『日本国語大辞典』(『日国』)によると
*「負けず嫌い」は「負けないのが嫌い」ということで、
「負けるのが好きな人」
*「負け嫌い」は「負けを認めることが嫌いな人」
質問者さんは「負けず嫌い」を間違って質問していませんか
「負けず嫌い」と打ち消しの形なのだから「負けないのが嫌い」ということで、
「負けるのが好き」という意味になります。
ただ次のように分析した学者もいます
日本語学者の故大野晋氏は、「負けず嫌い」の「ず」は打ち消しの助動詞では
ではなく、意思を表す文語表現「むとす」が「むず」→「うず」→「んず」
と変化し、成立した「ず」であると解釈している(『大野晋の日本語談』)。
いずれにしても「負けず嫌い」は確かに不思議な言い方ではあるが、ふつうに
定着している言い方ではあるので、間違った言い方ということはできないかも
しれません。
質問の本題に戻ります
「負け嫌い」ということで言うと
〉勝てば勝つほど強い敵が出てきます。
当然です人間は常に上を目指すもので敵がいることで成長するものです、
特にスポーツの世界では当たり前のことでしょう。
〉負けると築き上げてきた物を全て失いやすいのでしょうか?
負けを体験していない人はショックで一時的にそうなるでしょう
ただ、他人に負けてはならないと「負けず魂」で奮い立つものです。
また1からやり直しということではないくこれまでの築き上げた実績は
活かされ、プラス要素が加わり強化されるのではないでしょうか。
「負け犬」にならず「負けず魂」で頑張ってください。