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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:計測器新品購入時 三点書類の必須?)

計測器新品購入時 三点書類の必須?

このQ&Aのポイント
  • 計測器を新品で購入する際には、試験成績証明書、校正証明書、校正系統図の取得が必要かを検討しています。
  • 電気管理技術者として動かれている方の意見や経験などを教えていただきたいです。
  • 具体的な計測器としては、低圧絶縁抵抗計、高圧絶縁抵抗計、接地抵抗計、漏れ、負荷電流測定用クランプなどがあります。

質問者が選んだベストアンサー

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  • kon555
  • ベストアンサー率51% (1848/3569)
回答No.3

 計測器や測定器には二種の考え方が存在します。それは「実用可否」と「保証」です。 「実用可否」とはそのものズバリ、実務上で使用可能かどうかです。貴方の業務内容において必要な精度や安定性があればよく、これについては貴方自身の経験と感覚、業務内容、顧客の要求に依存します。  例えば分かりやすく物の長さを測ると仮定します。「大体5mm」くらいの感覚でいいなら100円均一の物差し程度で十分でしょう。物によってはmm単位で信用できない代物だったりしますが、それでいいならOKです。  ただある程度の精度がいるならJIS等に則った製品が必要ですし、あるいはノギスやマイクロメータといった高精度測定器が必要になります。  しかしこれらはどの製品でも、業務内容において十分な精度があればそれでいい、というタイプの考え方になります。  それに対して「保証」という観点では、考え方が全く異なります。問題は『その測定値は正しいのか?』という点になり、ここを突き詰めていくと質問にあるような証明書類が必要になってきますし、定期的な外部校正が欠かせません。  この保証については一種独特で、トレーサビリティにも絡む考え方になりますが「正しいと証明されていない測定器の値は全て無意味」と考えます。無意味と言うか、ただ「それっぽいだけの数字」です。   正直この辺りについては、貴方がどんな顧客を相手にするかで大きく変わる部分です。保証について重要視しない顧客ばかりを相手にするならば、貴方がそうした部分にコストをかける意味は薄いです。  ひたすら「実用可否」のみを考慮して、中古でも何でもかき集めてやればコストは圧縮できます。  ただし品質保証という観点からすれば、そうした機器類を使用していて万が一トラブルが発生した場合、特に「顧客か貴方かどちらの責任か不明瞭」という類のトラブルが起きた時には非常に不利な事態になります。  貴方の使用している機器の正しさが保証されていない=貴方の仕事の正しさが保証されていない=「お前が失敗したんだろう」という難癖に対する抵抗力が激減する、という形です。  この辺りも織り込んで、また各性能の保証にかかるコスト(測定器の価格にモロに跳ね返ります)を考慮した上で判断する事をお勧めします。  ちなみにですが、基本的には測定器では「校正証明書」があればその他の保証はあまり必要ないですよ。特に校正系統図。  なぜならその構成業者がきちんと認定を受けている場合、校正事業者として登録されます。事業者はその認定を受けた範囲内で、審査機関等のロゴが入っている校正証明書を発行できますが、このロゴ自体がトレーサビリティを保証しますのでも認定事業者に依頼する限り校正系統図は完全に無意味です。

skill-mori
質問者

お礼

ご回答有難うございます。「実用可否」と「保証」の考え方、とても参考になりました。高圧絶縁抵抗計や耐圧、リレー試験器等、特に重要な測定に関しては保証を意識し定期的に校正を行い、低圧絶縁抵抗計、アーステスター等は実用可否を意識し、使っていて怪しかったり、ある程度年数が経ったころに校正に出すと言った考えでまとまりそうです。 校正系統図が特に不要な件、納得です。訳もわからず三点セットでなければいけないと思っていました。お陰様で無駄な出費をかけずにすみます。 とても丁寧に解説して頂き有難うございました。

その他の回答 (3)

