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学校から小説を書けという宿題が出ています。
学校から小説を書けという宿題が出ています。 中1です。 単なる宿題ですが、真剣にやって、良いものを提出したいです。 でも小説は書いたことないので、アドバイスがほしいと思い質問しました。 ここから物語が進むのはおかしいですか? 「私は6歳で殺された大叔母の尊厳を取り戻したいのです。」 女性の真剣な眼差しが老人に向けられる。女性の目からは、強い意思が感じられた。 「祖父に妹がいたなんて知らなかった。父も知らなかったと言います。祖父も祖母も、親戚の誰もが私に教えなかった。祖父が子供の頃の写真に写っていた女の子。その写真をたまたま見つけて、私は33歳になって初めて大叔母の存在を知ったのです。まだ生きていた祖父の弟、大叔父に聞き、大叔母は独裁国家時代に政府に殺されたと知りました。でもそれ以外、大叔父は教えてくれず、去年の冬に亡くなりました。 この時代、たくさんの国民が殺されたといいますが、なぜ、どうして、殺されたのか、この時代に生き抜いた人々は次の世代に説明していない。まるで何もわからない暗黒時代であるかのように隠している。」 女性の糾弾するような口調に老人は顔を歪める。彼女は、少し息を吐き、先ほどよりも激情を抑えた口調で話を続けた。 「大叔父の友人で、あの時代の数少ない生き証人であるあなたに教えてほしい。あの時代何があったのか、なぜ、たくさんの国民が殺されたのか。そしてなぜ、あなた方は殺された人々を黙殺しているのか。 知りたいのです。 大叔母のような小さい女の子がなぜ殺されなければならなかったのか。」 女性は変わらず老人に強い眼差しを向けていた。 沈黙が続く。 老人は、忘れ去りたい記憶が徐々に蘇り、恐怖で心が竦んでいた。 女性は、隠していると言った。それは事実である。けれど、隠したくて隠しているわけではない。ただ、伝えられないのだ。人に気軽にあの時代の出来事を言えるほど、傷は癒えてはくれなかった。皆、楽な方へと流されていった。そして次の世代に伝えられるという使命を怠った。 老人はこの大叔母の尊厳を取り戻したいという健気な女性に、心を揺さぶれた。今さらではあるが、使命感にかられた。 自分の記憶と向き合うのは辛い。だが、彼女に言わなければならない。、老人はそっと重い口を開き、過去を語り始めた。
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- dieticxeee
- ベストアンサー率60% (109/179)
お世話様です。 小説家を目指しているのでしょうか!? 素直にアドバイス願えばいいのに!? 間違っていたらごめんなさいね。 そんなに連続して作文の宿題が出るとは思わないのですが!、 (夏冬休み宿題でも複数の作文提出は??しかも小説なんて、、、、) まぁそんな事はどうでもいいか、、、、 さて本題 質問者様への回答 《ここから物語が進むのはおかしいですか?》 基本どんなところから物語が進もうが作者の好き勝手です。 それに見合う見せ方(展開)をすればいいのですから。 読者の興味を引き、読み込ませれば作者の勝ちです。 それが設定なのか、文章の流れなのか、主人公の魅力なのか、 どんなモノでも好いのです。 全体で基本の王道、起承転結等は抑えておいたほうが善いでしょう。 そのジャンルに見合った構成 純文学的とか、SFとか、コメディーとかそれなりのテクニック は必要でしょうが! この文章に関して この先の展開が計りかねるので??ですが、、、、 (ここで書かれている全てからの印象。) 【「私は6歳で殺された大叔母の尊厳を取り戻したいのです。」~】 と語っているのは、、、、、 令和2年1月? 平成元年?? 昭和?? 時代背景不明。 一読して各読者は十人十色、勝手に想像します。 さらに疑問のまま読み進むと 【独裁国家時代に政府に殺されたと知りました。~】 国籍不明 1900年代のドイツ、ルーマニア、、、、、、 架空世界2100年未来の日本? 何時の時代で何処の国の出来事なのか不明 文中の女性は誰 【女性】と使っているとまったくの第三者的人物の視点が創造されますが、、、 一度だけ【彼女】記されている。と微妙に親近感が変化する。 女性と老人を見ているのは誰?2人との関係性は!?ナレーターでしょうか?? この女性がメインで話が進むなら [33歳の私]目線での展開がベターかと思われます。 なのでこの文から私は[33歳の私]に感情移入できないなぁ。 さらに 【老人は、忘れ去りたい記憶が徐々に蘇り、恐怖で心が竦んでいた。】 【自分の記憶と向き合うのは辛い。だが、彼女に言わなければならない。、老人はそっと重い口を開き、過去を語り始めた。】 もうこの時点でナレーターらしき人は全てを知っているのでしょうね! と、私は思いこの人何者????と女性より老人より気になります。 まぁそんな感じでしょうか! お役に立てれば幸いです。 それでは失礼いたします。
