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波動スピーカーはどんな音ですか。
円筒形のボックスで左右にスピーカーの付いた波動スピーカーと 言うのがありますが、これはどのような音ですか。 ブックシェルフスピーカーを背中合わせにして出した音はイメージ的に 近いのですか。 響きは豊で柔らかくピントの合わない音に聞こえます。 私の考えたスピーカーセッテングは左右に置いたスピーカーを ハの字型に大きく内側に向ける置き方です。 この様に置くと音のピントが合い、非常にリアルな感じがします。 三角形の頂点で聞くより良い音に聞こえます。 皆様お試しください。
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周波数特性図を出すと真実がばれるからメーカーがひた隠しするのでどのような音が出ているのか分からないのです。 波動スピーカーはオカルト物質波とか横波音とかが出るとか言うようですが、理論の縦波であってスピーカーを横向きにして出した音のイメージで良いはずです。 図はTV用コーンを重くした7cm,1.6L密閉スピーカーでフリーソフトMySpeakerでざっと測定したものです。 私たちは普段耳だけで聴いてこのような音で音質を判断しています。 音質は耳で聴いただけでは批評出来ません。 測定すると客観的に解明できて真実が見えます。 8畳和室でも定在波と残響でホールや大浴場で聴くようなひどい凸凹の音を聴いているのにびっくりですが、良い音に錯誤しているみたいで横向きにして高音が低下してLowHiになった音でも普通に聴けますが、精神面では正面で聴く方が自然で安心出来ます。 波動スピーカーは背面にも付けたりしたBose同様で残響サラウンド音が主になるようにホールなどで訳の分からない壊れた音にして雰囲気だけを強調した低忠実度LowHiスピーカーに間違いないです。 部屋の影響を減らすには無響室みたいに吸音防音するか、影響の少ない屋外で聴くかしかないのですが、出来るだけ耳の近くで爆音で聴くと臨場感が良くなります。 それにはヘッドホンやイヤホンが優れているのですが、耳に付けるのが負担になるし、体全体で振動も聴くには無理なのでそれが課題だと思います。 しつこいですが、音質解明は測定することが重要です。
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- HAL2(@HALTWO)
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>ブックシェルフスピーカーを背中合わせにして出した音はイメージ的に 近いのですか。 大分違うのですが、背中合わせにした Bookshelf Speaker を大きな段ボールでくるむようにして両 Speaker 間の隙間を完全に塞げば似たような音場感が得られると思います。……間を音波が通らないようにするわけです。 私は波動 Speaker の実物を聴いた事がないのですが、原理は比較的単純ですので誰でも自作出るだろうと思います。 その波動 Speaker の特徴は 2 つあると思います。 1 つは「音像」を「無定位」または「仮想定位」状態にするというものです。 一般的な Stereo Speaker System は左右 Speaker を結ぶ直線上に音像が定位します……Speaker の音色感によって左右 Speaker を結ぶ直線よりも手前に音像が張り出すか、奥側に音像が引っ込むかの違いが生じますが、左右 Speaker に挟まれた領域に音像が定位するという点では共通です。 嘗て BOSE 社を起業した Amar G Bose は Concert Hall での音は直接音と間接音の Energy 比が 11:89 であるとして Direct/Reflecting 理論を提唱、実験機の BOSE2201 を経て BOSE 901 Series を発表、その後も BOSE 社は Direct/Reflecting 理論を廉価版の System に導入しています。 その BOSE 社の個人用 System Stereo 機である AWMS を日本の BOSE 感性工学研究所という組織が VIA (Virtual Imaging Array) と名付けた手法で改造、日本でのみ、それも対面訪問販売で販売していた時期がありました。……BOSE 社本家とは異なる組織ですので現在の BOSE 社製品には VIA は継承されていません。 この VIA は直訳すると「仮想音像配列」となってしまいますが「配列」と言うよりも「整装」とでも新語を当てて解説した方が良いかと思えるほど興味深いものでした。 簡単に言うと左右の Speaker を結ぶ直線に沿って音像定位が生じないように障害物で塞いでしまうというものです。 ……但し左右 Speaker は Listener の方だけに指向性を持たせたものではなく、広指向性または無指向性 (障害物方向だけは塞がれています) とします。 こうすると音像定位は左右 Speaker の内側ではなく、外側に生じる事となり、左 Speaker の更に左、右 Speaker の更に右にあたかも幽霊のように「仮想 Speaker」が出現したかのような音場を創り出します。 但し、音像定位は通常の Stereo Speaker System のような配列ではなく、周囲の壁や天井及び床との反射音に左右される上に周波数帯域や Pulsive な音量変化にも音像位置が変化しますので Classic Orchestra 曲等で各楽器の位置を正確に再現するものではありません。 しかし、音場感は左右のみならず奥行き方向も大きく広がって、机の上に載る程の Size しかない System なのに部屋全体が Stage に横付けさせれているかのような音場になりますので、部屋の何処に移動しても音量感に殆ど差異を感じず、立体音場感も損なわれません。……但し、Cymbal 打撃音等の高音域で Pulsive な立ち上がりを示す音は右上の天井隅から目の前に音像が急速移動するような錯聴を起こす事があり、仮想定位音像が固定されない無定位音場と言う事もできます(^_^;)。 