内閣府試算『消費増税の影響は0.1%』は嘘でしたね
内閣府は消費増税の実質GDPへの影響の試算を発表していました。
http://www5.cao.go.jp/keizai3/econome/h24chuuchouki.pdf
12頁をご覧下さい。実質GDPへの影響はほとんど無い。具体的には、年平均0.1%程度と発表しております。予算委員会等でもこの数字が問題になっていました。消費増税と言わずに一体改革あり(=消費増税あり)と一体改革なし(=消費増税なし)と表現し、たくみに消費増税という言葉を隠しておりました。
4-6月期の実質GDPは年率換算でマイナス6.8%ということで、この数字が全くデタラメであったことが証明されました。また2013年度の実質GDPが2.3%にあったのに対し、2014年度の実質GDPの内閣府予測は約半分の1.2%。もっともこの数字もどうせ嘘でしょう。民間42人のエコノミストの平均は0.67%です。内閣府の予測より消費増税の影響ははるかに深刻でした。
消費増税で景気は悪くならないと言って国民を騙し、消費増税を強行し、日本経済に大打撃を与えた内閣府の責任は重大だと思いませんか。景気が悪化すれば当然財政も悪化します。
増税は消費者に「大きな打撃」と浜田内閣官房参与は言っています。
http://jp.wsj.com/news/articles/SB10001424052702303959804580090132912841788
来年の消費税再増税は止めるべきだと思いませんか。