- 締切済み
ユニバーサルデザインがよくわからない
大雑把な定義で万人に使いやすいデザインのことだと思いますが、ユニバーサルデザインで紹介されている商品の中に、これは使いにくいやろと思うものが多くあります。ユニバーサルデザイン認定機関とか無いのでしょうか? シャンプーやボディーソープのボトル側面の突起は健常者にも弱視の人にも識別しやすいのでユニバーサルデザインだなとわかるんですが、特にスプーンなどの食器類で独特の持ち手のものを見ると健常者が使いにくいんじゃないかと感じてしまって本当にユニバーサルデザインか?と思ってしまいます。
- みんなの回答 (6)
- 専門家の回答
みんなの回答
- g27anato
- ベストアンサー率29% (1166/3945)
『「~しにくい」という狭小な』についての疑問。 「ユニバーサル」という単語で捉えるか、 「ユニバーサルデザイン」という表現で捉えるか、 …それぞれ「広義」に捉えるか「狭義」に捉えるかで、その解釈が分かれるかと思います。 提唱者が思い描いた意味と、 言葉としての語源的な意味と、 質問者さんが捉えている意味とで、 …それぞれに微妙な食い違いがあると感じてます。 提唱者は …「より多くの人が利用可能」とする、意味というより目的で表現したようです。 語源的には …「万人向きの形状」というような広い意味になります。 質問者さんの捉え方は 「誰もが快適な使い勝手」というような、ある意味広い対象でありながら限定的な目的なのではないでしょうか。 その辺りの微妙な解釈上の食い違いが、疑問の出発点なのだろうと感じてます。 …この回答は答を示すものではありませんが、 質問者さんなりに答を見つける為の、参考にはなるかと思います。
- g27anato
- ベストアンサー率29% (1166/3945)
No3、 そうですね。 言葉尻を捉えれば、そういう事になるかと思います。 「ユニバーサル」という用語を「どう捉えるか?」という面から回答したものなので、 質問者さんの解釈については捉え方次第だろうと思います。 自分なりの解釈や主張は自由ですが、 疑問の元となる「ユニバーサル」の意味については、「全てに対応」ではなく「個々の様々な事情について様々に対応」したという程度で捉えておいたほうが理解しやすいかと思います。 「ユニバーサル」に関連した認定機関については、まだ「ユニバーサル」という表現自体の歴史が浅く、詳しい知識を持ち合わせていません。 関連するものとしては、 「安全」「衛生」「製品規格」等に関する公的に定められた基準が有る筈なので、 その方面から調べてみるのが良いだろうと思います。 もしユニバーサルという「幅広い意味」が不適切と思えるなら、 何か別の適切な表現を自ら考えて、関係機関を調べ出して提言してみては如何でしょうか。 …「上肢」とか「下肢」とか特定の対象を基準にして 「◯◯者にとって~しにくい」と狭小な判断を下すなら、 それは「ユニバーサル」の捉え方としては、少し違うだろうと思います。
そもそもの意味するところは「障害者にとっての障壁を取り除くためのデザイン(バリアフリー)ではなく、みんな(より多くの人)にとって使いやすい」を目指して命名されたものでしたが、広義で「障害者フレンドリーである」を含んでいるため、結局「バリアフリー」っぽい方向にいってるものもありますね。 >健常者が使いにくいんじゃないかと感じてしまって本当にユニバーサルデザインか?と思ってしまいます。 そのつっこみはごもっともだと思います。「とりあえずユニバーサルデザイン言うとったらええやろ」っぽいもの結構ありますね。
お礼
ご回答ありがとうございます。 >「とりあえずユニバーサルデザイン言うとったらええやろ」っぽいもの結構ありますね。 きっと、バリアフリーと表現すると障害者向けって印象が強くなっちゃうから健常者の人にも買ってもらえるようにユニバーサルって言っちゃってる感を受けます。 あと、素人の自分が「これ使いにくそう」って感じる商品にユニバーサルデザインとして優れてるとしてグッドデザイン賞が与えられているのが不思議です。デザイン選考した人が意味わかってないとは思えませんし。
- g27anato
- ベストアンサー率29% (1166/3945)
「健常者だけが対象」ではないという意味での「ユニバーサル」です。 転じて、 「ユニバーサル」≒「不自由者でも使える」ものです。 普通の物は「健常者」が対象であり、 「健常者」の使い勝手で判断されてます。 「健常者が使いにくい」 …それは「健常者だけ」による判断基準であり、 「ユニバーサル」の判断基準とはなりえません。
お礼
ご回答ありがとうございます。 べつの方にもご返答したように、「障害がある人に使いやすい」=「バリアフリー」だと捉えています。だから批判もあるかもしれませんが、手が不自由な人用のスプーンは極論を言ってしまえば義足や車椅子のような障害がある人をサポートするための道具だと認識しております。それをユニバーサルと表現されていることに違和感を感じています。 「健常者だけが使いやすい」これはもちろんユニバーサルでは無いと思います。 ですが「健常者が使いにくい」というのもユニバーサルではないと思います。ユニバーサルの意味一般的な普遍的なに健常者を含めない理由が有りません。
- LiLiLaLa
- ベストアンサー率39% (53/135)
確かにユニバーサルデザインのスプーンとかは健常者には『やや』 使いにくいのかもしれません。 けど、逆に普通のスプーンを使用するのはほぼ不可能な障害者さん もいます。 現に健常者用に使いやすくしたら使用できない人が出てくる。。。 なので、万人に使いやすいデザインがほとんどだけど、中には 『障害者にとって使いやすく、健常者も使える。』 そういう『万人が使えるデザイン』としかならない商品もあるかと。 全ての人を満足させられるものなどこの世には存在しないので あくまでだれでも使えるデザインとして考えたほうがいいと思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。 完璧なユニバーサルデザインはたしかに難しいですね。ユニバーサルを目指して試行錯誤していくのは理解できます。 ですが、スプーンの話であれば、障害者の方々に使いやすいように特化したデザインであれば、それはバリアフリーデザインと言う呼び方でいいと思うんですが、変にユニバーサルと言われると違和感を感じます。 という個人的な思いです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 認定機関があるんですね。しっかりした認定機関でそこの認定を受けたものがユニバーサルデザインを名乗っても良いとかだったらわかりやすいんですけどね。
お礼
ご回答ありがとうございます。 はい、お答えいただいているどおり「ユニバーサル」という言葉をどのように捉えるかを考え、自分の考えと世間一般の考え方が違うなと感じ意味がわからなくなって質問させていただきました。 別に世間の認識を正したいなど高尚な意思は持ち合わせておりませんし、偉いデザイナー先生に噛みつこうとも思っていません。 幅広い別け隔てなくという意味で私もユニバーサルという言葉をとらえております。 ただ、別の回答者様にお答えしましたが、「個々の様々な事情について様々に対応」し解決することはバリアフリーデザインだと私個人は認識しています。バリアフリーを更に昇華させ個々の人ではなく万人に使いやすいものがユニバーサルデザインと呼ばれるものだと考えております。 記入いただいております『「◯◯者にとって~しにくい」と狭小な判断』がどういう意味で狭小な判断なのか理解できておりませんが、「(誰かが)~しにくいデザイン」であるなら確かにユニバーサルデザインではないと思います。