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電源のケーブルは結束したまま使う?
フロンティアのbtoを使っているのですが、結束したままコードを使うと発火する可能性もあると聞きますよね。しかし、使用されているsata電源ケーブルは結束されたままでした。 まあ、そうでもしなければ、コードが浮いた状態になるので、仕方がない 常識的な結束ならまず問題ないんでしょうか? 何度か折りたたんでの結束ですね。
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まぁ、パソコン程度であればよほど拙いまとめ方をしない限りは大丈夫です。先の方が言われる放熱の問題もあるにはあるのですが、AC(コンセントからの交流電源)の配線をまとめたままで使うなと言うのにはもう一つ理由があるのです。これは電磁誘導による発熱でACの場合のみに起こる発熱なので、パソコン内部のようなDC(直流)では起こりません。電線をまとめるとそれは一種のコイルとして働くのですが、コイルに交流電流を流すと直流の場合よりも電気抵抗(正しくはインピーダンスが大きくなる)が大きくなるという特徴があるのと、配線を束ねるときに捩じれた状態で束ねると、隣り合った2本の配線の間で電気の波(位相と言いますが、コンセントからの電流はプラスとマイナスに一定間隔で繰り返し切り替わるような波を持っています。関東では1秒間に50回・関西では一秒間に60回で、よく50Hzとか60Hzと言うのはこの回数の事です)が逆になるので、先ほど書いたコイルとしての特性の他にこの影響でも電気抵抗が大きくなるのです。そのため、まっすぐに伸ばした時よりもぐるぐるとまとめた時の方が同じケーブルでも流せる電機の量が小さくなるのです。パソコンの電源コードは十分な太さがある(通常は中の銅線の断面積が1.25mm2)ので、例えば手のパイプや棒などにぐるぐる巻きつけでもしない限りは問題名でしょう。常識的な範囲でいくつかに折ってバンドで束ねる程度では問題ないでしょう。ただし、原則としてコンセントからの電源コードはまとめた状態で使用しないというのがセオリーです。特に電熱機器や電子レンジやエアコンなどのように消費電力の大きな機械では、まとめ方によってはまとめた事により電気抵抗が大きくなったコードが手で触って熱いなと思うぐらい発熱することが実際に起こります。 まぁ、パソコン程度では(サーバーとかゲーム用の極度にチューニングされた消費電力の大きなものは除く)まず問題は起こりません。束ねるときにきつくしっかりと束ねずに、ゆるめに束ねる程度の気遣いで大丈夫でしょう。もし心配ならその状態でパソコンを動かしてコードを触ってみて過熱していないか確かめてみるのが良いでしょう。 ちなみに電気抵抗が大きくなるとそこに同じ電流を流した場合に発熱が大きくなりますが、この時の発熱量は電気抵抗により落ちた(抵抗があるので必ずコンセント側と本体側の間では電圧が下がります。これは正常な使用状態でも起こりますが、電気抵抗が大きいほど大きく下がります)電圧とその時の電流を掛けた値(この値がワットです)に比例しますので、変な巻き方をして電圧が落ちる割合が大きい状態で、大きな電力を使うと結構な発熱量(ワット)になります。
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- asciiz
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パソコン内部の電源ケーブルは5Vと12Vしか通りません。 そしてその電源が繋がる機器も数W~十数W程度で、まず発火に至るような熱を発しません。 束ねるとマズい電源ケーブルとは、100Vを通すパソコン自体の電源ケーブルです。 450Wや600Wの電源がついていれば、最大それだけのワット数を消費する場合があり、束ねられていると放熱が間に合わずに被膜が溶けたり、熱で発火する危険性もあるという訳です。 パソコン内部の各機器用電源ケーブルは、ぶらついていると通風を悪くする場合もあるので、結構まとめたりしてますね。
- tzd78886
- ベストアンサー率15% (2590/17104)
そう簡単に出火することは無いとは思いますが、望ましいことではないのは確かなので、万が一の時に責任を負わないで済むように説明書などには記載しています。
補足
どういうまとめ方だと負担が少ないでしょうか?