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AGAについて…
AGAについて… 現在42歳で2年程前からAGAで悩んでおり、プロペシアを服用しています。 ミノキシジル外用は効果ありますでしょうか? またどんな髪型にすれば目立たなくなるのでしょうか? ご意見宜しくお願いします。
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- Gakushaneko32
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私は医師でも薬剤師でもありません。それを踏まえてお読み下さい。 1%リアップとプロペシアの新聞やホームページなどで公表された、治験と発売後の発毛率データですが、 治験時発毛率 リアップ :52~54% プロペシア :54~56% 発売後の発毛率 リアップ :1~3% プロペシア :2~3% だそうです。この違い、あなたはどう考えますか? さて、ご質問にあった「ミノキシジル外用」とは、大正製薬のリアップの事であっていますか?あっているのでしたら、上記のデータを参考にして下さい。 ちなみに、私は、リアップもプロペシアも条件さえあえば効果があると考えています。ただし、何もせず、ただ単にフィナステリドやミノキシジルだけに頼っているのであれば、全くと言って良いほど効果は得られないでしょう。 話は簡単ですよね。自宅でも治験と同じ、または、それに近い環境を整えば良いのです。ただし、無理をすると逆効果ですので、無理だけはしない様にしましょう。 入院経験がありませんと、想像もつかないと思いますので、入院生活で発毛に繋がるポイントを書いておきます。 ほぼ毎日同じ時刻に起床し、ほほ同じ時刻に消灯。消灯後はする事がありませんので、ほとんどの人は、ほぼ同じ時刻に就寝していると思われます。 これをする1番の理由は、「生活リズムを整える」事だと思われます。少なくとも毎日続ける事で、起床時の寝不足感はなくなるはずです。疲労も回復しやすくなるはずです。髪の毛を作っている毛根(毛母細胞)の細胞分裂も活発になりやすくなるはずです。 ただし、休みだからと寝坊してしまいますと、リセットされてしまいますので、1週間以上続けなければならないはずです。 食事を食べ始める時刻もだいたい同じになる様に配膳されています。 これをする理由は、毎日、ほぼ同じ時刻に食べ始めますと、唾液や胃液などの消化酵素が比較的多めに分泌され、胃腸の動きも活発になる為、消化吸収が良くなるからです。 薬は、基本、病気や怪我を治す手助けしかしていません。治しているのは、自分の体です。病気は、病原体を排除し、病原体によって壊れた細胞を近くの細胞を活発に分裂させる事で回復させています。怪我は、怪我によって壊れた細胞を近くの細胞を活発に分裂させる事で回復しています。細胞分裂にはその細胞を作る為の材料が必要であり、その材料とは「体内に吸収されている栄養」なのです。その為、十分に消化し、しっかり吸収する必要があるのです。 同じ理由で「3日間でより完璧な栄養バランスとなる食事」が入院している者には配膳されています。 とは言え、これは素人の私達では難しいですから、どうしても食べられない物を除き、とりあえず、何でも食べる様にして下さい。「昨日は肉が多めだったから、今日は野菜中心の食事にしよう」とか「ここのところ野菜中心だったから、今日の夕食は『お肉祭り』だ!」とか「今週は海産物をまだ食べていないから、たまには良いかな?そうそう、魚だけでなく、海藻もついでに食べるか」などなど、こんな感じから始めると良いそうですよ。 ちなみに、私が知る栄養士さん曰く、「家族の好みを考えると『3日間でより完璧な栄養バランスとなる食事』って大変なのよ」だそうです。苦手意識が強すぎて嫌いな食品やアレルギーなどで食べられない食品などがありますから、プロでも難しいのでしょう。 これ以外で医師や栄養士から加えたいこととしては、「良く噛む事」だそうです。 体内に吸収された栄養は、生命維持に強く関わる場所から分配されていき、そうで無い場所には、残った栄養が分配される傾向にあるとの事。若い人に多い傾向らしいのですが、1口あたり3~4回程度しか噛んでいませんとが飲み込んだ食べ物の塊が大きめの為、消化に時間が掛かってしまい、その時の体調にもよるのでしょうが、胃炎などを患ってしまう事もあるそうです。で、そうなりますと、髪の毛よりも胃の方が大事ですから、髪の毛にまわってくる栄養が削られてしまうそうです。 昔でしたら「1口あたり50回以上噛みましょう」と言われていましたが、昨今の平均咀嚼回数を鑑みて、現在は「1口あたり30回以上噛みましょう」と言われています。ちなみに、1口あたり30回以上噛みますと、食事時間が30分前後掛かるようになりますので、そのあたりはご自分で工夫してみて下さい。 フィナステリド(プロペシアの有効成分)もミノキシジル(リアップやロゲインなどの有効成分)は、所詮「薬」です。そこには「髪の毛の材料」は、全く含まれていません。私が知る限り、1つの育毛剤を除き、髪の毛の材料を含む発毛剤や育毛剤はありません。その為、どんなに素晴らしい効果が得られると言われている育毛剤や発毛剤であっても、十分な量の「細胞分裂の為の材料(体内に吸収されている栄養)と細胞分裂を繋がすホルモン(成長ホルモンを含め4種類あるそうです)」が毛根に届けられる様に、生活や食事などを見直す事も大切になるでしょう。 そうそう、ミノキシジルは強く血管を拡張する為、確か3年間だったと思いますが、その濃度では効かなくなってしまいます。だから、今、5%ミノキシジルのリアップがあり、ロゲインに至っては15%ミノキシジルのものもあります。薬効が効かなくなるまでに体質改善が必要と言う事だと思われます。 最後に、発毛の為に「ミノキシジルタブレット」には、絶対に手を出さないで下さい。 ミノキシジルは、元々「高血圧症の治療薬」として開発されていました。「発毛」は副作用だったんですよ。 発毛するくらい強く血管拡張するのですから、血圧が正常の人が服用してしまいますと、血圧が下がり過ぎてしまい、大変危険です。また、薬効に対する抵抗力が生まれてしまう為、いざ、高血圧症になってしまった時、血圧降下剤があるか、心配になってしまいます。 ですから、ミノキシジルタブレットには手を出さない様にして下さい。 もう一つ、フィナステリドの作用は、テストステロンに働いて脱毛作用や前立腺肥大作用を持つジヒドロテストステロン(DHT)に変換する「5α還元酵素II型(「2型」と言う意味)」と言う酵素の動きを抑えて、ジヒドロテストステロンが出来にくくなる様にしています(ちなみに、これ、メーカーの説明です)。消毒薬もそうですが、ある一定以上(かつ、一定未満)の濃度では作用が生まれますので、血管拡張作用を持つものを使い、脱毛作用を持つジヒドロテストステロンの材料となるテストステロンが多く届けられる様になってしまうと、せっかく減らしたジヒドロテストステロンがふたたび増えてしまわないか、私は心配になります。 まぁ、これは素人考えなので、実際は的外れの心配なのかもしれませんけどね。 でも、とりあえず、ミノキシジル製剤を使用する前に、かかりつけ医と相談する事を、オススメしていきますね。 10年以上の時間がかかる事も珍しくないそうですが、それでもいつかは髪の毛は元に戻せるそうです。気長に構えて、ほんの少しづつ、元に戻していきましょう。