  • yuki_n_y
  • ベストアンサー率58% (921/1571)
回答No.4

電気工事士から いつもお世話になります 先輩の独立した個人経営の方の下に付き 試験手順から、書類作成まで全てを教えて頂くほうが良いと思いまし 独立する前に相談され、器機は何が良いかとか聞いてみればと思います 質問者様も、電気主任技術者の資格をお持ちで数多くの経験をされていると思いますが 世間はまた、新しい場です 特に分からない所だけでも指導を頂いたらと思います また、現に個人で営業されている方は、一人親方が殆どで 時間のかかる点検時等は、資格者個人等が相互に助け合い点検を澄ましている事が多いです、そんなグループ・共同企業体等親しい仲間を作れば応援だけでも食べて行かれそう(一般人と休みが逆) 測定機器は最初購入時は、試験成績証明書が付いてくると思いますが 尚詳細に欲しいか、無い場合はメーカーに請求 其の証明書で10年位通すも大変 車のオイル交換では無いですが、自身で使用頻度とか少し可笑しいと思った時か1年ずつ校正すれば(校正証明書付き)、提出を求められても信用性は有ると思います 分かりやすい良い物が見つかりませんが、参考に 茨城西南地方広域市町村圏事務組合 自家用電気工作物保安規程 https://www.ibarakiseinan.or.jp/reiki_int/reiki_honbun/w289RG00000021.html (測定機具) 第20条

skill-mori
質問者

お礼

御回答有難うございます。経験も浅くこれからという状況なので勉強になりました。 お客さんから信頼を失わないためには校正証明証明書はあった方がいいと思いました。 特にエンジンオイルの例え参考になりました。 丁寧に回答して頂き有難うございました。

  • lumiheart
  • ベストアンサー率47% (1156/2447)
回答No.2

問い合わせるべき場所はココではなくて御社の品質保証課以外には存在しない ただ、三点セットは別料金でヘタすると測定器本体よりも高価だったりする なので、保全課予算が余ってるなら取り寄せても良いかも 保全課の測定器で品質保証課や検査課の測定器を校正するなら意味は有るけど そうでないならあまり意味は無いでしょう >・低圧絶縁抵抗計 >・高圧絶縁抵抗計 >・接地抵抗計 >・漏れ、負荷電流測定用クランプ そもそも御社が出荷する製品をこれらの計測器で検査するんですか? それよりも耐圧試験機がリストに無いけど?  要らないと品証課から謂われたの?

skill-mori
質問者

お礼

ご回答有難うございます。 三点セットはそんなに高価なんですね。何がなんでも揃えればいいわけではなさそうですね。必要に応じて校正に出すようにしてみようかと思います。 ご回答頂き有難うございました。

skill-mori
質問者

補足

早速の回答有難うございます。これから個人事業として活動するので規定も何もない状況です。 年一回の法定点検の報告書で測定器の次回更生年月を記載する必要性があるのではと思ってます。 リレー 、耐圧試験器は校正証明書のみ、よく客先から求められると聞いたことがあるので、もし私が購入する時は取り寄せるつもりです。

  • ohkawa3
  • ベストアンサー率59% (1535/2585)
回答No.1

御社のマネジメントシステム(例えばJIS Q 9001に基づく社内規定)が要求するものであれば、取り寄せることが適切と思います。御社の製品の品質保証において、三点書類が必要なく、入手に余分の費用を支払うのであれば、取り寄せる必要はないと思います。 悩みどころは、御社の製品の品質保証における社内規定が十分か否かです。品質問題に対してマネジメントレビューを実施することで、社内規定に迅速にフィードバックする体制が構築されているのであれば、喫緊に問題の生じていない懸念事項に余分の投資をすることは見送ってもよさそうに思います。 これに反して、現状の管理体制において、計測器の精度、校正方法、トレーサビリティー等に関して、取引先から疑念を提示されているような状況であれば、躊躇なく情報を取り寄せることが適切と思います。

skill-mori
質問者

お礼

ご回答有難うございます。三点セットは高額のようですね。私は個人事業なのでご意見から今のところ全て揃える必要性がないように感じました。最も重要な機器に関してはいざ、お客様から求められた際、出せるように用意をしておければと思いました。 ご回答有難うございました。

skill-mori
質問者

補足

早速の回答有難うございます。これから個人事業として活動するので規定も何もない状況です。 年一回の法定点検の報告書で測定器の次回更生年月が必要となるくらいかと思ってます。考えが浅いでしょうか。

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