波動 Speaker はこの VIA を単純化して円筒形の Enclosure の両端に互いに逆向きに小口径 Speaker Unit を取り付けた形状になっていますので、音場定位は円筒形左端の更に左、円筒形右端の更に右に各々仮想化された音像が出現する筈です。 このような仮想音像が Listening Room 全体に出現するような Speaker System は、立てた円筒の上端に Speaker Unit を取り付けて天井に向かって音を出す Type も含めて数種類の方式があり、似たような音響理論で別々の特許が申請されている事からか統一された呼び名がなく、音響理論も実際の音とは関係が無いのではと思われる解説が多分に盛られていてきちんと整理されていないように見えます。 波動 Speaker の 1 つの特徴は、こうした「System の Size からは信じられないほど前後左右に立体音場が広がり、部屋の何処に居ても立体音場感が得られ、多少離れていようとも音量減衰感が感じられない」というものです。……左右 Speaker の間に音波が生じてしまう無指向性 Speaker 2 本の System とは全く異なる音場ですので誤解しないように……。 因みに私は VIA を自作して愉しんでおり、現在も出張中の Hotel で暇な事から 4 作目を組み立てています(笑)。 下は我が家にあった頃の BOSE AWMS-VIA とその Catalog にあった音波放射模式図……Direct/Reflecting を強調した模式図になっていますが、機器本体 Body が無指向性左右音源の間を遮蔽して、左右音源間に音像を定位させないようにしているのが VIA のミソでした(^_^;)。 波動 Speaker の 2 つ目の特徴は、販売製品に関してのみに言える事なのですが、これは Speaker の製法ではなく楽器の製法で製作されているというものだと思います。 板を切って色を塗って部材を組み上げる全ての工程を Automation で行える Audio Speaker System とは違い、紙のように薄い板を十何枚も接着剤で重ね付けする工程を手作業で行うなんて手法は Guitar や Violin といった楽器を製作する手法ですよね……人件費がどれほど製造 Cost を押し上げている事やら……(^_^;)。 Speaker 自作派ならば塩ビ Pipe の両端に蓋をして小口径 Unit を組み込む事を考えますが、販売されているものは上記の手法で製造されているようです。 別に円筒形 Enclosure だから低域や高域が良く出るというわけではありません……でも楽器のような作りの Enclosure ですから胴鳴りの響き感は楽器を模しているのでしょうね。……嘗て Austria の Piano Maker である Bösendorfer 社が作っていた Speaker System には Resonator (響板) が組み込まれていましたし…… https://avx.hu/forum/uploads/monthly_05_2016/post-34238-0-19723500-1462092969.gif 素敵な Audio Life を(^_^)/
- nijjin
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>私の考えたスピーカーセッテングは左右に置いたスピーカーを ハの字型に大きく内側に向ける置き方です。 内側に向けるのはごく一般的なセッティング方法です。 スピーカー・セッティング http://www.audio-masterfiles.com/masterfiles/file019/file19-1.html 波動スピーカーはリスニングポイントが無く部屋全体で音の広がりを楽しむものです。 定位(音像)は無視して下さい。
補足
大変興味深い書き込みをしていただき有難うございました。
- tetsumyi
- ベストアンサー率25% (1948/7539)
現物で聞いた訳ではありませんが、youtubeで録音を聞くと確かに、響きは豊で柔らかくピントの合わない音で隣の部屋でなっているように聞こえるように聞こえます。 通常のオーディオも多くの場合部屋の反響をかなり大きくして、心地よい響きで聞くことが言い音だと言うようですから、ジャズなどを酒でも飲みながら聞いたりバックグランドで馴らすにはこれで良いのかも知れません。 私のように楽器に焦点を合わせて聴いてバイオリンの弦の振動を肌で感じるような音、ピアノの低音の振動が床に伝わる音、強烈な高音域が耳に刺さるような生の音を聞きたい場合は全く使えません。 左右に置いたスピーカーをハの字型に大きく内側に向ける置き方の方が確かに耳は焦点を合わせることができるでしょうが重大な問題があります。 2つのスピーカーを内向きにすると左右逆の音が時間差を持って聞こえてきますし、スピーカーでできる焦点位置はクロストークで作られた2つのスピーカーの直線状に強制的に作れれたものであって音の濁りが激しくなります。 音と言う物はいつでも1つの音源から出るものであって、この位置の耳は焦点を合わせることで澄んだ楽器の音色を聞くことができます。 本来の音と比較することができないので気付いている人は殆んどいませんがこれはステレオスピーカーの本質的な欠陥です。 これを改善するには顔のすぐ前に座布団を縦にして置いて音のクロストークを無くすことでテストできます。 こうすることで本来の楽器の音色と、奥行きある響きを再現することができます。
補足
書き込み有難う御座います。 三角形の頂点で聞く音はモニター的、分析的な音に思います 左右のスピーカーの音を大きくまぜた方が臨場感があり聞き安く思います。
お礼
書き込み有難う御座います。 背中合わせにスピーカーを置いて鳴らした音はイメージ的 に波動スピーカーに近いようですね、 私は、左右のスピーカーをハの字形に内側に向けて置い た音が良いと思います、 JBLパラゴンのイメージでしょうか。