を他国に輸出できませんから安心できる、ということなんでしょう。あと、同じ理由であのアフガニスタンとも仲良くやれると思いますよ。麻薬対策さえ完全であれば、の話ですけど。 全くおっしゃる通りだと思います。ロシアは「自由」は輸出しませんがコミンテルンは脈々として続いていますから、その辺りが心配ですね。
お礼
「コミンテルン」ですか。そういえばあのプーチンさんのお顔、エリツィンの後継者というよりスターリンの弟子という感じがします。見えないところでなにをやっているのかほんとに不気味です。ほんとにあの方くらい不気味な印象をもっている政治指導者はめったにいません。プーチンさんに比べたら金正恩なんぞ正に幼稚園児ですよ。ご回答ありがとうございました。
- SPS700
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#2です。補足です。 >>どこまで「自由」が浸透するか、ということには興味あります。中国に「自由」が入り込むことは「アヘン」が流行するのと同じこと、と中国の支配層は考えているような気がします。日本を含めた欧米諸国を警戒するのはそのためで、逆に今は共産党の国でなくなったロシアに親近感を抱いているのもそのせいですね。ロシアは「自由」を他国に輸出できませんから安心できる、ということなんでしょう。あと、同じ理由であのアフガニスタンとも仲良くやれると思いますよ。麻薬対策さえ完全であれば、の話ですけど。 全くおっしゃる通りだとおもいっます。
お礼
「自由」を輸出しない国やできない国となら中国はうまくやれるでしょう。ロシアやアフガニスタン以外でもいろいろありそうです。なにせ中国自身が自由無しのお手本を見せているわけですからそういう国の「信頼」はけっこう篤いと思います。
- SPS700
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#2です。補足です。 >>本質は変わらないということでしょうか。 この「本質」が何をさすかによります。血統は続いていますがその変わりようは「人海戦術」で朝鮮戦争のアメリカ軍が鴨緑江でストップしたように自国民を殺すのを14億のスペアがあるからと指導者は平気です。 文字も簡体字に切り替えて、20世紀以前の中国語は読めなくされました。でも話ことばは、北京付近の言葉が残っています。 ですから本質もだいぶやられています。 >>これからも中国の歴史は終わりません。 易姓革命が重なっていますから死屍累々というか、だいぶぶつ切りです。 >>共産党政権も続きます。ソ連みたいに倒れますか。倒れたらそれが日本や世界にとってどんな結果になりますか。 ソ連は心配性のスターリンで全国民が国家公務員にになったので「働かざるものは食うべからず」が働かないで食っている上層部が増え、潰れたのでしょう。 >>そんなこと期待したり逆に案じたりしても意味ないです。 そうとも言い切れません、北朝鮮の先生はソ連の共産主義と日本の軍国主義です。 >>本質が変わらないなら場合によっては共産党がなくなっても同じです。中国人の国家なら変わらない気がします。 示威外交からニコニコ外交に変わっても一時的な芝居ですから自由主義がどこまで中央部の査察を避けて浸透するかでしょう。
お礼
ぶつ切の歴史、そうですね。日本とはそこがまず違います。漢民族という言い方はしますが、彼らは一度まとまってもすぐに分裂してしまいます。分裂してもひとりひとりが生き延びればいいと思ってますよ。国家より、共産党より、習近平よりもそれが大事なんです。なんとたくましい。その調子で彼らはしぶとく生き延びると思います。
補足
どこまで「自由」が浸透するか、ということには興味あります。中国に「自由」が入り込むことは「アヘン」が流行するのと同じこと、と中国の支配層は考えているような気がします。日本を含めた欧米諸国を警戒するのはそのためで、逆に今は共産党の国でなくなったロシアに親近感を抱いているのもそのせいですね。ロシアは「自由」を他国に輸出できませんから安心できる、ということなんでしょう。あと、同じ理由であのアフガニスタンとも仲良くやれると思いますよ。麻薬対策さえ完全であれば、の話ですけど。
- SPS700
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僕は、専門のチャイナウォッチャーでも何でもないタダの人ですから、多分ハズレです。 1。変わらないこと (い)文化「大」革命の立役者が、お手本だそうですから、その路線。 (ろ)その大革命の骨子は農村の下級民と、都市の上級市民の峻別。 (は)人民の情報源の独占権と指導者内部のピラミッド型階級制度。 (に)トップ指導者は毎夏行われる前指導者会議の支持を必要とする (ほ)相手より早く何千回とつけば、嘘も真実となる心理の宣伝戦。 2。変わること 人が変われば顔は次の人に変わる、程度でしょう。 ま自由のない主義ですから自由主義国家のようには変わらないと思います。
お礼
ご回答ありがとうございました。 本質は変わらないということでしょうか。 これからも中国の歴史は終わりません。 共産党政権も続きます。ソ連みたいに倒れますか。倒れたらそれが日本や世界にとってどんな結果になりますか。 そんなこと期待したり逆に案じたりしても意味ないです。本質が変わらないなら場合によっては共産党がなくなっても同じです。中国人の国家なら変わらない気がします。
- dragon-man
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中国がどう変わるか、世界中の誰にも分かりません。今ままでもそうだった。アメリカも大失敗しました。それで慌てています。情けないことに、日本は考えもしなかったし、慌てもしませんでした。毎日その日暮らしです。呑気な国ですね。
お礼
ごもっともです。確かに毛沢東時代に今の中国を予想できたかというとできなかったです。これからもそうでしょう。そういえばソ連も無くなったし、世界史については予想も予言もできません。やはりそのときそのときになってみないとわからないです。日本は慌てもしなかった、というのは納得できます。1945年以来、日本は世界史に関わることを避けてきた、という印象が強いです。それが日本の外交政策の大原則だったんでしょうか。
お礼
「習近平が違うのは、一旦は自由化された筈の(外国籍も含めて)国内での企業活動に対して、その利益を今になって狩り取り始めてる事です。この動きは中国国内の経済自由化を終焉に向かわせると思われます。」それ当方も感じています。またこれは米国を中心とした中国包囲網の成立とも関係していると思います。そういう中国の動きはいまさらながら中国はやはり最終的に共産党が権力を握っていたのだということを如実にしめしています。特に党が軍を支配する力は一貫して保持していたと思いますしこれからもそうです。とはいっても軍事力はまだ米国には及ばないわけですから当分は国内引き締めに力を集中すると思います。習近平の権力がどこまで大きくなるかわかりませんが習以後の中国がもっと危ない気がしてきました。ご回答ありがとうございました。