- Nakay702
- ベストアンサー率79% (10005/12514)
凄い! 中1ですよね。素晴らしいと思います。私は中1の頃とてもこのような文章は書けなかったと思います…。そんな者のたわごとですから、あまりお役に立てないかも知れませんが、以下のとおり感想を箇条書きで申しあげます。 (1)戦争(の無差別殺人)の不条理を糾弾したいのでしょうね。いいモチーフだと思います。 (2)形式の問題ですが、段落ごとにインデントをつけて、文章そのものはあまりブツ切りにしないほうがいいでしょう。 (3)地の文とセリフの部分の「口調」を変えましょう。読む者にとって、区別がつきやすいようにするためです。 (4)ご参考までに、次のような添削をしてみました。一部、地の文とセリフの部分を入れ替えさせていただきました。(お気に召さない場合はどうぞ無視なさってください。) (添削分) 「私は、6歳で殺された大叔母の尊厳を取り戻したいのです。」 こう語りかけながら、女性の真剣な眼差しが老人に向けられる。女性の目からは、強い意思が感じられた。 「祖父に妹がいたなんて知りませんでした。父も知らなかったと言います。祖父母からも、親戚の誰からも、聞いたことはありませんでした。」 子供の頃の祖父と一緒に写真に写っていた女の子。たまたまその写真を見つけた私は、33歳になって初めて大叔母の存在を知ったのである。まだ生きていた祖父の弟、大叔父に尋ねてみたところによると、大叔母は独裁国家時代に政府に殺されたのだという。ただそれ以外、大叔父は何も教えてくれず、去年の冬に亡くなってしまった。 「この時代、たくさんの国民が殺されたといいますが、なぜ、どうして殺されたのか、この時代を生きた方々は私たちにあまり語ってくださいません。まるで、何もわからない暗黒時代であったかのように、隠していると思えてなりません。」 女性の糾弾するような口調に老人は顔を歪める。彼女は、少し息を吐き、先ほどよりも激情を抑えた口調で話を続けた。 「大叔父のお友だちで、あの時代の数少ない生き証人でいらっしゃるあるあなたに教えていただきたいのです。あの時代に何があったのか、なぜ、たくさんの国民が殺されたのか。そしてなぜ、それを目撃した方々が殺された人々のことについて口をつぐむのか、知りたいのです。大叔母のような、小さい女の子までが、なぜ殺されなければならなかったのでしょうか。」 女性は変わらず老人に強い眼差しを向けていた。沈黙が続く。老人は、忘れ去りたい記憶が徐々に蘇り、恐怖で心がすくんでいた。女性は、「隠している」と思った。それは事実である。けれども、老人としても隠したくて隠しているわけではない。ただ、伝えられないのだ。気軽にあの時代の出来事を人に言えるほど、傷は癒えていない。 しかし老人は、この大叔母の尊厳を取り戻したいという健気な女性に心を揺さぶられた。今さらではあるが、使命感に駆られた。過去の記憶と向き合うのは辛い。だが、これは彼女に伝えなければならない…。老人はようやく重い口を開き、ぽつりぽつりと過去を語り始めた。
- tzd78886
- ベストアンサー率15% (2590/17104)
小説の評価というのは内容ではありません。様々なジャンルがあり、人それぞれ好みがあるものを教師の嗜好に合っているかどうかで判断されたらたまったものではありませんから。読みやすいかどうか、言葉を間違った意味で使っていないかどうか、文法的に間違っていないかどうか、内容に矛盾が生じていないかどうか、登場人物がどういう人で、関係はどうなっているかが容易にわかるかどうかなどが重要なことです。短編であればこれらを短い文章の中ですべて書かないといけないので、かえって難しいとも言えます。
お礼
ありがとうございます!なんて素晴らしいアドバイス。 参考にさせていただきます!!