先に申し上げときますが、私はホンダ党です。
私はかれこれ13年前になりますか、ビートの発売が誌上等で囁かれだしたとき、何の迷いもなくホンダプリモへ駆け込み、発売日・価格・スペックも未定のまま予約してしまいました。実際に発売されたのは実に半年以上先の話でしたが。
その熱意に負けてか、販売店は展示用に納車されたものを先に私に売ってくれたほどです。発売当日には乗り回し、周囲の熱い視線を受けて恥ずかしい思いをしたものです。(^^ゞ
ビートが安い?というのはどうでしょう?
確かに中古市場で30万円台のものもたまに見かけますが、コレはよほど程度が低いと思ったほうがよいでしょう。それなりの程度のものをお探しなら60~80万円くらいのラインが妥当かと思います。
よほど程度のよいものは120万円以上するものも珍しくありません。(確か新車の本体価格が138万円だったような・・・^_^;)
ビートの良い所を簡単にいくつかあげると、
・小気味よい手首だけで決まるシフトフィールの楽しさ
・エンジンレスポンスのよさ(高回転域がたまらない)
・他には見ないパッケージング&デザイン
他にもあげればきりがないのですが、一生乗り続けられる(愛着のもてる)クルマといって過言ではないでしょう。
念のため、悪い点も申し上げときます。
・ノーマルの足ではオーバースピードで即アンダー
・経年劣化による雨漏り
・補機類の脆弱性
などなどがありますが、そんなのを差し引いてでも楽しいクルマには変わりありません。
ちなみに、雨漏りは幌やパッキン類が手に入るうちであれば、個人でも比較的簡単に取り替えられるものなので、あまり気にしないでもいいと思います。
また補機類も他の軽と共通もしくは流用で使用できるので、入手困難ではないでしょう。
ただ、これはビート&カプチーノに共通して言えることですが、それぞれが生産中止になってから10年近く経つクルマです。そのことを念頭に探されたほうがよいでしょう。