「生活保護」の課題について

質問

【日本の福祉】「生活保護制度」の課題についての質問です。

生活保護基準以下の収入であるのにもかかわらず、生活保護を受けたいと思っていない人がたくさんいるそうですが・・・この理由としては何が考えられるのでしょうか？

詳しい方、お願い致します。

回答No.2

kaitara1 · ベストアンサー

そういう人たちが日本の社会を支えているのでは。

回答No.3

kzr260v2

それは、政府の考えが「基本は自分でなんとかしてもらうべき」となっているため、現場の役所や役人もそれにならい「保護が必要かどうかを調べる」ということが過剰な傾向がある、という流れに一因はあると思います。

また、申請する側も、窓口に「相談」をしにいくことで、利用をためらうことになりやすいようです。「相談」ですと、この制度の説明や保護が該当する立場の人の例など、本来は申請には関係ない内容も聞くことになるからです。ここはシンプルに「申請方法を教えて」と言えば良いだけなんですけどね。

現場の役人は、政府からのお達しや、現場のルール、そして法律にも縛られていて、できることは限られます。これは役人が暴走して悪さ防ぐ意味もあります。しかしこれにより役人は、「申請書類チェックマシーン」や「上司や関連部署へ提出する書類作成マシーン」や「政府の意向を忖度するマシーン」となり、自分だけの判断で人助けすることはできなくなっています。

※
官僚は所属する部署や関連業界からの評価を得るために仕事します。本来は国民全体の評価により、給与アップや出世があるべきですが、そうではないため、狭い視野で判断がされていきます。
悪い結果が出ている例をいくつかあげますと、少子化対策をする一方で将来少子化するからと保育園は減らす方針のまま、インフレ対策の消費税をデフレになっている現在も継続し消費税増税までしている、などがあります。

※
官僚から「国民を甘やかさないため減税はしない」というトンチンカンな発言が出ているようです。日本国民は昔から政府から虐待を受けるのが文化なのかもしれません。

※
TwitterなどのSNSで、国民ひとりひとりの発言がしやすくなってきました。国民が政府を評価するより厳密な仕組みができて、その評価が給与や出世にリンクしたら、日本は良くなると思います。(きざしはあれど、めどは立っていませんが)

あまり明るいご案内はできませんでしたが、以上が私なりの考えです。参考にならなかったらごめんなさい。

回答No.1

KoalaGold

まず資産や事業を持っている場合は、それを現金化して生活に当てることを優先します。現金化しない場合保護は与えられません。

それはレストランや商店を持っていたら、収入がないにもかかわらずそれを売れということです。買い手がつかなければ無収入のままです。しかし人が住むこともできないようなボロ家屋でも資産とみなされますから更地に戻す資金もなく保護も受けられず放置となります。

農家も実業家という扱いですから家にある農機や土地や収穫物を現金化して生活費に充て、その貯金が１０万円以下になったら保護申請ができます。

そういう資産がない場合、次の問題は家族親戚です。全員の連絡先に「
援助申請」を頼まなければなりません。頼んだ上で援助ができないという証拠が必要となりますので父親がどこにいるかわからないなどの状況では保護はおりません。家庭内暴力などで家族から身を隠している場合は家族と連絡を取ることはできませんので保護はおりません。

他にも少数でしょうが生活保護を受けるのは誇りを傷つけるから自立していたい、という人。しかし生活もできない状況でそれを言い続けるのは至難の技です。受けたくない、という裏には個人事情があるのでしょう。

事業主にとっては短期の援助が欲しい、事業を畳みたくない、という理由が多いでしょう。その際は自治体で低金利の融資が受けられることもあると思いますが、所詮それも借金です。首が回らなくなるまで借金を繰り返し、危ないところから借りることもあるでしょう。

また借金のある場合は完全返済してから出ないと保護を申請できません。つまり借金はゼロにはならないし、もらった保護費を借金返済に充ててはいけないという条件がついています。しかし危ないところから借りた場合、個人破産はさせません。お金を取り返すために異常な手段を用いたりしますので保護申請自体ができません。

収入が足りないのなら保護を貰えば？という疑問はこのような政府の体制により苦しい人全員に助けを出すことができず、行き着く先はうつ病と自殺でしょう。国家公務員にはこの流れが見えていません。うつ病は病院に行きなさい、と指導するだけです。通院して治るならもっと早く治ってます。

この全ての苦しさから逃れる方法が一つ、ホームレスです。だからホームレスが怠け者のなれの果てと思うなら違います。誰にでも起こり得ることです。