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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:すいか)

今年のすいかは全滅?気象の影響を考える

このQ&Aのポイント
  • 今年は梅雨入り前から雨が多く、すいかの生育が悪かったようです。気象の影響は育てるのが困難な時代になってきているのでしょうか。
  • 気象がすいかの生育に与える影響について考えてみましょう。今年は雨が多くて生育が悪かったようです。気象の変化によって作物の栽培が難しくなっているのかもしれません。
  • 今年のすいかは全滅してしまったという話が聞こえてきます。梅雨入り前からの多雨が原因のようです。気候変動の影響はますます深刻化しているのかもしれません。

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回答No.1

気象自体からの影響と言うよりは、栽培していた土地の土質や水はけ具合が元々スイカ栽培向きではないのが原因で、例年ならどうにか栽培が出来ていたものの雨が今年は特に多かったのが誘因となってしまい育ちに影響したのかもしれませんね・・・。 スイカは気温の低い土地だと育ちが悪いですが、まだ苗のうち人が適温を保ってあげられるなら普通に育つので、私が住む北海道でも特に春先の気候がきびしい内陸などにも大きな特産地(ブランドスイカの出荷農家)がいくつもあります。北海道ではまだ定植直後の苗など栽培の気温が寒めで温度が保ちにくい時期、畝の上にビニールトンネルを設けて苗を定植し保温するとハウス栽培ではない露地栽培(ある程度気温が上がってくればトンネルは撤去)も簡単にできます。 日本各地の名産地で何所でも共通しているのは、「水はけが良い土質」で「地中のある程度の深さまで水捌け条件が良い土地」と言う事です。海岸などの近く(又は昔はそのあたりまで海や湖などがあった)で、細かい砂質主体の土や、以前は火山灰が堆積していた土地をある程度土壌改良した畑、元々山の斜面などを開墾した水はけ具合が良すぎて野菜の種類によっては栽培しにくい様な地形での大規模栽培がスイカでは多く、北海道だと大昔は札幌市の山の斜面に大きな産地が、現在でも富良野の山の中腹(大規模スキー場付近)に有名な産地があります。 ちょっと話が外れますが私の親戚は契約栽培で高級メロンを出荷してましたが内陸の少し標高が高い土地の、更に軽く渓谷の終わりにあたる地形の流れが大きく曲がってたくさん川砂が堆積している場所をメロン専用の畑にして露地栽培でそこそこ大きな規模で作ってました。 渓谷の終わりの湾曲した地形を流れる川の水は長雨が続くと氾濫し数年に一度は畑が冠水して実の一部が泥水で汚れてしまい売り物に成らなくなって「中身は問題無く美味しいので捨てるよりは」と、rお仏壇参りと理由を付けてわざわざ遠い我が家迄配りにきてくださったりしていましたが、特に酷い氾濫の時は流れで株ごと抜かれ下流へ流されてしまう事も(ちなみに下流にあたる我が家近くの地区も畑の玉ねぎが海まで流され浜へ打ち上げられます)。どうしてそんなリスクの多い場所で栽培するのかと思いますが、一番の理由はその街は昼夜の気温差が激しくて実の糖度がより増してくれる事。北海道だと標高高めの所でも平地だと元は湿地だったところが多く、そういうところはメロンの栽培に向かないので、水はけの良い日当たりの良い土地を選ぶと親戚の所では(というか、その地区では唯一)川の近くの畑くらいしか向く場所がないのです。 あと、よく氾濫を起こす川沿いの土地は川砂主体ではあっても比較的肥えているというのも理由にある様です。上流から流されてくるいろんなミネラルや養分が溜まりやすく作物に良い、氾濫は怖いけれど氾濫により消費された分がまた流されてきて自然に補えるのも利点と思われます。砂の多い土は普通保水性が低かったり保肥性が低いイメージですが、渓谷の水流の関係で流されてきて堆積する砂の粒がかなり細かくその分水分が保持出来やすくてミネラルを特に多く必要とするメロンには最適なのでしょう。おそらくスイカを栽培するのにも向くはずです。 栽培なさっている畑がある場所の土質や水はけ具合を確かめてみて(その地区の昔の地名からもどういう性質の土地か確かめられる事も)、もし水はけの良い場所が有るならそこでスイカを栽培する、もし無ければ土質と地中内の状態を確認してみて地中の深さ1メートルよりも浅いところに粘土層などあれば掘り抜いて水の逃げ道を作ったり、広めなら溝状に何列か掘って暗渠を設ける必要があるかもしれません。 そこまで出来ないなら、せめてスイカを植える場所だけでも高畝にして栽培してみるか、木の枠を置き中に元の地面よりも30センチ以上高く水はけ良い土を盛って苗を植え付け栽培する「レイズドベッド法」での栽培などで栽培環境を変える事が必要で、もし土質自体が水持ちの良い土(水が溜まり易く引きにくい土)であるなら土の3割から半分ほど水はけの良い土を客土して良く混ぜ馴染ませるような土壌改良が必要と思います。 