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ウォーターポンプガスケットの材質
お世話になっております。予防整備でウォーターポンプ交換すべくとトヨタ純正部品を取り寄せしました。ヴィッツです。自分は昔々多くのウォーターポンプ交換していました。仕事上です。その時はガスケットは紙質で液体シール剤を塗って組んでましたが、取り寄せた純正のポンプガスケットは黒い金属性(?)です。これでシール作用出来るのでしょうか?まさかこれを型紙でガスケット作成しろ、、、なんてことではないですよね?不安になります。
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メタルガスケットですね。比較的柔らかい金属素材にグラフファイトや樹脂などのコーティングを施したもので特別珍しいものではありません。例えばシリンダーブロックとシリンダーヘッドの間のヘッドガスケットなどは、現在ではほとんどがこの方式のものです。設計技法の向上や加工精度の向上で、過去のシートパッキンのようなある程度の厚みのある圧縮紙の弾性に頼らなくても良くなったということです。これらのガスケットの使用には基本的に液体シールの塗布は不要です。特に指示なければ使う必要はないというか、使うべきではありません。その代わりというか、当然なのですが、各部を締め付ける順序や締め付けトルクはしっかりと守らないとだめです。精密な設計というのは精密な組み立てやメンテナンスがあればこそ可能なので、こんなもんだろう的な締め付けとかだとトラブルの原因になりかねません。 一昔前なら当たり前にやっていたスクレーパーでのパッキン剥がしは今の車では必要ないしやってはいけない作業ですし、ガスケットに液体シールというのも基本的にはありません。
補足
詳しくありがとうございました。時代が変わったら品質も変わる、大変参考になりました。