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留年
日本では義務教育の段階から 学習内容が理解できていないのに歳だけ取れば 進級・卒業できるようにしているから 底辺高校で中学の英語をやったり、 Fラン大学で高校の英語を習わざるを 得ないんじゃないでしょうか? 義務教育の段階で留年の措置が必要なんじゃないでしょうか?
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- staratras
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>灘高とか開成高では高1で東大にA判定というのを取ったりしている生徒もいるそうですし、そういう生徒がずっと机に座って分かり切った授業を聞いているとやる事もなくて退屈するんじゃないですか? もちろんそういった極めて優秀な生徒もいるでしょうね。ただそうした生徒が、No.7の回答で紹介した文部科学省のリストにあるような「飛び入学を認める日本の大学」に高校2年修了時に進むかと言えば、そうではないでしょう。「飛び入学」する生徒が皆無ではないにしても、ほとんどは高校3年まで終えて、希望する進学先に入学するのではないですか。 研究者などになるためにはできるだけ早い時期から高度で専門的な教育を受けた方がよかろうという「理想論」は、みな横並びで同じ年齢で進学した方が苦労が少ないという「現実論」には勝てないのです。現在「飛び入学」を認めている大学の中には、受験生に極めて高いハードルを課しているところもあり、現実の問題として「飛び級」は容易ではないからです。このような状況が続く限り、リストにない東京大学や(医学部以外の)京都大学などのほかの大学に「飛び入学」が広がっていかないのも無理からぬことでしょう。 余談ですが、敗戦直前の昭和20年には当時の旧制中学4年生はすべて繰り上げ卒業になりました。なので昭和20年の卒業生は4年卒と5年卒の2学年分います。戦局が悪化したため国が命じたもので、実際にはこの学年の中学生は工場に動員されて勉強どころではなかったようですが、このような「国家が強制した飛び級」も過去にはありました。なお回答者の親族にもちょうどこのとき4年で卒業せざるを得なかった人がいました。卒業式の準備中に空襲警報が発令されて卒業式も中止になったそうです。
- staratras
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No.2です。「飛び級」について補足します。「飛び級」というのは非常に優秀な生徒について、本来の修業年限を短縮して進級・修了することを認める制度ですが、実は現在の日本でも、千葉大学など一部の大学では、高校2年生からの「飛び入学」が可能です。成果を挙げていると大学自身は評価していて、同様の制度を導入する大学も少しずつ増えてはいますが、世間で広く認知され、大勢の受験生の人気を集めているとまでは言えないと思います。この事実こそが、ご質問に対する端的な回答ではないかと考えます。 https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shikaku/07111318/001/002.htm なお戦前には日本でも「飛び級」が今より一般的で、尋常小学校を5年で修了して旧制中学に入学することが可能で、さらに旧制中学の課程を4年(本来は5年制)で修了して旧制高校に入学することもできました。最大で2歳若く旧制高校に入学できたことになります。 ただし、飛び級で入学してきた生徒は「勉強ができる生徒」ではあるものの、「年齢が若い」「体格が小さい」「読書量・社会経験に乏しい」などの理由で侮りを受けることがあったと、昔に旧制高校で学んだ人たちなどから指摘されています。このことは現代でも基本的には同様なので、この点も日本が飛び級がさほど一般的にならない理由ではないかと考えます。
補足
灘高とか開成高では 高1で東大にA判定というのを 取ったりしている生徒もいるそうですし、 そういう生徒がずっと机に座って 分かり切った授業を聞いていると やる事もなくて退屈するんじゃないですか?
- iwashi01
- ベストアンサー率17% (187/1051)
>高校や大学に行けない人が増える 高校や大学のレベルに達していない人が行けないのは、仕方ないことでしょう。
補足
その通りだと思います。 今の底辺高校の卒業生は 高卒レベルの学力はないと思います。 だからこそ、義務教育は小学校までにして 昔の日本みたいに小卒で 働ける社会になった方がいいと思っています。 読み書きと計算さえ出来れば生活には困りませんし。
- iwashi01
- ベストアンサー率17% (187/1051)
中学の英語ができない子が高校に入れたり、 高校の英語ができない子が大学に入れるからそうなるんじゃないですか。 留年のシステムを作らなくていいから、 高校に入りたければ勉強して中学の英語をクリアし、 大学に入りたければ勉強して高校の英語をクリアしろ、とすればいいと思います。
補足
そうなったらたぶん、 高校や大学に行けない人が増えると思います。
- rikimatu
- ベストアンサー率19% (629/3297)
確か小学校とか留年と言うのはできますよ。 ただ、ほぼしないというだけで。 また同じ学年で勉強させるよりも同じ年齢同士の子供同士過ごしたほうがメリットが多いという判断をするみたいです。 確か、不登校の小学3年生の子が進級するとき不登校で行っていなくて4年生に上がっても勉強についていけないからもう1年間3年生をさせてと裁判で訴えて上記の理由で却下させたと思います。 で留年させると中学卒業時に義務教育の年齢でなくなるからと言うのがあります。 1~2人だったらいいけど、これが数万と言う単位だったらこの費用はどこから出すのという話になるから。
補足
確かに、費用の問題はありますが飛び級制度を 同時に導入したらいけるんじゃないでしょうか? 海外ではそうやってますし。
- tzd78886
- ベストアンサー率15% (2590/17104)
さらに言うなら、そういうことが日常化されると翌年の一学年の人数を予想することが困難になります。人数によって教員の数、教室の数を変えて割り当てなければなりませんから学校を運営する自治体や法人にとっては大変な負担です。 よほど授業についていけないような人は先天的に知能が低いことが多く、特別支援学校や特殊学級へ移ることが勧められます。かつては義務教育を免除されることもありました。
補足
確かに、来年の人数が何人になるか予測できなくなりますが 飛び級も同時に導入したらいけるんじゃないでしょうか? 海外もそれでやっているみたいですし。
- staratras
- ベストアンサー率41% (1498/3648)
現在でも「原級留置」(留年・落第の公式名称)の制度はあり、義務教育段階でも「留年」がまったく存在しないわけではありません。ただし実際のところ、その適用はほとんどありません。その理由を考える必要があります。 児童・生徒の学習内容の理解を深める目的であれば、「留年(落第)」という「大まかな年単位のやり直し」よりも、教科ごとに理解度別に分けて教えるなどの「きめ細かな指導」の方がはるかに効果的で、また現実的でしょう。これは昔も今も一部では行われていた(いる)、実行可能な方策ですが、様々な障害や抵抗があり広く普及しているとまでは言えないのが現状です。全員一斉に同じペースで走ることを強制されれば、足の速い者も遅い者も走ることがいやになってしまいます。 もちろんそのためには、学校にもっと「ヒト・モノ・カネ」の手当てをする必要があります。そうしたコストをかけずに「上からのかけ声」だけではうまくいかないことは明らかです。
補足
教科ごとにクラスが分けられれば いじめも減るかもしれませんね。
- tzd78886
- ベストアンサー率15% (2590/17104)
年齢で区別する習慣がある日本では簡単にはできないでしょうね。おじおばやきょうだいを歳上か下かで呼び方が違ったりする国です。義務教育で留年したりしたら差別が一生ついて回るようでは反対する人がたくさん出るでしょう。こういったことで差別したり劣等感を感じなくなる文化が浸透するまでは困難であろうと思います。
お礼
そうですね、海外と比べておくれているかもしれませんね。 ありがとうございます。
補足
飛び級した生徒が年が下で体も小さく いじめに遭う危険があるということですが 飛び級した生徒だけを集めた学校を作れば そのような危険も避けられるのではないですか?