質問者様の畑の地下がどうかは分りませんが、我が家の地下の様に比較的浅い場所に地下水の通り道があり、その原因は地中に広い範囲で岩盤が存在するという事もあり得ます。特に昔は稲作が盛んだった平野や、かなり緩い勾配のある場所にこういう見えない岩盤があって大昔に岩盤の上へ川が流れ土が長年堆積して平地に変り湿地などが元々多かったところを人が開墾し農地にしたような我が家の土地の様なところだと、水はけを好む植物は植えてもことごとく育たず好みの物が植えられません・・・。 昔はこの一帯が田圃だったので保水性と保肥性の良い土を好む性質の植物であれば花でも野菜でもかなり良く育つのですが、水はけを好む野菜や痩せた土を好む性質の花で好みの物を試しに植えてはみるのですが成績が悪く性質のかなり強い宿根草でも2~3年のうちに自然消滅してしまい、現在はもう無理しての導入は諦め土質に合う物しか栽培していません・・・。地続きの隣にある大きな公園では毎年長雨で一部冠水したり水たまりが長く残ってたりしていて時々規模の大きな暗渠の埋設や土壌改良などしていますが目立った改善が無い様なので我が家も手の打ちようがないのです・・・。 もし土質や地下の状態に何か問題があるのが原因なら一番簡単なのはレイズドベッド法を用い、設置した枠の中へ30cm以上の厚さで他所から運んできた水はけが良い土を盛り、そこにスイカを植える事です。でもスイカの場合蔓で広がる分、一株につき必要な広さが結構広い為に家庭菜園では枠にする長さのある木材の確保が大変でしょうし、枠内に入れる土の確保も大量になるのでトラック1台分くらいでは全々足りなく大変でしょう・・・。 何年もかけて土壌内の改良を行うなら改善出来そうなら粘土層をところどころ突き破って層の部分に砂や小砂利を詰めて埋め戻し(範囲が広いならミニユンボなどで溝状に粘土層を突き破りそこに砂や小砂利を詰める)土の方も出来ればまず、1年間に出来る範囲へいくつか区画割りしてみてから1年1か所で水はけの良い土を混ぜていく作業を繰り返せば徐々に土の水はけが改善できます。ただスイカやメロンを植える場合だと1回土を混ぜるのでは足りず2~3年土の様子を見ながら更に混ぜていく事になるかも・・・。 どれも結構たいへんな作業なので、まとまった作業期間が取れなかったり体力面で自分では無理、資金面の方でもどうしてもそこまでお金はかけられないと感じるなら、基本スイカを「自分の所で作るのはすっぱりと諦める」か「離れた別の場所の土質が合う土地を借りる」、それか「リスク高めなのを承知の上で、「天候が良い年になってくれ運が良ければいくらかは採れるさ」と開き直っての栽培しかないと感じます・・・。 ただ、ものは考えようで畑を使わないなら工夫次第では、残念ながら同じ大きさ・数ではありませんがスイカ栽培は可能です。 スイカ栽培を「小玉サイズの実の品種」に限れば、畑に直に植えず「野菜栽培専用プランターの特大サイズに大量に水はけの良い土(市販の大袋で売っている「野菜の土」)を詰めて育てると無事熟せば植えた株数と同じ数の実が収穫できます(基本的に一株から実は1~2個収穫の品種が多い)。ただ、結構深さがある容器での栽培なので蔓を地這いにしておくと蔓自体が風で容器の縁と摺れて傷んでしまったり、蔓や葉が容器の陰になり日光が葉に良く当たらず育ちに影響してしまいます。太く頑丈な支柱を数本立てて重さに強い素材の長い棒などを横にも数段渡して固定しておき、長さのある丈夫な素材で作られた網を張ってから支柱と棒へしっかり留め付け、その前面下に苗を植えた栽培容器を置いて、伸びてきた蔓を全て後ろの網へ誘導してあげ伸びるにつれて数か所網へ留め付けていき、実は空中に浮かせた状態で大きくさせるので(ただぶら下げるのではなく、底から受けとめて実の重さを和らげるネットなどが必要)皮を傷つけない様に素材が柔らかい物で実が風や自重で落下しない様にしておく必要があります。 私が住む地域の農家なら小玉スイカや小型品種のカボチャ栽培は春の野菜苗の種子蒔き・育苗用に使ったビニールハウスのビニールを剥がした後、自家用で育てるなら支柱の南側側面だけに網を張るか、副業として直売所や道の駅で売る目的など数を沢山栽培したいならハウスを建ててある方角によっては支柱全体に網を被せ張ると植えられる株数も増やせるそう。全体に網を張るとハウスの内側に実をぶら下げられるので実を狙うカラスや獣なども入ってこれず、一株に見合う数さえ実を残せば大きさも味も言うことの無い良い実が得られるのだそうです。

habataki6
質問者

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ありがとうございます。