- ベストアンサー
わかってる・わかる・理解してるって何でしょうか
- わかってる・わかる・理解してるって何なのか疑問に感じることはありませんか?この記事では、質問者が勉強中に感じる疑問について考察し、理解の違いについて掘り下げます。
- 勉強する上で、わかることと理解することの違いはどこにあるのでしょうか?本記事では、質問者が自身の勉強方法について考えるきっかけとなる情報を提供します。
- 自己学習中に、問題を解けるだけでなく理解しているか不安に感じることはありませんか?この記事では、理解とは何かについての考察を通じて、自己学習におけるコツを探ります。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
以下のとおりお答えします。 >大体教科書の例題の解答方法を真似て解いている感じで「これで自分の身になっているのかな?」って思ってしまいます。 ⇒お気持ちはよく分かります。言い方を変えれば、これで実力がついているのかがよく分からない。勉強の仕方が分からないので不安なわけですね。ということは、学習の方法を工夫し、改善することで能率が上がるようにすることができるはずです。 >最初は、わからくて大体低い点なんですが、解法を見れば大体その解き方を覚えて大体の問題を解くことができるようになります。「これって理解しているのか?わかっているのか?」といった感じに悩んでしまいます。 ⇒推測されるsyougekihaさんの学習法ですと、教材を見て勉強すれば少なくともその時は理解できるし、問題も解けるようになるわけですよね。しかし、これで本当に分かったことになるのかと問われるなら、失礼ながら、大変心もとない状況ですね。つまり、「一度は分かった(ような気分になる)けれども、本当は分かったと言えるのかどうかはあやしい」といった感じです。その証拠に、すぐに忘れるでしょうし、教科書などを見ないで他人に説明できるほどまでは行かない、のではありませんか? >問題の根源や方程式の導き方ができないと理解していないってことなんでしょうか。 どうすれば理解していることになるんでしょうか。 どこからがわかっていて、どこからがわかっていないんでしょうか。 ⇒やはり、教科書を読んで意味を理解したり、設問や過去問を解いたりしているだけでは、本当に分かったことにはならないと思います。変な言い方ですが、「教科書語」で勉強している限りは、本当に分かったことにはなかなかなりません。教材を読んで内容を理解し、問題を解けるようになるだけでは、すぐに忘れます。 受動的なやり方でなく、主体的に取り組むことが必要です。「自分語」にしないといけません。人間はコピー機などと違って、ただ見たり読んだりしただけではなかなか覚えられません。教科書を読んで理解したことを(理解しっ放しにしないで)ノートにまとめます。教科書をノートに写すのではありません。自分の言葉でまとめるのです。「自分語」にするのです。 「自分語で学習する」とはどういうことかについて具体的に説明します。 (1)教科書の説明をよく理解して、ノートにまとめる。教科書のまる写しでなく、自分の頭でまとめ、教科書とは異なる語・語順・文の形にして書く。 (2)ノートはあとで追加書き込みできるようにぜいたくに使う。つまり、一度まとめたあと、参考書などを参照しながら補足や注をつけ加える。 (3)同じように、教科書の他のページや参考書などから関連事項を補充し、設問を解いて見る。 (4)「応用」を考える。ノートに書いたことを材料にして、「自問自答」を試みる。具体的に言えば、試験に出されそうな問題を考えて、自分に出題し、自分で答えてみる。 (5)項目のタイトルをつけたり、小見出しを追加したりする。そして、時々全体を見返してみる(ほとんど頭に入っていることが実感できます!)。さらに、できればノート全体の目次を作成する。 以上の作業は一見大変そうですが、やり始めると結構楽しくできます。まあ、最初は(4)、(5)あたりを省略しても構いませんが、とにかく「楽しみながらやれる」というのが、続ける上でとても大事です。「継続は力なり」と言われます。楽しみながら続けられれば、あっという間に大学ノート1冊が終わります。そして、これが最も言いたいことですが、(1)~(5)の作業がひとおり終ったときには、「ほとんど8-9割は頭に入っている」から不思議です! 「ノートは心込めて書くほどによく覚えられる」と言われます。そして、ノートは「自分で作る参考書」とも言われます。 私は以上の方法で結構能率が上がったという経験と記憶があります(自作の問題とほとんど同じものが試験に出たときの嬉しかったこと!)。「何が大事か」ということも見えてきます。「山を張れる」ようにもなってきます。ですから、「自分語による学習」「自作ノートの作製」「自問自答」による主体的学習法は、自信をもってお勧めできます。ぜひ試してみてください。
その他の回答 (2)
- sutorama
- ベストアンサー率35% (1689/4748)
問題を見たときに なるほど、こうやって解けばきっと答えはでるな が、理解だと思います 人に教えるイメージで、目の前に「これが解けない」と言う人がいたとして、ざっとその問題を見たときに、最後まで解いてないくても上記の言葉が出る感じです で、まだ最後まで解いていない段階で「じゃぁ教えるね」と、一緒に説明しながら解ければ、完全な理解でしょう ただ、ときどき・・解けもしないのにマウントに取りにいく感じで、上記の言葉を発するバカも混じっていますので、注意は必要です
- kon555
- ベストアンサー率51% (1842/3559)
個人的な回答になりますが、多分概念としての理解、体系としての把握が出来ていないように思えます。 例えば物理にしても、個々の公式や定理の暗記というのは忘れやすいのですが、それらが現実的な物理現象と関連づいていたり、他のより一般的な基礎法則から繋がっている事が実感できれば、そうした記憶は中々薄れにくいものです。 そうした関連付け的な、体系としての基礎理解が足りないままに、上澄みの部分だけを何度も学習しては忘れている状態なのだと思います。 >>解答方法を真似て解いている感じ 学問というより技術・スキル面での話になりますが、よく「ノウハウ(know-how)」という言い方をします。これは「物事のやり方、手順に関する知識」で、つまりは『何を・どうする』という手続き的な知識です。 よく「A社には~~に関するノウハウがある」的な言い方をしますね。 しかし実際のところ、実務でより重要なのは「ノウホワイ(Know-why)」です。何故そうするのか? という理屈面での知識です。 私が「分かっている」とみなすのは、この「何故?」についての回答を有する段階に至った時ですね。 一度貴方が今学習している部分について、『問題aはAという解法で対応する』というだけでなく『それは何故だ?』という事を自問してみて下さい。 その答えがスムーズに出てこないなら、その『何故』について一度学習してみる事をお勧めします。 (語学など、一部『なぜ?』が通用しない物もありますので、ケースバイケースですけどね)
お礼
こんなみっともない質問にお答えいただき誠にありがとうございます。 詳細に書かれており、大変ためになりました。 ありがとうございます。